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秋の乾燥対策:薬膳で肺を整える食材とレシピ

mumiota
wakana
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秋になると、風が乾燥してきて、咳が出やすくなる💦まだまだ感染症が流行っているから、咳をしていると周りの目が気になる。乾燥するときのおすすめの食事って何かある?

mumi
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私も、咳ぜんそくがあり、季節の変わり目のこの時期は、咳が出やすいです💦乾燥する秋が深まる前に、肺を潤し、体の水分を整える食材を摂っておくのがおすすめです♪

 東洋医学では「秋の乾燥は肺にダメージを与える」とされ、乾燥した空気が呼吸器系に負担をかけます💦
 秋が深まる前に、薬膳を予防的にいつもの食事に取り入れて、肺を整え、乾燥に負けない体を作ることが大切です♪

 この記事では、秋の乾燥する季節が来る前に、肺や体を潤し、肺や肌や髪の乾燥を防ぐためにおすすめの食材と、簡単なレシピをご紹介します(*^^*)

秋の乾燥で弱る肺

 東洋医学では、肺は呼吸をコントロールし、生命エネルギーの元を作っています。
乾燥した空気のよって、体の水分は奪われ、潤いが減少します。

 外気に触れる鼻や口はもちろんのこと、肺だけではなく、肌や髪の毛も水分が奪われます。
 また、体内の潤いも奪われるため、腸の水分が減少し便秘しやすくなることも多くあります💦

 乾燥から守るために「滋陰」じいん:体にこもった熱を冷まし、体を潤す効果のある食材や「潤肺」じゅんぱい:乾燥した肺を潤す効果のある食材が推奨されています♪

 これらの食材は、体の不足している水分と血を補い、潤いを大切にする働きがあり、乾燥した季節に特に効果的です(*^^*)
 日々の食事にこれらの乾燥食材を摂取することで、乾燥によるトラブルを防ぐことができます。

肺と体を潤す食材

 秋は「乾燥の季節」と言われ、肺は乾燥に最も弱い臓器です。
肺が乾燥すると、呼吸がしづらくなったり、皮膚や髪が乾燥したりします。

 これを防ぐために、体の中から潤いを与える食材を摂ることが大切です♪
滋陰・潤肺の効能を持つ食材には、黒豆、白きくらげ、山芋、はちみつ、アーモンドなどあり、これらを組み合わせて日常の食事に取り入れることで、乾燥を防ぎ、肺を守ることができます。

山芋と豚肉の炒め物

 乾燥する季節にぴったりの、山芋と豚肉を使ったレシピをご紹介します。
山芋は滋陰効果があり、体と肺に潤いを与える働きがあり、豚肉もまた体を潤し、気を補う効果があります。
 この2つの食材を組み合わせた料理は、乾燥した季節にぴったりです。

材料(2人分)

  • 山芋:200g
  • 豚薄切り肉:150g
  • にんにく:1枚
  • しょうが:1枚
  • 醤油:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • ごま油:適量
  • 塩・こしょう:少々
  • 青ねぎ(お好みで):やや

作る

  1. 下準備
    • 山芋は皮をむいて、5mm程度の厚さに輪切りまたは短冊切りにします。
    • 豚肉は一口大に切り、塩・こしょうで下味をつけます。
    • にんにくとしょうがはみじん切りにしておきます。
  2. 炒める
    • フライパンにごま油を熱し、にんにくとしょうがを入れて香りが立つまで炒めます。
    • 次に、豚肉を加えて色が変わるまで炒めます。
    • 豚肉に火が通ったら、山芋を加えてさらに炒めます。
  3. 味付け
    • 山芋に軽い火が通ったら、醤油と酒を加えて全体に絡めます。
    • 山芋が柔らかくなったら、塩・こしょうで味を調えます。
  4. 仕上げ
    • 最後にお好みで青ネギを広げて、彩りを加えます。

 この山芋と豚肉の炒め物は、滋陰効果で体を内側から潤し、乾燥による不調を予防するのにぴったりの一品です。
 シンプルな調理法で、栄養たっぷりの料理を楽しんでください♪

れんこんと卵のふわふわ炒め

 秋から冬にかけて、乾燥しやすい季節にぴったりの、れんこんと卵を使ったレシピをご紹介します。
 れんこんは潤いを与え、乾燥を防ぐ食材として知られ、卵は栄養豊富で体の水分を補う効果があり、この2つを組み合わせた料理は、体に優しく、乾燥による不調を予防するのに最適です♪

材料(2人分)

  • れんこん:150g
  • 卵:2個
  • ねぎ:1本
  • ごま油:大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 塩・こしょう:少々
  • だし汁:50ml

作る

  1. 下準備
    • れんこんは皮をむき、薄めの半月切りにします。水にさらしてアクを除いて、水気を切ります。
    • ねぎは斜めに薄切りします。
    • 卵はボウルに割り入れ、塩・こしょうを少し加えてよく溶きほぐします。
  2. 炒める
    • フライパンにごま油を熱し、ねぎを入れて香りが立つまで炒めます。
    • 次に、れんこんを加えて軽く炒め、だしを加えて柔らかくなるまで煮ます。
  3. 味付け
    • 醤油とみりんを加えて、味を調えます。
      れんこんにしっかりと味がついたら、卵を流し、ふわっと半熟状態になるまで火を通します。
  4. 仕上げ
    • 卵が半熟状態に固まったら火を止め、お皿に盛り付けます。

 このれんこんと卵のふわふわ炒めは、乾燥予防に効果的な潤いを体に与えるだけでなく、れんこんのシャキシャキした食感と卵のふわふわが楽しいレシピです♪

まとめ

 秋の乾燥は、私たちの体にさまざまな影響を与えますが、体に潤いを与える食材を取り入れることで、肺を潤し、乾燥から守ることができます。

 日常の食事にこれらの食材をプラスし、体の内側から乾燥を予防してください♪
簡単にできる薬膳レシピを活用し、この秋を健康的に乗り切りましょう。

 最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)

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ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ!と想うことを1つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。
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