人の気持ちを敏感に感じる子へ|感覚過敏と安心できる土台について/石狩市

「うちの子、気にしすぎなのかな?」
周りの空気を敏感に感じる。
お友達の機嫌が気になる。
大きな音が苦手。
人混みに行くとぐったりしてしまう。
相手の気持ちを自分のことのように受け取ってしまう。
そんなこどもを見ていると、
「気にしすぎじゃないかな?」
「もっと強くなってほしいな」
と感じることもあるかもしれません。
でも、その繊細さは決して弱さではありません。
その子が生まれ持ったたいせつな感性なのかもしれません。
感覚が敏感な子ほど疲れやすい
感覚過敏や感受性の高いこどもは、周りから入ってくる情報量がとても多いと言われています。
音。
光。
匂い。
人の表情。
空気感。
言葉にならない感情。
たくさんのものを受け取っているからこそ、人一倍疲れやすいこともあります。
周りが平気なことでも、本人にとっては大きな刺激になっていることがあるんだよね。
お母さんの気持ちを感じ取っていることもある
こどもは、お母さんの表情や声だけではなく、言葉にならない感情も敏感に感じ取っています。
お母さん自身が
「頑張らなきゃ」
「迷惑をかけちゃいけない」
「我慢しなきゃ」
そんな思いを抱えていると、こどもも無意識のうちに周りを優先する癖がつくことがあります。
もちろん、すべてがそうとは限りません。
でも親子は思っている以上に深くつながっている存在なんだと感じています。
安心できる土台が心を支える
感受性が豊かな子に必要なのは、無理に強くなることではありません。
安心できる場所。
安心できる人。
安心して泣けること。
安心して甘えられること。
そんな「安心の土台」が育つことで、すこしずつ外の世界とも向き合いやすくなっていきます。
東洋医学から見た「安心感」
東洋医学では、こころとからだは切り離せないものとして考えます。
不安が続けば呼吸は浅くなり、緊張が続けばからだも硬くなります。
反対に、安心できると呼吸は深くなり、からだも自然とゆるんでいきます。
だからこそ、こどもだけではなく、お母さん自身が安心できる時間を持つこともたいせつなんだよね。
繊細さは弱さではなく才能かもしれない
感受性が高い子は、人の気持ちに寄り添えたり、ちいさな変化に気づけたり、豊かな感性を持っていることもすくなくありません。
生きづらさとして現れることもあるけれど、その繊細さは決して欠点ではありません。
守るものではなく、たいせつに育てていくもの。
そう考えると、こどもとの関わり方もすこし変わるかもしれませんね。
お母さんが整うことは、こどもの安心につながる
こどものことを考えると、ついこどもを変えようとしてしまいます。
でも実は、
お母さん自身が安心できること。
お母さん自身が深く呼吸できること。
お母さん自身が自分をたいせつにできること。
それがこどもにとっても大きな安心につながることがあります。
親子はいつも影響し合いながら生きています。
だからこそ、まずはお母さん自身のこころとからだをたいせつにしてあげてくださいね。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

