セルフケア解説

深い呼吸が自律神経を整える理由|リラックスモードへ導く呼吸と腸・こころのつながり/石狩市

mumiota

深い呼吸は、こころとからだを「安心モード」へ戻してくれる

「最近、深呼吸をしたのはいつですか?」

忙しい毎日の中では、気づかないうちに呼吸が浅くなっていることがあります。

家事や育児、仕事に追われ、「やらなきゃ」が続いているとき。

実は、わたしたちのからだは自然と緊張し、呼吸も浅く速くなりやすいのです。

でも、そんなときこそたいせつなのが、ゆっくりと深く呼吸すること

呼吸は、こころとからだを「安心していいよ」と導いてくれる、たいせつなスイッチなのです。

呼吸と自律神経は、深くつながっています

わたしたちのからだには、「自律神経」という仕組みがあります。

活動するときに働く交感神経と、やすんだり回復したりするときに働く副交感神経

この2つがバランスを取りながら、毎日の体調を整えています。

ところが、忙しさやストレスが続くと、交感神経が優位な状態が続きやすくなります。

すると、

  • 呼吸が浅くなる
  • 肩や首がこわばる
  • 胃腸の動きがゆっくりになる
  • 寝つきが悪くなる
  • いらいらしやすくなる

そんな変化が起こることがあります。

一方で、ゆっくりと深い呼吸をすると、副交感神経が働きやすくなり、心拍数や筋肉の緊張がやわらぎ、からだはすこしずつ「安心モード」へと切り替わっていきます。

研究でも、ゆっくりとした腹式呼吸や深い呼吸は、副交感神経活動を高め、自律神経のバランスを整えることにつながると報告されています。

呼吸が変わると、腸も変わり始める

実は、呼吸と腸も深くつながっています。

副交感神経は、胃や腸の働きを助ける神経でもあります。

緊張しているときは、
「食欲がない」
「お腹が張る」
「便秘や下痢を繰り返す」

そんな経験をしたことはありませんか?

反対に、安心してリラックスできると、胃腸は本来の働きを取り戻しやすくなります。

だからわたしは施術の中でも、「深く呼吸できるからだ」を、とてもたいせつにしています。

お腹がやわらぐと、自然と呼吸も深くなる。

呼吸が深くなると、また腸も動きやすくなる。

そんなやさしい循環が生まれていくのです。

東洋医学でも、呼吸は「巡り」をつくる

東洋医学では、「氣(き)」という生命エネルギーが全身を巡っていると考えられています。

呼吸は、その「氣」を巡らせるたいせつな働きをしています。

深く息を吸うこと。

そして、ゆっくり吐くこと。

その繰り返しが、こころにも、からだにも余白をつくり、本来の自分へ戻る力を育ててくれます。

呼吸は、特別なことをしなくても、今日から始められる養生のひとつです。

Tsumuguがたいせつにしていること

Tsumuguでは、痛みや不調だけを見るのではなく、

「この方は、最近ゆっくり呼吸ができているかな。」

そんなことも感じながら施術をしています。

やさしく触れられることで、緊張していたからだがゆるみ、呼吸が深くなり、副交感神経が働き始める。

すると、胃腸が動きやすくなったり、肩の力が抜けたり、
「なんだか気持ちまで軽くなる」と体感できることもある。

それは決して魔法ではなく、もともとあなたのからだに備わっている「整う力」が働き始めたサインなのだと想っています。

がんばる毎日だからこそ、深呼吸を

「もっとがんばらなきゃ。」

そんな日ほど、自分の呼吸を感じてみてください。

ゆっくり息を吸って。

もっとゆっくり吐く。

その数十秒が、
忙しい毎日の中で、
あなた自身をたいせつにする時間になります。

Tsumuguは、がんばり続けてきた女性が、安心して力を抜き、深く呼吸ができる場所でありたいと想っています。

こころとからだがゆるみ、本来のあなたらしい毎日へ。

その一歩を、これからも一緒に紡いでいけたら嬉しいです。🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
mumi
理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
記事URLをコピーしました