【産後のお腹周りが戻らない理由】体重は減っても内臓脂肪は増える?40代からの体型変化と代謝低下の関係/石狩市

なぜ産後はお腹まわりに脂肪がつきやすいの?
妊娠中、女性のからだはあかちゃんを育てるために大きく変化します。
増えた体重は、
- ✔あかちゃん
✔胎盤
✔羊水
✔子宮
✔乳房
✔血液や体液
✔脂肪
などで構成されています。
出産すると、あかちゃんや胎盤は外へ出ます。
また、妊娠中に増えていた血液や体液も徐々に減っていきます。
この研究でも、
産後6週間で減少した体重の多くは、
- ・血液
・リンパ液
・細胞内外の水分
・除脂肪量(筋肉や組織)
だったことがわかりました。
つまり、体重は減っているけれど、脂肪が減ったわけではなかった、ということなんだよね。
実は増えていた「内臓脂肪」
この研究で最も大きく変化したのは、
なんと、内臓脂肪が約45%増加していたこと。
さらに、体脂肪量も増えていました。
つまり、産後は体重が減っているように見えても、からだの中では脂肪がお腹まわりへ集まりやすい状態になっている可能性があります。
「体重は戻ったのにお腹だけ戻らない」
そんな経験はありませんか?
産後のお母さんから、よく聞く言葉があります。
✔ 体重は戻ったのにお腹がぽっこり
✔ ズボンが入らない
✔ 下腹だけ残る
✔ 妊娠前の体型に戻らない
それは単純に「太ったから」ではないのかもしれません。
妊娠・出産によって、
- ✔骨盤周囲の筋力低下
- ✔姿勢の変化
- ✔腹筋の機能低下
- ✔呼吸の浅さ
- ✔運動不足
- ✔睡眠不足
- ✔慢性的なストレス
などが重なることで、脂肪が蓄積しやすい環境になっている可能性があります。
東洋医学や整体の視点から見る産後のお腹まわり
東洋医学では、産後は「気血を大きく消耗した状態」と考えます。
出産は想像以上に大きなエネルギーを使う出来事。
その後十分に休めないまま、育児や家事が始まる女性も少なくありません。
すると、
- 巡りが滞る
- 呼吸が浅くなる
- 代謝が落ちる
- 冷えやすくなる
といった状態が起こりやすくなります。
その結果、お腹まわりに脂肪がつきやすくなったり、疲れやすさや不調として現れることもあります。
産後に本当に必要なのは「痩せること」だけではない
この研究から見えてくるのは、産後に必要なのは、ただ体重を減らすことではなく、
からだの機能を回復させること
だということ。
- 深く呼吸する
- 骨盤や体幹を整える
- しっかり眠る
- 巡りを整える
- がんばり続けたからだをやすませる
そんなケアが、結果的に代謝を整え、お腹まわりの脂肪がつきにくいからだづくりにも繋がっていきます。
さいごに
「体重は戻ったのに、お腹だけ戻らない」
そんな悩みは、意志が弱いからでも、努力不足だからでもありません。
研究でも、産後は体重が減少していても、内臓脂肪が増加しやすいことが示されています。
だからこそ、産後の女性に必要なのは、無理なダイエットではなく、まずはこころとからだを整えること。
妊娠・出産でがんばってきたからだを労わりながら、すこしずつ本来の巡りや回復力を取り戻していくことがたいせつなのかもしれませんね🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

