内臓アプローチ研修1日目|繊細な触診と人との出会いから学んだこと【石狩市・理学療法士のサロンTsumugu】

繊細な触診と人との出会いから学んだこと
いつもと違う場所に足を運んでみると、普段は気づかなかったことに出会えることがあります。
新しい知識を学ぶこと。
初めて出会う人と話すこと。
自分とは違う考え方に触れること。
そんなひとつひとつの経験が、今までの自分の世界をすこしずつ広げてくれるんですよね。
今回は、スキルアップのために名古屋へ。
2日間の内臓アプローチ研修に参加してきました。
研修1日目は、内臓の解剖学と繊細な触診について学ぶ一日。
技術を学ぶ楽しさはもちろん、人との出会いや家族のありがたさも、改めて感じる時間になりました。
今日は、そんな研修1日目のことをお話ししたいと思います🌿
理学療法士として学び続ける理由
今回の研修テーマは「内臓アプローチ」。
内臓の解剖学的な位置や周囲の組織との関係を学びながら、手を使って繊細に触れる技術を深めていきます。
わたしはこれまで、病院で理学療法士として約15年間、さまざまな方のからだと向き合ってきました。
そして現在は、北海道石狩市で女性専用プライベートサロンTsumuguを営んでいます。
これまで積み重ねてきた経験や知識は、今のわたしにとってたいせつな土台です。
でも、からだのことは、学べば学ぶほど奥深いもの。
新しいことを知るたびに、
「そういうことだったんだ」
「もっと詳しく知りたいな」
そんな気持ちが生まれてきます。
だからこそ、今も学び続けたいと思っています。
ただ知識や技術を増やすためではなく、目の前のお客様に、より丁寧に向き合える自分でありたいから。
そんな想いを持って、今回も名古屋まで足を運びました。
手から感じるちいさな変化に意識を向ける
触れることは、想像以上に奥深い
研修1日目は、内臓の解剖学と触診を中心に学びました。
からだの中にある内臓は、外から直接見ることができません。
そのため、解剖学的な知識をもとに位置関係を確認しながら、皮膚や筋肉などを介して手に伝わる感覚を丁寧に観察していきます。
ほんのすこし、手の位置を変えてみる。
触れる圧を調整してみる。
手の下から伝わってくる感覚に、意識を向けてみる。
普段なら見過ごしてしまいそうなちいさな違いを、ひとつひとつ確かめていく時間。
これが、ほんとうにおもしろいんです。
もちろん、手に伝わる感覚だけで内臓の状態を正確に判断できるわけではありません。
だからこそ、知識と感覚の両方をたいせつにしながら、慎重に学んでいく必要があります。
深くからだとつながるような時間
今回の触診練習では、自分の手に意識を向ける時間がたくさんありました。
今、どんな感覚があるかな?
どのくらいの力で触れているかな?
触れられている相手は、どんなふうに感じているかな?
そんなことを丁寧に確かめながら触れていきます。
触れる側だけが一方的に感じ取るのではなく、触れられる側の感覚もたいせつにする。
そのやり取りの中に、たくさんの学びがありました。
わたしは、こうして繊細に触れる時間がとても好きなんです。
急いで何かを変えようとするのではなく、まずは今の状態を丁寧に感じてみる。
触れることを通して、からだと静かに向き合う時間。
そんな時間のたいせつさを、改めて感じました。
研修中に浮かんできたのは、Tsumuguのお客様の顔
今回の研修で、とても印象に残っていることがあります。
それは、学んでいる最中に、Tsumuguに来てくださるお客様のお顔が浮かんできたことです。
「あの方のからだに触れるときに、生かせそうだな」
「こんなふうに触れることも、ひとつの選択肢になるかもしれない」
そんなふうに、お一人おひとりのことを思い浮かべながら学んでいました。
すると、新しい知識や技術が、ただの勉強ではなくなっていくんですよね。
実際にお会いしたお客様の表情。
お話ししてくださったこと。
日々の暮らしの中で感じている疲れや、からだの緊張。
そんなことを思い出しながら学ぶと、目の前の内容がぐっと身近になります。
学んだことを、誰のために、どんなふうに生かしていきたいのか。
その想いがあることで、学びへの向き合い方も変わるのだと感じました。
もちろん、研修で学んだ技術を、そのまますべてのお客様に使うわけではありません。
お一人おひとりの体調やご希望、安全性をたいせつにしながら、必要なことを考えていく。
そのための知識や選択肢を、すこしずつ増やしていきたいと思っています。
違う土地に足を運ぶことで広がる世界
ひとりでサロンを営んでいるからこそ感じる、仲間との時間のありがたさ
研修を終えたあとは、一緒に学んだ皆さんと懇親会へ。
今回の研修には、全国からセラピストの皆さんが集まっていました。
普段は、それぞれ違う土地で、違う環境の中で活動している方たち。
だからこそ、お話を聞いているだけでも、新しい発見がたくさんありました。
わたしは普段、石狩市で一人でサロンを営んでいます。
お客様とゆっくり向き合える時間は、とてもたいせつで、好きな時間です。
でも、ひとりで仕事をしていると、自分の考え方や経験の中で物事を捉えやすくなることもあります。
そんなとき、自分とは違う環境で活動している方のお話を聞くと、
「そういう考え方もあるんだ」
「なるほど、そういうことかぁ」
と、新しい視点に気づかされます。
人との出会いが、学びをさらに深めてくれる
同じ技術を学んでいても、これまでの経験や、からだへの向き合い方は一人ひとり違います。
だからこそ、話しているとおもしろいんですよね。
自分では当たり前だと思っていたことが、別の人にとっては新しい発見だったり。
反対に、誰かの何気ない一言が、自分の中でつながらなかった知識を結びつけてくれたり。
そんな瞬間が、何度もありました。
学びは、講師の先生から教わる時間だけで終わるものではないんですね。
一緒に学ぶ仲間との会話の中にも、たくさんの気づきがある。
それを改めて感じた懇親会でした。
足を運んだからこそ見える世界がある
今回、名古屋まで来て感じたことがあります。
それは、いつもの場所を離れることで、出会える世界があるということ。
今は、オンラインでもたくさんのことを学べる時代です。
自宅にいながら、全国の先生のお話を聞くこともできます。
それは、とても便利でありがたいこと。
でも、実際にその場所へ足を運ぶからこそ感じられることもあります。
同じ空間で学ぶ熱量。
目の前で繰り広げられるやり取り。
休憩時間の何気ない会話。
研修が終わったあとの交流。
そんな時間の中で、自分の世界がすこしずつ広がっていくのを感じます。
おとなになると、仕事や家事、子育てなど、毎日の役割がたくさんありますよね。
新しいことを学ぶために時間をつくるのは、簡単ではないこともあります。
それでも、こうして自分が興味を持ったことを学びに行けること。
そして、学ぶことをこころから楽しいと思えること。
本当にありがたいなと思います。
いくつになっても、知らなかった世界に出会えるって、嬉しいことですね。
3日間家を空けて感じた、家族への感謝とこどもたちの成長
ホテルに届いた、こどもたちからの「がんばったよ」
研修を終えてホテルに戻ると、こどもたちから連絡が届いていました。
「今日、がんばったよ」
そんな報告や、夫から届くこどもたちの様子。
それぞれの場所で一日を過ごした家族の話を聞きながら、ほっとこころがゆるみました。
わたしが名古屋で学んでいる間も、家族はいつもどおりの暮らしを続けています。
学校に行って。
習い事に行って。
家のことを分担して。
それぞれが、自分の一日を過ごしている。
そんな様子を聞きながら、なんだか嬉しくなりました。
自分の学びを支えてくれる家族がいること
4人のこどもたちがいるわが家。
3日間家を空けるためには、習い事の予定を調整したり、食事を準備したり、家事の役割を分担したりと、いろいろな準備が必要でした。
でも、以前に比べると、子どもたち自身でできることが増えてきました。
夫にも協力してもらいながら、すこしずつ家族で暮らしを回せるようになってきたんですよね。
わたしひとりが、全部をがんばらなくてもいい。
家族それぞれが、できることをする。
そんな形がすこしずつできてきたことも、今回の研修に参加できた理由のひとつです。
こうして学びに来られることは、決して当たり前ではありません。
送り出してくれる家族がいること。
それぞれの場所で頑張ってくれていること。
そのありがたさを、改めて感じました。
石狩市Tsumuguがたいせつにする、女性が自分自身を大切にできる時間
今回の研修で学んだことも、全国のセラピストとの出会いも、わたしにとってたいせつな経験になりました。
でも、こうして学び続ける理由は、いつも同じです。
誰かのためにがんばり続けている女性が、自分自身のこともたいせつにできる時間を持ってほしい。
家事や育児、仕事。
毎日、誰かのことを考えて、誰かのために動いて。
気がつくと、自分のことは後回しになっていませんか?
「疲れているけれど、まだがんばれる」
「自分のことは、また今度」
そんなふうに、自分の気持ちやからだの感覚を後回しにしてしまうこともありますよね。
わたし自身も、子育てをする中で、長い間そんな毎日を過ごしてきました。
だからこそ、今は思うんです。
自分自身をたいせつにする時間は、もっと気軽に持っていい。
誰かのためにがんばることもたいせつ。
でも、その「誰か」の中に、自分自身も入れてあげてほしいんです。
石狩市の女性専用プライベートサロンTsumuguでは、理学療法士としての経験を生かしながら、お一人おひとりのこころとからだに向き合っています。
たいせつにしているのは、もっとがんばれるようになるためのケアではありません。
安心して力を抜くこと。
今の自分のからだに目を向けること。
そして、自分自身の感覚をすこしずつ取り戻していくこと。
そんな時間を届けていきたいと思っています。
今回の内臓アプローチの学びも、そのための選択肢のひとつ。
これからも、お客様にとって心地よい触れ方や関わり方を、丁寧に考え続けていきたいと思います。
学びも出会いも、Tsumuguに来てくださる方のために
名古屋での内臓アプローチ研修1日目。
内臓の解剖学と繊細な触診を学びながら、手から伝わるちいさな感覚に意識を向けた時間。
全国から集まったセラピストの皆さんと交流し、新しい視点に出会えた時間。
そして、ホテルに戻ってから、家族の声にほっとした時間。
どれも、わたしにとってたいせつな一日になりました。
今回、改めて感じたこと。
それは、足を運んだからこそ見える世界があるということ。
そして、学びの先には、いつもTsumuguに来てくださるお客様がいるということです。
「あの方に、こんなふうに触れられたらいいな」
「もっと安心して過ごしていただけるように、できることを増やしたいな」
そんな想いを大切にしながら、これからも学び続けていきたいと思います。
新しく受け取った知識や技術を、自分の中で丁寧に整理して。
ひとつひとつ、これからのケアに生かしていけるように。
そして、こうして学びに来られる環境と、支えてくれる家族への感謝も忘れずに。
今日も一日、たいせつに学んでいきたいと思います🌿
石狩市 女性専用プライベートサロン Tsumugu(つむぐ)
誰かのためにがんばる毎日の中に、自分自身のための時間を。
理学療法士としての経験を生かしながら、女性が自分のこころとからだに目を向け、心地よく過ごすためのお手伝いをしています。
ホームページ:https://tsumugu63.com/
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

