日常に使える東洋医学

我慢強い人ほど、自分の中に溜め込んでしまう

mumiota

我慢強い人こそ、溜め込んだものを吐き出すことが大切

 我慢強い人は、言葉や感情、思考を自分の中に押し込めてしまいがちです。
「自分が我慢すればいい」と思い、やりたいことややりたくないことさえも心の奥にしまい込んでしまうことも。

 しかし、溜め込んだものは消えない。
むしろ、じわじわと心や体に影響を及ぼし、不調となって現れることがあります。

 我慢強い人こそ、意識的に吐き出す時間を作ることが大切だと感じます。

溜め込むことで心と体に不調が現れる

 我慢強い人は、感情や想いを溜め込むキャパシティが大きいかもしれません。
 しかし、それが限界を迎えたとき、大きな爆発として表れることもあれば、逆に感情を押し殺してしまい、やりたいことに集中できなくなる、行動が長続きしないといった形で影響が出ることもあります。

 目に見えないからこそ、自分では気づきにくく、気づいたときには心身の不調として現れることもあります。

例えば、

  • 精神的な影響 :ささいなことでイライラする、不安感が強くなる
  • 身体的な影響 :寝ても疲れが取れない、PMSがひどくなる、体が冷えやすくなる

自分は大丈夫と思っていても、我慢し続けることで心や体は確実に影響を受けているのです。

吐き出すことで心と体のバランスを取り戻す

 「我慢する」ことに慣れてしまっている人は、意識的に吐き出す時間を作ることで、少しずつ心と体を軽くすることができます。

おすすめの方法:

  1. 深呼吸をする
    → ゆっくり息を吐き出すことで、心の中のモヤモヤを外に出すイメージを持つ。
  2. ストレッチをする
    → 呼吸に合わせて体をゆっくり伸ばすことで、緊張した心と体をほぐす。
  3. 書き出してみる
    → ノートやメモに自分の気持ちを書き出すことで、頭の中の整理ができる。

小さな「吐き出す習慣」を作ることで、心にゆとりが生まれる

 「我慢強いこと」は決して悪いことではありません。
しかし、それが続くことで心や体に負担をかけることもあります。
 少しでもイライラしやすくなったり、疲れやすいと感じたりしたら、意識的に吐き出す時間を作ってみましょう。

 吐き出すことで、自分の中に余白が生まれ、新しいエネルギーを取り入れることができます。
「吐くから吸える」――まずは、ほんの少しでもいいので、今日から試してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^-^*)

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ!と想うことを1つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。
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