頭蓋仙骨療法を学んで気づいたこと|不調を治すのではなく「治る力」を引き出したい/石狩市

名古屋で学んだ4日間が、ようやく自分の中でつながってきました
4月と5月に、名古屋で頭蓋仙骨療法を学んできました。
研修から帰ってきてしばらく経ち、ようやく学びが自分の中で腑に落ちてきたように感じています。
学んだのは技術だけではありません。
「人のからだと向き合うとはどういうことなのか」
そんな原点を改めて考える時間でもありました。
病院勤務時代から感じていた不思議な感覚
病院で働いていた頃。
患者様のからだに触れていると、
「ここが気になる」
「ここに触れたい」
と感じることがありました。
でも不思議なことに、それは患者様が訴えている場所ではないことも多かったんです。
なぜそこが気になるのか。
なぜそこに触れたいと思うのか。
当時の私には説明できませんでした。
けれど、からだから受け取った感覚を信じて触れていると、不思議と症状が軽くなることもありました。
解剖学の知識が感覚と言葉をつないでくれた
今回の頭蓋仙骨療法の学びでは、頭蓋骨だけではなく、静脈、動脈、リンパ、神経など、細かな解剖学についても深く学びました。
すると今まで感覚で感じていたことが、すこしずつ言葉として理解できるようになったんだよね。
からだはすべてがつながっています。
肩こりの原因が肩にあるとは限らない。
頭痛の原因が頭だけとは限らない。
自覚している不調と、ほんとうに必要なケアが違うこともあります。
でもそのつながりを理解できると、不調が改善へ向かう道筋も見えてきます。
知識だけでは届かない「からだの声」
もちろん知識はとてもたいせつです。
でも今回改めて感じたのは、知識だけでは届かない部分があるということ。
人のからだには、その人だけのリズムがあります。
その日、その瞬間に必要としていることがあります。
触れていると、
「そこじゃないよ」
「もうすこしやさしく」
「今はここを見てほしい」
そんな声を、からだが教えてくれることがあります。
「治してあげたい」が強すぎるとうまくいかない
施術をしていると、どうしても
「楽になってほしい」
「改善してあげたい」
という気持ちが強くなります。
でも、その想いだけでからだを動かそうとすると、不思議なことに、からだは受け取ってくれないことがあります。
たいせつなのは、施術する側の考えではなく、相手のからだが必要としている方向に寄り添うこと。
触れる深さ。
力加減。
向かう方向。
それらがぴったり重なった時、からだは自然とゆるみ、本来のバランスを取り戻そうと動き始めます。
頭蓋仙骨療法が教えてくれた自然治癒力のたいせつさ
整体や施術というと、
「治してもらう場所」
と思われることも多いかもしれません。
でもわたし自身は、施術者が治すのではなく、その人が本来持っている回復する力を引き出すお手伝いをしているのだと感じています。
わたしたちのからだには、もともと治ろうとする力があります。
傷が治るように。
風邪が回復するように。
疲れたら眠くなるように。
その力が働きやすい環境を整えること。
それが施術の役割だと思っています。
サロンに来た時だけ楽になるのではなく
わたしが目指しているのは、サロンに来た時だけ楽になることではありません。
日々の生活の中で、自分のからだの声に気づけること。
呼吸の浅さに気づくこと。
頑張りすぎている自分に気づくこと。
そして、自分自身で整えていく力を育てること。
そのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。
これからも学び続けながら
頭蓋仙骨療法の学びは、まだまだ続きます。
知識も技術も深めながら、目の前の方のからだの声に耳を傾けることをたいせつにしていきたい。
こころとからだの土台を整え、本来持っている力が発揮できるように。
そんなお手伝いができる施術者でありたいと思っています🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

