セルフケア解説

土のエネルギーと消化器の関係|がんばって調和を保つ人におすすめしたい「リズム」のセルフケア/石狩市

mumiota

土のエネルギーと消化器の関係

人と人との間に入って、場を和ませること。

誰かと誰かの間を取り持つこと。

みんなが心地よく過ごせるように、自然と周りを見渡していること。

そんな「調和すること」が得意な方っていますよね。

東洋医学の五行という考え方で、その人のエネルギーを見ていくと、わたしはこうした方に「土」のエネルギーを感じることがあります。

土のエネルギーは、ひとことでいうと、ゆらぎながら調和していくようなエネルギー

今回は、そんな土のエネルギーと、日常でできるセルフケアについてのお話です。

土のエネルギーは「調和」をつくるような力

五行では、木・火・土・金・水という5つの要素から、自然や人の状態を捉えていきます。

その中でも「土」は、安定させたり、受け止めたり、つないだりするようなイメージがあります。

人と人との間に入る。

その場にいる人たちが心地よく過ごせるようにする。

相手の気持ちを感じ取りながら、自分の動き方を調整する。

そんなふうに、周りとのバランスを取りながら過ごすことが得意な方もいるのではないでしょうか。

それは、とても素敵な力です。

ただ、その力が大きく働きすぎてしまうと、すこし疲れてしまうこともあります。

「大きな波」に影響を受けやすいことも

土のエネルギーを「波」のように捉えてみると、わかりやすいかもしれません。

ちいさな波なら、ゆらゆらと揺れながら、その場に合わせていくことができます。

でも、突然、大きな波がやってきたらどうでしょう。

飛行機に乗ったときのような大きな高低差。

気圧の変化。

寒暖差。

そして、人間関係の中で起こる大きな感情の波。

自分自身は穏やかに過ごしたいと思っていても、周りの変化が大きいと、その波に合わせようとしてがんばってしまうことがあります。

「どうしたらみんながうまくいくかな」

「わたしが調整したほうがいいかな」

「この人が嫌な気持ちにならないようにしよう」

そんなふうに、無意識のうちに周りを調整し続けていることもあります。

がんばりすぎると、消化器に目を向けたくなることも

東洋医学では、五行の「土」と、消化や食に関わる働きを結びつけて考えることがあります。

そのため、土のエネルギーが大きく揺さぶられているときに、

「なんだか食べ過ぎてしまう」

「消化がすっきりしない」

「甘いものが無性に食べたくなる」

など、食や消化に関する変化として自覚する方もいます。

もちろん、こうした症状にはさまざまな原因があります。

ですから、これだけでからだの状態を判断することはできません。

ただ、

「最近、わたしは周りの波に合わせすぎていないかな?」

と、自分自身を振り返るきっかけにはなるかもしれません。

大きな波には「一定のリズム」を

もし、周りの変化に揺さぶられているように感じるとき。

わたしがおすすめしたいのが、一定のリズムを感じることです。

大きな波を無理に止めようとするのではなく、同じリズムを繰り返すことで、

すこしずつ自分の中に「一定」をつくっていく。

たとえば、歩くこと。

右、左、右、左。

左右の足を交互に出して、一定のリズムで歩いていく。

特別なことをしなくても、歩くという行為そのものが、規則的なリズムをつくってくれます。

バランスボールのような「ゆらぎ」も

もし家にバランスボールがあるなら、ゆっくり同じリズムで弾んでみるのもいいかもしれません。

ぽん、ぽん、ぽん。

大きく動くのではなく、自分が心地よいと感じる動きで。

「がんばって整えよう」とするよりも、ただ一定のリズムを感じる。

そんな時間をつくってみるのもひとつです。

実は「噛むこと」もたいせつなリズム

そして、もっと身近なところにも「一定のリズム」はあります。

それが、食事のときの「噛む」という動作。

ひと口食べたら、すぐに次へ進むのではなく、ゆっくりと噛む。

口の中で食べ物の変化を感じる。

一定のリズムで、丁寧に噛む。

噛むことは、消化の入り口となるたいせつな動作です。

食事を急いでしまいがちな方は、

「今日はすこしゆっくり噛んでみよう」

と意識するだけでもいいかもしれません。

「ちゃんと整えなきゃ」とがんばらなくていい

セルフケアというと、

「毎日やらなきゃ」

「正しくやらなきゃ」

と思ってしまうことがありますよね。

でも、それではまた「がんばること」になってしまいます。

土のエネルギーが揺らいでいるときこそ、大きく変えようとするのではなく、ちいさな一定のリズムを生活の中に取り入れてみる。

歩く。

ゆっくり呼吸する。

湯船に浸かる。

丁寧に噛む。

同じリズムでからだを動かす。

そんなちいさなことでいいのだと思います。

周りを整える前に、自分の波を感じてみる

調和をつくることが得意な人は、つい周りのことを先に考えてしまいます。

「この人は大丈夫かな」

「みんなはどう感じているかな」

「どうしたらこの場がうまくいくかな」

そんなふうに。

でも、ときにはその視線を、自分自身にも向けてあげてください。

「わたしは今、どんな波の中にいるんだろう?」

人間関係で揺れている?

気温や気圧の変化に疲れている?

予定が詰まりすぎている?

周りに合わせることをがんばりすぎている?

自分の状態に気づくことができれば、その波に飲み込まれる前に、すこしやすむという選択もできます。

自分の中に「一定」をつくること

周りの環境を、すべて自分の思い通りにすることはできません。

天気も、気圧も、人の感情も、自分では変えられないものがあります。

だからこそ、外側の波を変えるのではなく、自分の中にちいさな「一定」をつくる。

それが、自分を穏やかに保つための方法のひとつになるのかもしれません。

今日、すこし揺れているな。

そんなふうに感じたら、まずはゆっくり歩いてみる。

そして食事のときには、ひと口ひと口を丁寧に噛んでみる。

「今のわたしは、すこしがんばりすぎていたのかもしれない」

そんな気づきだけでも十分です。

周りとの調和をたいせつにするあなたが、自分自身とも心地よく調和していけますように。

そんなふうに、自分のからだとこころの波にも、そっと目を向けてあげてくださいね。🌿

※本記事は東洋医学・五行の考え方をもとにしたセルフケアの紹介です。
体調不良が続く場合や強い症状がある場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
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理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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