女性のこころの余裕が家族にもたらすもの|がんばりすぎず「やらない」を選ぶ暮らし方/石狩市

がんばりすぎず「やらない」を選ぶ暮らし方
家庭の中で過ごしていると、
「お母さんの機嫌が、なんとなく家族全体に伝わっているな」
と感じることはありませんか?
自分がいらいらしていると、こどもたちがけんかを始めたり、パートナーもなんとなくぴりぴりしていたり。
反対に、自分のこころに余裕があって、笑顔で過ごせているときは、こどもたちも自然と笑顔になったり、いつもより優しくなったり。
もちろん、家族の出来事すべてが一人の感情によって決まるわけではありません。
でも、家庭の中で一緒に過ごす時間が長いからこそ、お互いの表情や声のトーン、空気感に影響を受けることはあるのだと思います。
だからこそ、女性自身のこころの余裕や、からだのゆとりもたいせつなんですよね。
女性の感情は、家庭の空気にも影響することがある
家庭の中で、女性が担っていることはたくさんあります。
仕事をして。
家事をして。
こどものことを考えて。
家族の予定を把握して。
足りないものを買って。
食事を準備して。
誰かの体調が悪ければ気にかける。
そんな毎日の中で、自分のことは後回しになってしまうことがあります。
そして、疲れがたまってくると、
「どうしてこんなにいらいらするんだろう」
「こどもに優しくしたいのに、できない」
「もっと穏やかなお母さんでいたいのに」
と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でもね。
もしかすると、優しくできない自分が悪いのではなく、優しくするための余裕が、もう残っていないだけなのかもしれません。
こころの余裕は、がんばって作るものではないのかもしれない
「もっとこころに余裕を持たなくちゃ」
そう思うと、またがんばってしまいますよね。
余裕を持つために、ヨガをしなくちゃ。
運動しなくちゃ。
栄養のあるものを食べなくちゃ。
早く寝なくちゃ。
自分の時間を作らなくちゃ。
そうやって、「こころの余裕を作ること」までやることになってしまう。
でも、ほんとうは。
こころの余裕は、何かを追加することだけで生まれるものではないのかもしれません。
「何をするか」より「何をしないか」
夜にしっかり眠る。
バランスよく食べる。
適度にからだを動かす。
どれも、からだやこころを整えるためにはたいせつなことです。
でも、忙しい毎日の中では、その「当たり前」ができないこともありますよね。
そんなときに、わたしがたいせつだと思うのが、
「何をするか」ではなく、「何をしないか」を考えること。
なんです。
今日の夕食は、簡単なものでいい。
洗濯は明日にする。
部屋がすこしくらい散らかっていても、そのままにする。
予定をひとつ減らす。
誰かにお願いできることはお願いする。
今すぐやらなくても困らないことは、今日はやらない。
そんな選択です。
わたしたちが動ける時間と体力には限りがある
一日の中で使える時間には限りがあります。
そして、わたしたちの体力や気力にも限りがあります。
それなのに、
「できることは全部やろう」
としてしまうと、どこかで無理が出てきます。
だから、
「今日のわたしができることは、ここまで」
と決めてあげることもたいせつなんだと思います。
全部やらなくていい。
全部完璧にしなくていい。
今日の自分に残っている力を見ながら、
「これは今やる」
「これは明日でいい」
「これは、やらなくてもいい」
と選んでいく。
その選択が、こころとからだのゆとりにつながっていくことがあります。
家族のためにも、自分のためにも「やすむ」という選択を
家族をたいせつにしたい。
こどもたちに優しくしたい。
パートナーとも穏やかに過ごしたい。
そう思うからこそ、がんばってしまうのだと思います。
でも、がんばり続けて余裕がなくなってしまったら、自分自身が苦しくなってしまいます。
だから、
「家族のためにやすむ」
という考え方があってもいいのかもしれません。
すこしやすんで、自分のこころに余裕が戻る。
からだの緊張がすこしゆるむ。
すると、目の前のことをすこし違った角度から見られるようになる。
そんなこともあると思います。
「わたしが全部なんとかしなくちゃ」をすこし手放してみる
女性は、家族のちいさな変化にも気づきやすいもの。
こどもの様子。
パートナーの機嫌。
家の中のこと。
先回りして考えているうちに、
「わたしがなんとかしなくちゃ」
という気持ちが強くなってしまうことがあります。
でも、家族はひとりで作るものではありません。
それぞれに、それぞれの感情や役割があります。
だから、
「これはわたしがやること」
「これは相手に任せてもいいこと」
と分けてみる。
全部を自分の責任にしない。
それだけでも、すこし肩の力が抜けることがあります。
自分が心地よくいられることも、家族をたいせつにすること
「自分のことを優先したら、家族に申し訳ない」
そう感じることがあるかもしれません。
でも、自分をたいせつにすることは、家族をたいせつにしないことではありません。
むしろ、自分が疲れ切っていることに気づく。
やすむ。
食べる。
眠る。
からだを動かす。
ひとりの時間を持つ。
やらないことを決める。
そんなちいさな選択を重ねることで、自分の中にすこしずつ余裕が戻ってくる。
その余裕が、家族との関わりにもつながっていくことがあります。
今日ひとつだけ、「やらない」を選んでみる
こころの余裕がないと感じたとき、
「何をしたら元気になれるだろう?」
と考えるのもいいけれど、
「今日は何をしなくてもいいかな?」
と考えてみてください。
洗い物を明日にする。
予定をひとつ減らす。
こどもに「今日は一緒にゆっくりしよう」と伝える。
仕事が終わったら、何もしない時間をつくる。
スマートフォンを置いて、温かい飲み物を飲む。
そんなちいさなことでいいんです。
余裕というのは、何かをたくさん足して作るものではなく、
必要のないものをすこし手放すことで生まれることもある。
わたしは、そんなふうに感じています。
がんばっているあなたへ
家族のためにがんばっていると、
「もっとがんばらなくちゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、あなたの体力にも気力にも、ちゃんと限りがあります。
だからこそ、何を優先するのか。
何をしないのか。
どこでやすむのか。
誰に頼るのか。
そんな選択をしていい。
いつも笑顔でいなくても大丈夫。
いらいらしてしまう日があっても大丈夫。
余裕がなくなる日があっても大丈夫です。
たいせつなのは、
「こんな自分じゃダメ」
と責めることではなく、
「わたし、今ちょっとがんばりすぎているのかもしれない」
と気づいてあげること。
そして、
「今日は、ひとつやらなくてもいいことを選ぼう」
と、自分に許してあげること。
家族のことをたいせつに想うあなた自身も、家族の一員です。
だから、家族のために使う時間だけではなく、自分のこころとからだをやすませる時間も、どうかたいせつにしてあげてくださいね。
今日のあなたに、すこしでもこころの余裕とからだのゆとりが生まれますように。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

