反抗期のこどもに触れ合いは必要?|言葉にできない心を支える「そっと触れる子育て」/石狩

反抗期のこどもに、触れ合いはもう必要ないの?
こどもがすこしずつおおきくなって、自分の意見や気持ちを持つようになると、
「もう触れ合うこともないのかな?」
そんなふうに感じる瞬間、ありませんか。
ことばが強くなったり、距離を取られたように感じたりすると、触れること自体、ためらってしまうこともありますよね。
でも実は、成長してからも「触れ合い」は、こころの支えになる。
そんなことが、心理学や触覚の研究からもわかってきています🌿
ことばにできない感情が増える、反抗期という時期
自我が芽生えはじめると、
・学校であった嫌なこと
・友達とのちいさなトラブル
・自分が誰かを傷つけてしまったかもしれない後悔
たくさんの感情を抱えるようになります。
でもそれを、うまくことばにできるとは限らないんですよね。
なんだかピリピリしている。
理由はわからないけど、いらいらしている。
そんな「違和感」として、からだや態度にあらわれることが多い時期です。
無理に聞き出さなくていい理由
心理学や発達研究では、安心感があるときほど、ひとは自然に気持ちを表現しやすくなると言われています。
逆に、
「どうしたの?」
「ちゃんと話しなさい」
と問いかけすぎると、
こどもは
👉 試されている
👉 評価されている
と感じ、こころを閉じやすくなることも。
だからこそ、言葉より先に「安心」を伝える関わりがたいせつになります。
触れ合いは「安全だよ」を伝えるサイン
ただ、隣に座ってみる。
一緒にストレッチをしてみる。
肩や背中が、そっと触れ合っているだけでもいい🫧
皮膚には、不安をやわらげる神経があることがわかっていて、やさしい触れ合いは、緊張をゆるめる作用があります。
こころがぎゅっと縮こまっているとき、からだもこわばり、冷たくなりやすい。
そんなとき、冷えているところにそっと手を当てるだけで、からだがゆるみ、ぽつりと本音がこぼれることもあります🌱
意見が合わなくなるのは、成長の証
反抗期は、親の考えと合わなくなることが増える時期。
それは、「困ったこと」ではなく、自分の意見を持てるようになった証でもあります。
言い返してくる。
反発してくる。
それでも、外の世界で傷ついたこころを、すぐに言葉にできるほど、おとなではない。
親ができるいちばん大切な役割
だからこそ、
「何も言わなくても大丈夫」
「ここにいるだけで安心できる」
そんな安全地帯でいること。
アドバイスをしなくてもいい。
正解を教えなくてもいい。
いつでも帰ってこれる場所がある
それだけで、こどものこころは、育っていくのかもしれない🕊️
さいごに
反抗期のこどもと向き合うのは、想像以上にエネルギーがいること。
「これでいいのかな」
「距離をとった方がいいのかな」
迷いながら、立ち止まりながら、それでも向き合おうとしているあなたは、もう十分、やさしい親です🌿
触れ合いは、教えるためじゃなく、安心を思い出すためのもの。
今日も、できる範囲で。
そっと、寄り添っていきましょうね。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

