mumiのつぶやき

【こどもの発達が気になるお母さんへ】比べなくて大丈夫。その子のペースを信じられるようになるために/石狩市

mumiota

その子のペースを信じられるようになるために

「どうして、まだできないんだろう。」

長男を育てていた頃のわたしは、そんなことばかり考えていました。

寝返りが遅い。

離乳食もなかなか進まない。

夜になると何度も起きて、抱っこで寝ても布団におろすと目を覚ます。

ちいさな物音にも敏感で、わたしは毎日寝不足でした。

こころにも、からだにも余裕なんてありませんでした。

理学療法士だからこそ、不安が大きくなってしまった

わたしは理学療法士として、こどもの発達について学んできました。

だからこそ、教科書に書かれている発達の目安を知っていました。

「この頃には寝返り。」

「この頃には離乳食。」

そんな知識があるからこそ、

「どうしてできないんだろう。」

「何か問題があるのかな。」

と、不安ばかりが膨らんでいったのです。

知識は安心につながることもあります。

でも、自分のこどものことになると、その知識がかえって自分を苦しめることもあるのだと、その頃のわたしは知りました。

周りの子と比べるたびに、自分を責めていた

児童館や支援センターへ行けば、

「あの子はもう歩いている。」

「もうこんなことができるんだ。」

そんな場面にたくさん出会いました。

そのたびに、

「うちの子はまだ…。」

と比べてしまう。

そして、比べてしまう自分のことも嫌になっていました。

ほんとうは誰よりもわが子が愛おしいのに。

心配だからこそ比べてしまう。

そんなお母さんは、きっとすくなくないと思います。

はじめての育児は、想像以上に孤独だった

育児休暇中は、昼間ずっとこどもと二人。

話し相手もいなくて、終わりの見えない授乳や抱っこ、おむつ替えの繰り返し。

夜は何度も起きて、朝になっても疲れは取れない。

まるで世の中に自分だけ取り残されたような気持ちになることもありました。

発達がゆっくりだった長男を連れて外へ出ることも、すこし怖かった。

また誰かと比べてしまうかもしれない。

そんな気持ちから、人に会うことさえ避けていた時期もあります。

今振り返ると、わたしが抱えていたのは、こどもの発達への不安だけではありませんでした。

「ちゃんと育てなきゃ。」

「いいお母さんでいなきゃ。」

そんな自分自身へのプレッシャーも、おおきかったのだと思います。

4人のこどもを育てて気づいたこと

4人のこどもを育ててきた今、こころから思うことがあります。

発達には、その子だけのペースがあるということです。

早くできることが素晴らしいわけでも、ゆっくりだから劣っているわけでもありません。

その子のからだも、こころも、一人ひとり違います。

だからこそ、育つスピードも違って当たり前。

「その子らしい育ち方」があるのだと、今は思えるようになりました。

お母さんが安心すると、こどもも安心できる

もうひとつ、わたしがたいせつに感じていることがあります。

それは、お母さんのこころにも安心できる場所が必要だということです。

肩の力を抜いて、

深呼吸をして、

「大丈夫。」

そう思える時間がすこしずつ増えていくと、不思議なくらい、こどもを見る目も変わってきます。

「まだできない。」

ではなく、

「この子は、この子のペースで育っている。」

そんなふうに受け止められるようになるのです。

お母さんの安心は、言葉にしなくてもこどもに伝わります。

だからわたしは、お母さんが安心できることも、こどもの発達を支えるたいせつな土台だと感じています。

Tsumuguがたいせつにしていること

Tsumuguでは、こどもの発達だけを見ているわけではありません。

こどもを支えるお母さんのこころとからだにも、そっと目を向けています。

こどもが安心して育つためには、まず、お母さん自身が安心できること。

自分を責める毎日ではなく、自分にも「大丈夫」と声をかけられる毎日であってほしい。

そんな願いを込めながら、一人ひとりと向き合っています。

おわりに

こどもの発達が気になる日もある。

不安になる日もある。

比べてしまう日だって、きっとあります。

でも、そんな自分を責めなくて大丈夫。

あなたは、わが子をたいせつに思っているからこそ、不安になるのです。

そして、こどもにも、その子だけの育つ力があります。

「この子は、このままで大丈夫。」

「わたしも、わたしのままで大丈夫。」

そう思える日がすこしずつ増えていくことを願いながら。

Tsumuguは、今日もお母さんとこども、それぞれの「育つ力」を信じて寄り添っていきたいと思っています。🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
mumi
理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
記事URLをコピーしました