セルフケア解説

自然にふれる時間が心を整える。目の疲れ・心のこわばりをゆるめる小さな習慣/石狩

mumiota

なんだか目がつかれていると感じるとき

 パソコンやスマホを使う時間が長いと、無意識のうちに視野がせまくなって、からだもこころもぎゅっとこわばってしまうことがあります。

 これは「VDT症候群」とも呼ばれる、長時間の画面作業により、まばたきの回数が減ることで、ドライアイや目の疲れ・痛み、頭痛、肩こりや首の痛み、不眠など目や心身に影響を与えることが研究でも明らかになっています。

自然の中で「視野を広げる」ことの効果

そんなときにおすすめなのが、自然の中で過ごすこと。
たとえば――

  • 広い空を見上げる
  • 近くの景色と遠くの山や木々を交互にながめる

 こうして視界をぐーんと広げると、普段はあまり使っていない目の筋肉が動き、緊張がやわらいでいきます。
 実際に、一日に2時間程度、外遊びをすることで、からだの緊張がほぐれ、目の症状が緩和するとも言われています。
 また、普段はパソコンやスマホを凝視して使っている目を、上下左右に広く動かして使ったり、遠くを眺めることは眼精疲労の予防につながるとされています。

五感をひらくとこころにゆとりが生まれる

 さらに自然の中では、草の香り、風の音、鳥のさえずりといった「五感」を刺激する要素がたくさんあります。
 これらは自律神経を整え、副交感神経を刺激し、リラックス効果があり、ストレスを軽減させる効果があるといわれています。

 自然の中にいると「からだ全体が深呼吸している」ように感じられるのは、このためなんですね。

がんばりすぎてしまうあなたへ

 忙しい日々のなかで、ついついがんばりすぎてしまうと、こころの視野までせまくなってしまいます。
 そんなとき、自然のなかにいるだけで、こころとからだのゆとりが広がっていきます。

 公園のベンチですこし空をながめるだけでも、ベランダから風を感じるだけでもかまいません。

「ちょっと疲れているかも」
そう思ったときこそ、自然と戯れるちいさな時間をもってみてください。

自然がくれる、こころとからだのリセット時間

 自然のなかで過ごす時間は、目の疲れをやわらげ、こころにゆとりを生むシンプルな方法です。
 完璧にやらなくても、ほんの数分で十分。

 あなたのこころとからだが、ふっと軽くなるちいさなリセット習慣を、日常にとり入れてみてください🕊️

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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