育児休暇中のママ必見/運動の敏感期、おうちでできるモンテッソーリ教育の関わり方は?
運動の敏感期に、おうちでできることはある?
遊びの中で、体の発達を促すことができます。
運動の敏感期の中で、しっかりとした体幹を育てるために、うつぶせやハイハイがとても大切になります。しっかりとした体幹が育つことで、微細な手の動きが動かしやすくなったり、バランスがとることが上手になったりします(*^^*)
ここでは、発達段階に合わせた、遊びの中で運動する関わり方をご紹介します♪
運動の敏感期って何?と思った方は、下のリンクを見てみてください(^^♪
遊びの中での運動
遊びを始める前に、こどもの顔や手や足を軽くなでるように擦ってあげるだけでもスキンシップになります♪
また、手や足を触るときや動かすときなど、その前に声掛けをすると、赤ちゃんにも「これから始まるぞ」という合図になります(*^^*)
新生児~生後2か月頃
- 握り遊び:手のひらをちょんと触るとぎゅっと握ります。手の甲を指の付け根のあたりから頭の方に優しくなでると、ぱっと指が広がります
- まねっこ遊び:正面の目が合うところで、口を開けたり、舌を出したり、唇を尖らせると赤ちゃんも真似します(新生児模倣)
生後2ヶ月~3ヶ月頃
- こちょこちょ遊び:全身に優しく触れながら、「こちょこちょ~」とくすぐる
- 足の裏マッサージ:足の裏に優しくきゅっきゅっと刺激を入れると、歩き始める前から、踏ん張る力を刺激する
- 手足の屈伸遊び:ゆっくり赤ちゃんの手や足を曲げてあげると、赤ちゃんが伸ばしてくるのを待つ
生後4ヶ月~5ヶ月頃
- ひっぱりっこ遊び:赤ちゃんの前でゆらゆらハンカチなどゆらし、赤ちゃんが手を伸ばしてきてしっかり掴んだら、優しくひっぱりっこする
- 鏡遊び:壁に倒れないように立てかけ、うつぶせの状態で見せてあげると、声を出して話しかけてみたり、手をのばそうとします
- 膝の上でバランス遊び:伸ばした膝の上に座らせ、お母さんが両手で支えながら、やさしくゆらゆらしてみる
- 寝返り遊び:授乳直後ではないときや機嫌の良い時に、仰向けの姿勢の赤ちゃんの下半身を優しくひねるように、寝返りする方向と逆の足をもう片方の足の上に置いて、交差させておくと寝返りをうつことがあります(*^^*)
これは、あくまで遊びなので、無理に寝返りをさせるものではなく、優しく下半身をひねったとき、赤ちゃんがその動きについてきて、動き出すのを待ってみてください♪
生後6ヶ月~7か月頃
- おいでおいで遊び:うつぶせの赤ちゃんに「おいでおいで」と声をかけると、ずりばいで近づいてくるのを促す
- コロコロボール遊び:ボールを転がし、ずりばいなどで追いかける遊び。このボールはやわらかくて、あまり転がりすぎないものがおすすめです♪
- たかいたかい遊び:赤ちゃんの脇に両手を入れ、お母さんの胸のあたりから優しくお母さんの頭の上まで持ち上げる。そこからまたゆっくりと胸の前までおろしてくる。授乳直後や食後など、吐く可能性のある時は避けましょう(*^^*)
生後8ヶ月~9か月
- バスごっこ遊び:床に座って赤ちゃんを膝に乗せ、「右に曲がりまーす」や、「左に曲がりまーす」など、左右に倒たり、「止まりまーす」と、動きをとめてみたりしても楽しいです♪
- 積み木遊び:お母さんが積んだ積み木を壊したり、また積んで壊したりを繰り返す。また、赤ちゃん自身が2~3個積めるようになってくる
生後10か月~1歳
- まてまて鬼ごっこ:お母さんもハイハイの姿勢で、ハイハイしている赤ちゃんを追いかけると、赤ちゃんは喜んで逃げていきます♪
お母さんのエクササイズにもなるので、一緒にハイハイしてみてね(^^♪ - ひこうき遊び:お母さんがあおむけで寝転んで、足に赤ちゃんを乗せる。「ひこうきブーン」と言いながら足を上げたりおろしたりすると赤ちゃんも喜ぶ
※赤ちゃんも重くなってくるので、お母さんの腰が痛い時や、赤ちゃんが落ちそうで不安な時は無理しないでね♪ - 階段を上り下り:ちょっとした段差や階段を、ハイハイで上り下りできるように近くでサポートしながら見守る
運動の必要性
人は、生まれてから約1年の歳月をかけて自分の足で立ち、歩き始め、その後も発育・発達しながらさまざまな機能を獲得していきます。
このような発育・発達の著しい時期における、遊びの中での運動には、精神的効果と身体的効果の両面があります。
精神的効果:運動によって心の開放感や達成感を感じ、遊びを見守ってもらえる環境が自己肯定感につながる
身体的効果:全身を使うことで、バランスの取れた発育を促し、脳の活性化につながり、足腰・体幹が鍛えられる
まとめ
運動の敏感期に合わせた遊びの一部を紹介しました(*^^*)
赤ちゃんは遊びを見つける天才です(^^
赤ちゃん自身が何かをやろうとしているとき、何度も何度も同じ行動を繰り返しているときは、集中現象と呼び何か動作を獲得しようとしているときです。
安全な環境の中であればそっと見守ることも大切です(*^^*)
集中現象とは?と思った方は、以下をクリックしてみてください(^^♪
育児休暇中、おうちで関われるモンテッソーリ
発達の段階はあくまで目安なので、赤ちゃんの発達に合わせた、赤ちゃんもお母さん自身も楽しめる範囲で行える遊びを試してみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
※モンテッソーリの学びは、“モンテッソーリの種まき こどもや代表 山中きのさん”による、おうち実践知育アドバイザーの講座を受講しました(*^^*)