こどもの特性を受け入れられないのはなぜ?母親自身の特性と向き合うことが親子の自己肯定感を育てる/石狩市

こどもの特性を認められないのは、お母さん自身ががんばってきた証かもしれません
「どうして、また同じことをするの?」
「もっとちゃんとできないの?」
そんな言葉を口にしたあとで、
「ほんとうはそんなこと言いたくなかった。」
そう思ったことはありませんか。
こどものことはたいせつで、誰よりも幸せになってほしい。
だからこそ、できないことが気になってしまう。
でも、その気持ちの奥には、実はお母さん自身の経験が隠れていることがあります。
「自分のように苦労してほしくない」
わたしは、たくさんのお母さんと関わる中で感じることがあります。
こどもの特性に悩むお母さんほど、実は、自分自身もちいさい頃から生きづらさを感じてきた方が多いということです。
「落ち着きがないね。」
「もっとちゃんとしなさい。」
「どうしてみんなと同じようにできないの?」
そんな言葉をかけられながら育ってきた。
ほんとうは一生懸命だったのに、理解してもらえなかった。
だからこそ、
「この子には同じ思いをさせたくない。」
そう願うようになります。
心配しているつもりが、否定になってしまうこともある
親の言葉は、愛情から出ていることがほとんどです。
でも、
「できるようになってほしい。」
「困らないようになってほしい。」
という思いが強くなるほど、こどもの”できないこと”ばかりが目に入るようになります。
すると、
「なんでできないの?」
という言葉になってしまう。
それは、こどもを否定したいわけではありません。
昔、自分が否定されて苦しかった経験があるからこそ、無意識に「できるようになってほしい」と願ってしまうのです。
あの頃の自分を、今の自分が認めてあげる
でもわたしは思います。
今のあなたがあるのは、悩んだから。
苦しかったから。
考え続けたから。
その経験があったからこそ、人の痛みに気づけるようになり、優しくなれた部分もあるのではないでしょうか。
あの頃の自分は、決して無駄ではありません。
まずは、
「よくがんばってきたね。」
と、自分自身に声をかけてあげてほしいのです。
こどもには「できないこと」より「できること」を届けたい
こどもは、できないことを指摘され続けるより、得意なことを見つけてもらえた方が、何倍も伸びていきます。
「これ好きなんだね。」
「ここが得意なんだね。」
「あなたらしいね。」
そんな言葉が、こどもの自己肯定感を育てていきます。
そして不思議なことに、得意なことに自信がついてくると、苦手なことにも挑戦できるようになる子がたくさんいます。
お母さん自身を知ることが、こどもを理解する第一歩
わたしは施術をしていると、からだの使い方や緊張の入り方、呼吸や反応から、その方がどんなふうにがんばってきたのかを感じることがあります。
そして、お母さん自身が
「わたしってこういうタイプなんだ。」
と知ることで、
「だから、この子もこういうところがあるのか。」
と、こどもを責める気持ちがすこしずつ減っていく姿をたくさん見てきました。
自分を理解できるようになると、こどもの個性も、
「この子らしさ」
として見られるようになることがあります。
Tsumuguがたいせつにしたいこと
わたしは、こどもだけを変えようとは思っていません。
お母さんだけを整えようとも思っていません。
親子は、毎日の関わりの中で育ち合う存在。
だからこそ、まずはお母さん自身が、
「わたしはわたしでよかった。」
そう思えること。
その安心が、こどもにも自然と伝わっていくのだと思います。
否定されて失ってしまった自信は、こどもに受け継がなくても大丈夫。
今日からは、
「できないこと」ではなく、
「この子らしいね。」
そんな言葉を、一つ増やしてみませんか。
そのちいさな積み重ねが、親子の未来を、すこしずつあたたかく育てていくとわたしは信じています🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

