疲れが取れないのはなぜ?慢性疲労とドーパミン・自律神経を東洋医学で読み解く/石狩市

「ちゃんとやすんでいるのに疲れが取れない」と感じることはありませんか?
朝起きても疲れている。
休日も横になって終わってしまう。
やらなきゃいけないことはあるのに、気力が湧かない。
そんな状態が続くと、
「年齢のせいかな」
「更年期かな」
「わたしが怠けているのかな」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも実はそれ、長い間がんばり続けてきた脳とからだからのサインなのかもしれません。
ドーパミンは「やる気」を作る脳内物質
ドーパミンは、やる気や達成感、行動する力に関わる脳内物質です。
適度に分泌されることで、
- やる気が出る
- 前向きに行動できる
- 達成感を感じられる
という状態をつくってくれます。
本来はわたしたちが心地よく生きるために必要な働きです。
がんばり続けると脳はアクセルを踏み続ける
けれど、
- 子育て
- 仕事
- 介護
- 家族のサポート
などで、
「わたしがやらなきゃ」
「迷惑をかけられない」
とがんばり続けていると、脳は常にアクセルを踏み続けた状態になります。
するとドーパミンやストレスホルモンによって、疲れていても動けてしまうんだよね。
だからほんとうは疲れているのに、自分では気づきにくくなってしまいます。
慢性疲労は「疲労感なき疲労」かもしれない
過度な緊張状態が続くと、
- 肩や首のこわばり
- 呼吸が浅い
- 寝ても回復しない
- 集中できない
- いらいらしやすい
といった状態が現れやすくなります。
これは「疲労感なき疲労」と呼ばれることもあります。
疲れていることを感じる力さえ鈍くなり、気づかないまま無理を続けてしまうんだよね。
責任感が強い人ほど限界まで動けてしまう理由
責任感が強い人ほど、
- 周りを優先する
- 空気を読む
- 頼ることが苦手
- 自分を後回しにする
傾向があります。
だから脳は、
「やすむより先にやるべきことを終わらせよう」
と判断します。
すると、疲れていてもがんばれてしまう。
無理ができてしまう。
だからこそ、限界に気づきにくいんだよね。
やる気が出ないのは怠けではありません
ずっと緊張した状態が続くと、脳のエネルギーはすこしずつ消耗していきます。
すると今度は、
- やる気が出ない
- 集中できない
- 忘れっぽくなる
- 気分が落ち込む
- 呼吸が浅い
- ぼーっとする
といった状態が現れます。
これは決して怠けではありません。
がんばり続けてきた脳とからだが、「もうやすみたいよ」と伝えてくれているサインなんです。
東洋医学で考える慢性疲労とは
東洋医学では、慢性的な疲労を
- 気(エネルギー)の不足
- 気血の巡りの滞り
- 交感神経優位の状態
として考えることがあります。
つまり、がんばるちからばかり使い、やすむ力が働きにくくなっている状態です。
だから必要なのは、もっとがんばることではありません。
慢性疲労から回復するためにたいせつなこと
東洋医学では、まず「ゆるむこと」をたいせつにします。
例えば、
- 深く呼吸する
- 湯船につかる
- 温かい食事を摂る
- 自然に触れる
- 人に頼る
- 力を抜く時間を作る
こうしたことが、消耗したエネルギーを回復する土台になります。
「やすんでも大丈夫」と感じることが回復の第一歩
がんばり続けてきた人ほど、やすむことに罪悪感があります。
でもほんとうに必要なのは、もっと努力することではなく、「やすんでも大丈夫」と自分に許可を出してあげることかもしれません。
疲れていることに気づく。
無理をしていることを認める。
誰かに頼る。
それもたいせつなセルフケアです。
もし、
「最近疲れが抜けないな」
「やる気が出ないな」
と感じているなら、まずは深呼吸をひとつ。
こころとからだをゆるめる時間を作ってあげてくださいね🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

