セルフケア解説

40代・50代女性の肩こり|肩を揉んでも楽にならない理由とからだの繋がり/石狩市

mumiota

肩を揉んでも楽にならない理由とからだの繋がり

「肩が重くて、いつも気になる」

「マッサージをしてもらうと楽になるけれど、またすぐに戻ってしまう」

「最近、肩だけでなく背中まで硬くなってきた気がする」

40代・50代の女性から、そんなお悩みを聞くことがあります。

仕事に家事、子育て、家族のこと。

毎日忙しく過ごしていると、肩の重さを感じても、つい後回しにしてしまいますよね。

でも、その肩こり。

肩だけに原因があるとは限らないんです。

今日は、理学療法士として約15年間からだに関わってきた経験から、肩こりとからだ全体のつながりについてお話しします。

肩を揉んでも戻るのはなぜ?

肩がこっていると、つい肩を揉みたくなりますよね。

硬くなった筋肉に触れてもらうと、気持ちよく感じたり、一時的に軽くなったりすることがあります。

でも、しばらくすると、また重くなる。

そんなときは、肩の筋肉だけでなく、普段の姿勢や動き方にも目を向けてみることがたいせつです。

例えば、長時間のデスクワーク。

スマートフォンを見る時間。

同じ姿勢での家事。

こうした生活の中で、首や肩まわりの筋肉が緊張し続けることがあります。

さらに、背骨や胸まわりの動きがすくなくなると、肩を動かすときの負担が増える場合もあります。

肩こりを考えるときは、肩だけでなく、周りの動きも見ていくことがたいせつなんです。

肩と背骨は繋がっている

すこし、腕を上に上げてみてください。

このとき、動いているのは肩の関節だけではありません。

肩甲骨や鎖骨、背骨、胸郭も協力して動いています。

胸郭とは、肋骨や胸骨、胸椎などで構成される胸まわりの部分のこと。

腕を上げるときには、肩甲骨の動きや、背骨を伸ばす動きも関わっています。

そのため、背中や胸まわりが硬くなっていると、腕を上げにくく感じることがあります。

反対に、背骨や胸郭が動きやすくなることで、肩の動きが楽になる場合もあります。

実際の施術でも、肩そのものだけでなく、背中や胸まわりに触れていくことで、

「あれ? 腕が上がりやすい」

と感じられる方がいらっしゃいます。

からだは、それぞれの場所が協力し合って動いているんですね。

40代・50代の肩こり

40代・50代は、生活の変化が重なりやすい時期です。

仕事で責任が増えたり、こどもの進学や独立を迎えたり、親のことを考える機会が増えたり。

自分のことより、周りのことを優先する毎日を送っている方も多いのではないでしょうか。

また、更年期の時期には、ホルモンの変化に伴って、睡眠や体調がゆらぎやすくなることもあります。

睡眠不足やストレス、運動不足なども、肩こりに関係する要因です。

ただし、肩こりの原因は人によって異なります。

「更年期だから仕方がない」

「年齢のせいだから」

と、すべてを片づけてしまわずに、今のからだの状態を知ることもたいせつです。

肩こりを楽にするちいさな習慣

肩が重いとき、強く揉んだり、無理に伸ばしたりする必要はありません。

まずは、普段あまり動かしていない場所を、心地よい範囲で動かしてみましょう。

胸をやさしく開く

椅子に座って、背もたれから少し背中を離します。

両手を太ももに置き、息を吸いながら胸をほんのすこし広げてみましょう。

息を吐きながら、元の楽な姿勢に戻ります。

大きく反らす必要はありません。

呼吸に合わせて、胸まわりが動く感覚を味わってみてください。

背骨をゆっくり動かす

椅子に座ったまま、息を吐きながら背中をすこし丸めます。

次に、息を吸いながらゆっくり起こします。

痛みのない範囲で、数回繰り返してみましょう。

肩だけでなく、背中全体が動く感覚をたいせつにしてください。

同じ姿勢を続けない

どんなによい姿勢でも、長時間続けば疲れてしまいます。

家事や仕事の合間に立ち上がったり、肩を軽く動かしたり。

すこし姿勢を変えるだけでも、筋肉をやすませるきっかけになります。

※動かすことで痛みが強くなる場合は中止してください。肩の強い痛み、腕のしびれ、明らかな筋力低下、腕が急に上がらなくなった場合などは、医療機関での確認が必要です。

肩だけを見ないケア

Tsumuguでは、肩こりのお悩みがあっても、肩だけに触れるとは限りません。

まずは、お話を伺いながら、肩や背骨、胸郭などの動きや、からだ全体の状態を確認していきます。

どこが動きにくいのか。

どんな動きが楽なのか。

普段、どんな姿勢で過ごすことが多いのか。

理学療法士としての視点を土台に、その方に合わせたケアをたいせつにしています。

無理に強い刺激を加えるのではなく、からだの反応を確かめながら、やさしく触れていきます。

肩こりの感じ方も、生活の背景も、一人ひとり違います。

だからこそ、決まった方法を当てはめるのではなく、その方の今の状態に寄り添いたいと思っています。

肩こりを我慢しないで

肩が重いことが、いつの間にか当たり前になっていませんか?

「いつものことだから」

「忙しいから仕方ない」

そう思って過ごしている方もいるかもしれません。

でも、からだのちいさな変化に気づくことは、自分自身をたいせつにする第一歩です。

肩だけをがんばって揉むのではなく、背中や胸まわりにも目を向けてみる。

そして、毎日の中ですこしずつ、からだをやすませる時間をつくってみる。

肩こりをきっかけに、自分のからだ全体に目を向けてみませんか?


石狩市で肩こりにお悩みの女性へ

石狩市花川の女性専用プライベートサロン「Tsumugu 〜つむぐ〜」では、理学療法士としての経験を土台に、からだ全体の繋がりをたいせつにしたケアを行っています。

40代・50代になって肩こりが気になってきた方、家事や仕事で疲れが抜けにくい方へ。

もっとがんばるためではなく、自分らしく心地よく過ごすために。

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さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
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理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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