mumiのつぶやき

こどもが楽しみにしている日に熱を出すのはなぜ?心と体のつながりから考える子どもの体調変化/石狩市

mumiota

「楽しみにしていたのに…。」お出かけの日にこどもが熱を出すのは、どうして?

「今日だけは元気でいてほしかった。」

旅行の日。

動物園へ行く日。

久しぶりのおじいちゃん、おばあちゃんに会う日。

前から約束していた、自分のお友達と会う日。

そんな日に限って、こどもが熱を出してしまう。

きっと、多くのお母さんが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

楽しみにしていた予定をキャンセルすることになって、がっかりしたり、
「どうして今日なの…。」と悲しくなったり。

そんな気持ちになりますよね。

今日は、その出来事を「こころとからだのつながり」という視点から、すこし考えてみたいと思います。

こどものからだは、大人が思う以上に正直

こどもは、自分の気持ちを言葉で整理することがまだ得意ではありません。

「楽しみ!」という気持ちもあれば、

「ちゃんと行けるかな。」

「知らない場所はすこし不安。」

「疲れちゃわないかな。」

そんな気持ちも、こころの中には同時に存在しています。

おとななら言葉で表現できる感情も、こどもはからだで表現することがあります。

その一つが、熱や体調不良として現れることもあるのです。

楽しみなのに、どうして体調を崩すの?

「楽しみなんだから、元気になるんじゃないの?」

そう思いますよね。

でも実は、”楽しみ”もからだにとっては大きな刺激です。

遠足の前日に眠れない。

運動会の朝、お腹が痛くなる。

発表会の日に熱が出る。

これらは決して珍しいことではありません。

楽しみな出来事でも、

・いつもと違う環境
・早起き
・興奮
・緊張
・生活リズムの変化

こうした刺激が重なることで、自律神経が大きく働きます。

すると、疲れが表に出たり、免疫のバランスが変化して、それまで抑えていた風邪のウイルスが症状として現れることもあります。

「今日熱が出た」のではなく、

実は数日前から、からだはがんばり続けていたのかもしれません。

こどもは「安心した時」に体調を崩すこともある

病院でもよく見られることですが、ずっとがんばっていた人が、やすみに入った途端に熱を出すことがあります。

こどもも同じです。

保育園や幼稚園、小学校でがんばっていたり、

「楽しみにしているからがんばろう!」

と無意識に力が入っていたり。

そして、その張りつめた糸がすこしゆるんだ瞬間に、

からだが「やっとやすめる。」

と感じて、熱が出ることもあります。

熱は悪いものではなく、からだを守るための反応でもあるのです。

お母さんの気持ちも、一緒にやすませてあげて

予定がなくなると、

「せっかく予約したのに。」

「楽しみにしていたのに。」

そんな気持ちになりますよね。

でも、こどもは一番つらいのは自分自身。

お母さんを困らせたくて熱を出しているわけではありません。

だからこそ、

「大丈夫だよ。」

「また元気になったら行こうね。」

その一言だけで、こどものこころは安心します。

そして実は、お母さん自身も深呼吸してほしいなと思います。

予定が変わることを責めなくていい。

「今日はやすむ日だったんだね。」

そう思えるだけで、お母さんのこころもすこし軽くなります。

こころとからだは、いつもつながっている

わたしは理学療法士としてからだを見てきました。

そして今は、こころとからだを一緒に整える施術をしています。

その中で感じるのは、こころが緊張すると、呼吸は浅くなり、からだも固くなるということ。

逆に、安心すると、呼吸が深くなり、からだもゆるみ始めます。

こどもも、お母さんも同じです。

だからわたしは、「からだだけ」ではなく、「安心できる時間」を届けたいと思っています。

さいごに

こどもがお出かけの日に熱を出す。

それは決して、

「楽しみじゃなかった」

ということではありません。

むしろ、楽しみだったからこそ、がんばっていたのかもしれません。

こどものからだは、言葉の代わりに教えてくれることがあります。

だからそんな日は、予定どおりに過ごせなかったことよりも、

「今はやすもうね。」

そう声をかけてあげられたら十分です。

こどもは安心の中で、また元気を取り戻していきます。

そして、お母さんも。

完璧な一日ではなくても大丈夫。

深呼吸しながら、また次の「楽しみ」を一緒につくっていけたらいいですね。🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
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理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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