「触れることでうまれる、こころのぬくもり」——忙しい女性に届けたい“自分を包みなおす時間”のすすめ/石狩

「なんだか疲れたな」と感じたら、自分に“触れる”時間を
朝晩の冷え込みが強くなる季節。
気づけば肩が上がっていたり、背中がこわばっていたりしませんか?
からだがちぢこまると、こころまでちいさく縮こまってしまうもの。
そんなときこそ、「自分にやさしく触れる時間」を持ってみてください🌿
スキンケアは「自分を包みなおす」やさしい時間
お風呂あがりに、ハンドクリームやボディクリームを塗るとき。
その動作をすこし丁寧にするだけで、こころのやすらぎが生まれます。
「今日も一日がんばったね」
そんな気持ちで、自分の肌をやさしく丁寧にに触れてみましょう。
実は、ひとの肌に触れることには「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンを分泌させる効果があることが、研究でわかっています。
オキシトシンは、こころの緊張をやわらげ、安心感や幸福感をもたらしてくれるホルモン。
自分の肌に触れることでも分泌が促され、“セルフタッチ”でもこころを癒すことができるんです🫧
こどもと“ぬくもりを分けあう時間”を
もし、こどもが近くにいたら、一緒にぬくもりを感じる時間をつくってみましょう。
ハンドクリームを手にとって、
「いい匂いだね」
「気持ちいいね」
そんな会話をしながら、ちいさな手を包みこむ。
この“触れるコミュニケーション”は、ことば以上に深く「安心」や「愛情」を伝えます。
親子のスキンシップは、こどもの情緒の安定にもつながると言われています🌼
そして同時に、あなた自身のこころもやさしく満たしてくれるんです。
がんばるあなたへ——「触れる」は“整える”こと
家事や仕事、育児。
がんばりすぎてしまう女性ほど、つい自分のことは後まわしになりがち。
でもね、からだとこころはつながっています。
手のひらを通して「だいじょうぶ」「よくがんばってるね」と自分に伝えることは、こころを静かに整えるセルフケアのひとつなんです。
寒い季節こそ、あたたかい手のぬくもりを通して、自分自身をやさしく包みなおしてあげましょう🍃
さいごに
ぬくもりは、誰かに与えるだけじゃなくて、自分にもちゃんと向けていいもの。
今日の夜、お風呂あがりにすこしだけゆっくりと。
自分の肌に触れて、手のひらのやさしさでこころをあたためてみてください🕊️
きっとすこしだけ、からだとこころががやわらかくゆるむはずです。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

