慢性的な肩こり・腰痛が良くなったり悪くなったりするのはなぜ?40代・50代女性へ/石狩市

慢性的な肩こりや腰痛が良くなったり悪くなったりするのはなぜ?
「最近、腰の調子が良くなってきたなぁ」
そう思っていたのに、数日後にはまた腰が重たくなる。
肩こりがすこし楽になったと思ったら、今度は背中の張りが気になってくる。
「せっかく良くなってきたと思ったのに……」
「また元に戻ってしまったのかな?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
長年抱えてきたからだの不調。
すこしずつ楽になってきたと思っても、調子のいい日もあれば、そうではない日もありますよね。
わたしは、理学療法士として長くからだに関わる中で、慢性的な不調と向き合う過程は、いつも一直線ではないと感じています。
そして、からだが楽になることと同じくらい、たいせつだと思っていることがあります。
それは、自分のからだのちいさな変化に、気づけるようになること。
今日は、長年の肩こりや腰痛と向き合う中で感じていることを、お話ししたいと思います🌿
慢性的な肩こり・腰痛はなぜ続く?
肩こりや腰痛が長く続いている方の中には、
「もう何年も肩が重いんです」
「腰が痛いのが当たり前になっています」
と、お話しされる方がいらっしゃいます。
でも、最初から日常生活に支障が出るほど、つらかったわけではないのかもしれません。
最初は、すこし肩が重い程度だった。
朝起きたときに、腰がだるかった。
疲れているけれど、一晩寝れば何とか動けた。
そんなちいさな不調を感じながらも、
「これくらい、大丈夫」
「すこしやすめば良くなるだろう」
「今は、自分のことよりやらなきゃいけないことがあるから」
と、毎日を過ごしてきた方もいるのではないでしょうか。
仕事や家事、子育て、家族のこと。
自分のからだを気にかける余裕がないまま、何年もがんばり続けてきた。
そして、いつの間にか、肩こりや腰痛が日常の一部になってしまう。
そんなこともあると思うんです。
ただし、慢性的な肩こりや腰痛には、筋肉や関節の状態、神経の働き、睡眠、ストレス、生活環境など、さまざまな要因が関わります。
ちいさな不調を我慢してきたことだけが、原因とは限りません。
だからこそ、今のからだに何が起きているのかを、一つの原因だけで決めつけずに見ていくことがたいせつだと考えています。
良くなったり悪くなったりする理由
慢性的な肩こりや腰痛は、毎日同じ強さで続くとは限りません。
昨日は楽だったのに、今日はすこし重たい。
先週は調子が良かったのに、今週は疲れが抜けにくい。
そんな体調の波を感じることがあります。
からだの状態は、日々の過ごし方によっても変わります。
例えば、
- いつもより長く同じ姿勢で過ごした
- 仕事や家事で、からだを使う時間が増えた
- 睡眠が十分に取れなかった
- 気持ちが落ち着かない日が続いた
- 普段とは違う動きをした
こうしたことが、不調の感じ方に関係する場合があります。
また、慢性的な痛みには、からだの組織の状態だけでなく、神経系の痛みへの反応なども関わることがあります。
だから、痛みが強くなったからといって、必ずしもからだの状態が以前より悪くなったとは限りません。
もちろん、症状が悪化している場合もあるため、すべてを一時的な波と考えることはできません。
それでも、調子の悪い日が一日あったからといって、これまで感じてきた変化がすべてなくなったわけではないことも、知っていてほしいと思います。
別の場所が痛くなるのはなぜ?
「腰が楽になってきたと思ったら、今度は首が気になるんです」
「肩の重さが減ったら、背中の張りを感じるようになりました」
そんなお話を聞くことがあります。
からだは、それぞれの場所が独立して働いているわけではありません。
例えば、腰を動かすときにも、股関節や背骨、胸郭など、さまざまな場所が関わっています。
どこかが動きにくいと、ほかの場所の動き方にも影響することがあります。
そのため、わたしは不調を感じている場所だけではなく、からだ全体の動きや繋がりをたいせつにしています。
でも、もうひとつ感じていることがあるんです。
それは、一番つらかった場所がすこし楽になったことで、今まであまり意識していなかった場所に気づくようになることもあるということ。
例えば、腰の痛みが強いときには、首の重さまで気にする余裕がなかったのかもしれません。
腰がすこし楽になってきたことで、
「あれ? そういえば首も張っていたんだな」
と、気づけるようになる。
そんな変化もあるのではないかと思っています。
ただ、新しく現れた痛みが、以前からあった不調の表れだとは限りません。
別の原因で起きている場合もあるため、新しい症状や強くなる症状は、その都度確認することがたいせつです。
40代・50代女性とからだの変化
40代・50代は、暮らしの中でさまざまな変化が重なりやすい時期です。
仕事での責任が増えたり。
こどもの進学や独立を迎えたり。
親の体調や介護のことを考えたり。
自分のことよりも、家族や周りの人を優先してきた方も多いのではないでしょうか。
また、更年期の時期には、ホルモンの変化に伴って、睡眠や体調がゆらぎやすくなることもあります。
そんな毎日の中で、肩こりや腰痛を感じても、
「いつものことだから」
と、後回しにしてしまう。
でも、からだの変化に気づくことは、決してわがままなことではありません。
むしろ、これからも動けるからだで自分らしく暮らしていくために、たいせつなことだと思っています。
自分のからだを気にかけることも、毎日の暮らしの一部にしていいんです。
ちいさな変化に気づくこと
施術を続ける中で、お客様がご自身のからだについて、すこしずつお話ししてくださるようになることがあります。
「今日は、からだが軽いんです」
「昨日は調子が良かったけれど、今日はすこし重たい感じがします」
「疲れている日は、ここに力が入りやすいんですよね」
そんな言葉を聞くと、わたしはとても嬉しくなります。
なぜなら、以前は気にする余裕もなかったからだの感覚に、目を向けられるようになっているから。
今まで、
「痛いか、痛くないか」
「動けるか、動けないか」
それだけで判断していた方が、すこしずつ、その日の違いを感じられるようになる。
調子がいい自分も、調子があまり良くない自分も、どちらも知っていくこと。
わたしは、それも自分のからだを知るたいせつな過程だと思っています。
もちろん、痛みが軽くなることや、生活が楽になることもたいせつです。
でも、それだけでは見えない変化もあるんですよね。
調子が悪い日の過ごし方
では、いつもより肩や腰がつらい日は、どう過ごしたらいいのでしょうか。
わたしは、まず、その日のからだの状態を確かめてみることをおすすめしています。
無理にいつもと同じように動こうとするのではなく、今の自分に合う過ごし方を考えてみる。
例えば、こんな問いかけです。
昨日は何をしていたかな?
いつもより長く立っていた。
座っている時間が多かった。
家事や仕事が忙しかった。
そんなことを、すこし振り返ってみます。
原因を必ず見つけなければならないわけではありません。
ただ、日々の過ごし方とからだの状態の関係に、すこしずつ気づけたらいいですね。
今日はどんな動きが楽かな?
からだが重い日は、無理に大きく動かす必要はありません。
楽な姿勢を探したり、痛みのない範囲で軽く動いたり。
長時間同じ姿勢を続けているなら、すこし姿勢を変えてみるのも一つです。
慢性的な腰痛では、状態に応じて無理のない活動を続けることが役立つ場合もあります。
一方で、強い痛みがあるときには、無理をせず専門家に相談することがたいせつです。
すこしやすんでもいいかな?
「今日は、すこし疲れているな」
そう感じたら、予定を一つ減らしてみる。
家事を手抜きしてみる。
いつもより早く眠る。
そんな選択をしてもいいと思うんです。
自分のからだに合わせて、今日の過ごし方を選ぶ。
それも、自分をたいせつにするセルフケアの一つです。
不調と向き合う時間をたいせつに
Tsumuguでは、最初にお会いしたときから、その方のからだの状態や日々の暮らしについて、お話を伺っています。
どんなことがつらいのか。
いつ頃から気になっているのか。
どんなときに楽で、どんなときに大変なのか。
そして、その方が普段どんな毎日を過ごしているのか。
理学療法士として学んできた解剖学や運動学の知識を土台に、からだ全体のつながりを見ながら、やさしく触れていきます。
長く関わらせていただく中では、最初の頃には見えなかった変化に気づくこともあります。
以前は、痛みのことを話すだけで精いっぱいだった方が、
「最近、こんなことに気づいたんです」
と、ご自身のからだについて話してくださる。
その変化を一緒に感じられることが、わたしにとって、とても嬉しい時間です。
わたしは、施術者が一方的にからだを変えるのではなく、その方自身が持っている感覚をたいせつにしたいと思っています。
自分のからだを、すこしずつ知っていく時間に寄り添うこと。
最初のつらい時期から関わらせていただくからこそ、一緒に気づけることがある。
そんな時間を、これからもたいせつにしていきたいと思っています。
自分のからだを知ることから
長年抱えてきた肩こりや腰痛。
すこし楽になったと思ったら、また重たく感じる日もある。
そんなとき、
「また振り出しに戻ってしまった」
と、がっかりすることもあると思います。
でも、すこしだけ思い出してみてほしいんです。
以前より、楽に過ごせる時間が増えていませんか?
自分が疲れやすい場面に、気づけるようになっていませんか?
つらいときに、すこしやすむことを選べるようになっていませんか?
もし、そんな変化があるのなら。
それも、これまで自分のからだと向き合ってきた中で生まれた、たいせつな一歩なのだと思います。
もちろん、症状が続いたり、新しい症状が出たりしたときには、専門家に相談することもたいせつです。
そのうえで、日々のちいさな変化にも目を向けてみる。
「今日は、こんな感じなんだね」
と、今の自分を知っていく。
自分のからだを知ることは、自分をたいせつにすることの始まり。
Tsumuguは、そんな時間を一緒に重ねていける場所でありたいと思っています。
もっとがんばるためではなく、自分らしく心地よく生きるために。
今日も、ご自身のからだの声に、すこしだけ耳を傾けてみてくださいね🌱
石狩市の女性専用プライベートサロン Tsumugu
北海道石狩市花川にある、女性専用プライベートサロン「Tsumugu 〜つむぐ〜」
病院で約15年間、理学療法士として働いてきた経験を土台に、からだ全体の繋がりや、日々の暮らしをたいせつにしたケアを行っています。
長年の肩こりや腰痛が気になる方。
疲れが抜けにくく、自分のからだを後回しにしてきた方。
今のからだの状態だけでなく、これまでの経過や日々の生活にも耳を傾けながら、お一人おひとりに寄り添う時間をたいせつにしています。
石狩市花川・樽川・緑苑台、札幌市北区屯田周辺で、自分のからだと向き合う時間を持ちたい女性へ。
がんばり続けてきたからだに、ほっとできる時間をつくってみませんか?🌱
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

