内臓アプローチを学ぶ名古屋研修2日目|理学療法士がたいせつにする「触れること」と女性のこころとからだのケア【石狩市Tsumugu】

「触れること」と女性のこころとからだのケア
誰かに、やさしく触れてもらったとき。
ふっと肩の力が抜けたり、ほっと安心したり。
そんな経験はありませんか?
人のからだに触れるということは、ただ筋肉や関節に働きかけることだけではないのだと、わたしは感じています。
触れる側も、触れられる側も。
そこには、言葉だけでは伝えきれない、さまざまな感覚があります。
今回、名古屋で開催された2日間の内臓アプローチセミナーに参加してきました。
理学療法士として約15年間、さまざまな方のからだと向き合ってきましたが、今回も知らなかった世界にたくさん出会いました。
そして、学びを終えて改めて感じたこと。
それは、技術を学び続けることの根本には、いつも変わらない想いがあるということでした。
今日は、そんな2日間の学びと、Tsumuguがたいせつにしていることについて、お話ししたいと思います。
名古屋で2日間の内臓アプローチ研修に参加しました
今回の研修テーマは「内臓アプローチ」
4月、5月にも名古屋で研修に参加してきましたが、さらに知識と技術を深めたいと思い、10月、そして12月にも学ぶ機会をつくりました。
今回の2日間で学んだのは、
肝臓、胆のう、胃、食道、脾臓、十二指腸、小腸、大腸、腎臓、膀胱。
内臓の位置や周囲の組織との関係を確認しながら、手を使って繊細に触れる練習を重ねました。
これまで、内臓への施術を受けた経験といえば、大腸くらい。
だから今回、いろいろな部位に触れる練習を受けたときの衝撃といったら……、笑。
「こんなふうに触れるんだ!」
「こんな感覚があるんだ!」
はじめての体験がたくさんありました。
もちろん、内臓は体表から直接見えるものではありませんし、皮膚や筋肉など、さまざまな組織を介して触れています。
手に伝わる感覚だけで、それぞれの内臓の状態を正確に判断できるわけではありません。
だからこそ、解剖学的な知識を土台にしながら、手に伝わる感覚を丁寧に観察し、確かめていくことがたいせつなのだと感じました。
内臓の触診で感じた「繊細に触れること」の奥深さ
肝臓・胃・腸など、それぞれの位置と感触を確かめる
今回の研修では、内臓ひとつひとつについて、位置を確認しながら触診の練習を行いました。
ただ手を当てるのではなく、
「今、どんな感触があるかな?」
「手の下で、どんな違いを感じるかな?」
「さっきと比べると、どうかな?」
そんなふうに、自分の手に伝わってくる感覚に意識を向けていきます。
そして、感じたことを言葉にしてみる。
これが、思っていた以上に難しくて、おもしろいんです。
普段、わたしたちは手でいろいろなものに触れています。
でも、その感触を細かく言葉にする機会は、あまりないかもしれません。
やわらかい。
硬い。
弾力がある。
動きがあるように感じる。
そんなちいさな違いに意識を向けていく。
触れることは、こんなにも奥深いものなんだなぁ。
改めて、そんなことを感じた時間でした。
脳も手も喜んでいた、夢中になれる学びの時間
今回の研修で、わたしが特に印象に残っている感覚があります。
それは、
「脳も手も、喜んでいる」
という感覚。
新しいことを知る。
自分の手で確かめる。
思っていた感覚と違って、また考える。
もう一度触れてみる。
その繰り返しが、本当に楽しかったんです。
何かを覚えなければいけない、という気持ちよりも、
「もっと知りたい」
「もう一度確かめたい」
そんな気持ちが自然と湧いてくる。
おとなになってからも、こんなふうに夢中になれる時間があること。
本当にありがたいなと思いました。
全国から集まったセラピストと学ぶ、触れる感覚の違い
今回のセミナーには、全国からセラピストの皆さんが集まっていました。
それぞれに経験や得意なことがあって、からだに触れるときの感覚も違います。
そんな皆さんと一緒に練習していると、学ぶことが本当にたくさんありました。
「今、触れてるよね?」
「そこ、もうすこし奥だね」
そんなやり取りをしながら、お互いに感じたことを伝え合います。
触れる側が感じていること。
触れられる側が感じていること。
その両方を言葉にしながら、確かめていく。
もちろん、感じ方には個人差があります。
同じ場所に触れていても、感じることや表現する言葉が違うこともあります。
でも、だからこそおもしろい。
自分の感覚だけで決めつけず、相手の感じ方にも耳を傾ける。
そんな時間が、わたしにとって、とても貴重な学びになりました。
そして、同じことに夢中になれる仲間と出会えることも、研修に足を運ぶ楽しみのひとつです。
普段は一人でサロンを営んでいるからこそ、こうした時間から受け取る刺激は、とても大きいなと感じています。
理学療法士としてたいせつにしたい「考える・触れる・確かめる」の繰り返し
わかりそうでわからない課題が、学びを深めてくれる
今回の講師、大槻さんの教え方も、とても印象的でした。
一人ひとりの理解の仕方や世界観に合わせて、伝え方を工夫してくださるんです。
でも、ときどき、
「わかりそうで、まだわからない」
そんな絶妙な課題を与えてくれます、笑。
だから、自然と考える。
調べる。
触れてみる。
もう一度、確かめる。
そして、答え合わせをする。
その繰り返し。
最初から答えをすべて教えてもらうのではなく、自分で考えながら理解を深めていく。
わたしは、そんな学び方がとても好きなんだなぁと感じました。
知識と手の感覚を、すこしずつつなげていく
理学療法士として働いていた頃から、解剖学やからだの仕組みについて学んできました。
でも、知識として知っていることと、実際に手を使って感じることは、必ずしも同じではありません。
頭では理解しているつもりでも、実際に触れてみると、新しい疑問が生まれます。
「どうして、こう感じるんだろう?」
「この感覚は、どんな組織から伝わっているんだろう?」
そんな疑問が、また学ぶきっかけになるんですよね。
だからこそ、今回学んだことも、研修が終わったら完成、ではありません。
自分の中で整理して。
解剖学的な知識と照らし合わせて。
安全性にも配慮しながら、繰り返し練習していく。
そうやってすこしずつ、自分の手になじませていきたいと思っています。
内臓アプローチとは?からだ全体を理解するための学び
「内臓アプローチ」と聞くと、どんなことをするのだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回わたしが学んだのは、解剖学的な位置関係を理解しながら、体表からやさしく触れる手技です。
内臓は、お腹や胸の中で、周囲の組織と関係しながら存在しています。
そのため、からだの構造を理解するうえで、筋肉や骨だけでなく、内臓やその周囲の組織について学ぶことにも意味があります。
ただし、内臓への手技によって内臓の病気が治る、臓器の機能が改善する、といった効果が確立されているわけではありません。
また、内臓の病気や腹痛などの症状を、触診だけで診断できるものでもありません。
医療機関での診察や治療が必要な場合には、適切な医療につなぐことがたいせつです。
わたし自身も、今回の学びを万能な技術として考えるのではなく、からだへの理解を深め、より丁寧に触れるための学びのひとつとして、たいせつにしていきたいと思っています。
セラピストとして学び続ける理由は、技術を増やすことだけではない
今回の2日間を通して、新しい知識や感覚にたくさん出会いました。
でも、研修を終えて改めて思ったことがあります。
それは、技術を学ぶことも、知識を増やすことも、結局は手段のひとつだということ。
わたしが学び続ける理由は、いつも変わりません。
誰かのためにがんばり続けている女性が、自分自身のこともたいせつにできる時間を持ってほしい。
その想いが、いつも根っこにあります。
家事や育児、仕事。
毎日、誰かのことを考えて、誰かのために動いて。
気がつくと、自分のことは後回し。
そんな毎日を過ごしている女性は、すくなくないのではないでしょうか。
「疲れているけれど、まだがんばれる」
「自分のことは、落ち着いてから」
「家族のことが先だから」
そんなふうに、自分の疲れや気持ちを後回しにしていませんか?
わたし自身も、4人のこどもたちを育てる中で、長い間、自分のことを後回しにしてきました。
だからこそ、今は強く感じています。
自分自身をたいせつにする時間は、後回しにしなくてもいい。
むしろ、毎日を心地よく過ごしていくために、たいせつにしてほしい時間なんです。
お母さんが自分をたいせつにすることは、家族の心地よさにもつながる
お母さんだって、やすんでいい
子育てをしていると、自分のことよりも、こどものことを優先する場面がたくさんありますよね。
ご飯を作って。
洗濯をして。
学校や習い事の予定を確認して。
こどもの話を聞いて。
気がつけば、一日が終わっている。
そんな日もあると思います。
もちろん、家族をたいせつにすることは、素敵なことです。
でも、その中に、自分自身のことも入れてあげてほしいんです。
今日はすこし疲れているな。
なんだか、気持ちに余裕がないな。
ひとりで静かに過ごしたいな。
そんな自分の気持ちにも、耳を傾けてあげる。
お母さんだからこそ、やすむ時間もたいせつにしていい。
わたしは、そう思っています。
自分のこころに余裕が生まれると、家族との関わり方も変わることがある
わたし自身、すこしずつ自分の想いをたいせつにするようになってから、家族との関わり方にも変化を感じるようになりました。
自分に余裕がないときには、ちょっとしたことにいらいらしてしまったり。
こどもの話を聞きながらも、次にやらなければいけないことを考えていたり。
でも、自分自身のこころやからだに目を向ける時間を持てると、すこし違うんですよね。
こどもの話を、ゆっくり聞ける日が増えたり。
家族との時間を、以前より楽しめるようになったり。
もちろん、いつも穏やかでいられるわけではありません、笑。
けど、それも自分だし、それでいいんですよね。
お母さんが自分自身をたいせつにすることは、家族をたいせつにすることにもつながっていく。
ただし、お母さんがいつも整っていなければいけない、ということではありません。
家族のために、もっとがんばって自分を整えようとする必要もありません。
まずは、自分自身のために。
自分が心地よく過ごせる時間を持つこと。
その心地よさが、結果として家族との関わりにも広がっていくことがあるのだと思います。
石狩市の女性専用サロンTsumuguがたいせつにしている「安心して力を抜ける時間」
石狩市の女性専用プライベートサロンTsumuguでは、理学療法士としての経験を生かしながら、女性のこころとからだに向き合っています。
Tsumuguがたいせつにしているのは、もっとがんばれるようになるためのケアではありません。
ずっとがんばってきた女性が、安心して力を抜けること。
自分のからだに触れられる感覚や、呼吸、心地よさに目を向けること。
そして、今の自分がどんな状態なのかを、すこしずつ感じられるようになること。
自分自身の感覚を取り戻す時間。
そんな時間を届けていきたいと思っています。
今回の内臓アプローチの研修で学んだことも、そのための選択肢のひとつ。
技術を増やすこと自体が目的ではなく、目の前のお客様にとって、安心できる触れ方とは何か。
どんな関わり方が、その方にとって心地よいのか。
そんなことを、これからも考え続けていきたいと思っています。
学び続ける理由は、女性が自分自身をたいせつにできる時間を届けるため
名古屋での2日間の内臓アプローチ研修。
初めて触れる感覚に驚いたり。
仲間と一緒に考えたり。
わかりそうでわからない課題に夢中になったり。
脳も手も喜んでいるような、本当に楽しい時間でした。
おとなになってからも、こんなふうに夢中になって学べること。
一緒に学びを深められる仲間がいること。
そして、家族の協力があって研修に参加できること。
そのひとつひとつに、感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の学びも、自分の中で丁寧に整理しながら、これからのTsumuguでのケアに生かしていきたいと思います。
そして、これからも忘れずにいたいこと。
技術は手段。届けたいのは、自分自身をたいせつにできる時間に寄り添うこと。
誰かのためにがんばり続けてきた女性が、
「今の自分は、どんな感じかな?」
と、自分自身に目を向けられるように。
もっとがんばるためではなく、これからの毎日を、自分らしく心地よく過ごすために。
これからも、ひとつひとつの学びをたいせつに紡いでいきたいと思います。
大槻さん、学びを開催してくれた遠藤さん、一緒に学んだ皆さん、本当にありがとうございました。
そして、3日間家を空けることを支えてくれた家族にも、ありがとう🌿
石狩市 女性専用プライベートサロン Tsumugu(つむぐ)
誰かのためにがんばる毎日の中に、自分自身のための時間を。
理学療法士としての経験を生かしながら、女性が自分のこころとからだに目を向け、心地よく過ごすためのお手伝いをしています。
ホームページ:https://tsumugu63.com/
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

