おうちモンテ

同じに強いこだわりを持つ、秩序の敏感期/モンテッソーリ教育

mumiota
wakana
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秩序の敏感期って、言葉だけを聞くとよくわからない?
これってどんな敏感期?

mumi
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〝秩序の敏感期”という言葉だけではわかりづらいですが、こどもが同じことにこだわる時期ってありませんか?それが、“秩序の敏感期”です。

 生後6か月~3歳くらいに強く現れる、“同じ”にこだわる時期を敏感期といいます(*^^*)
親としては、“同じ”にこだわるこの時期、『同じ順番できがえなきゃやだ!』とか、『ママじゃなきゃやだ!』とか、いつものルーティンと崩れるだけで、対応に困ることも多々あるとは想います(^-^;
 なぜこの敏感期がこどもにとって必要なのかを知ることで、こどもの“同じがいい‼”への対応方法がわかると想います(*^^*)

秩序の敏感期とは?

 こどもにとっては、自分がいつも行う順番だったり、場所だったり、人だったり、体験したことのあることが世界のすべてになります(*^^*)
広い世界について、まだあまりよくわかっていないこどもにとって、いつもと同じ順番や場所、人であることは、『いつも同じで変わらない安心できるもの』=『秩序』となります。

 人見知りや場所見知りも、秩序の敏感期の一つです(*^^*)
こどもにとっては、いつもと違うことに気づいて、不安になってしまって、『ここはどこ?あなたはだれ?こわいー!』となっているのかも?
言い換えれば、いつも見る家族の顔や家の様子がわかっているということの現れです♪

我が家の日常♪

 祖父母の家に遊びに行くと、人見知り、場所見知りが強くて困ってしまうこともよくありました(^-^;
『いつもと違うから不安なのかもしれないな?』と思いながら、私自身が祖父母に楽しそうに話しかけたり、祖父母の家でも安心している姿を見せてあげることで、こどもが『ママが楽しそう?ここは大丈夫な場所かも?』と思ってもらえる一つの手段となります(^^♪
 そうは言っても、義理両親の家は緊張することもありますよね(^-^;
こどもも私と同じで緊張してるのかなと思うこともよくありました(^^)

秩序の敏感期にはどんなものがあるの?

大きく分けて3つあります(*^^*)
順序にこだわる、所有にこだわる、場所にこだわる、の3つです。

順序のこだわり

 “いつもと同じ順番で着替えがしたい!”、“いつもと同じ道順で保育園に行きたい!”、“いつもと同じ順番で準備をしたい!”、という親から見たらこだわりが強く融通もきかない大変な時期ですが、言い換えればいつもと同じ順番で行うことでスムーズに身支度や準備が終わるのもこの時期(*^^*)

我が家の日常♪

 この時期特有の特性をいかしつつ、こどものこだわりを受け入れることですんなり準備などが終わることもあります♪
 こどもも受け入れてもらえた経験が、自分を認めてもらえたと思う自己肯定感につながっていきます(^^♪ 

所有のこだわり

 “これはママのカバン!”、“ここはママの椅子!だから座っちゃだめ!”、“いつも着ている服がいい!”と、ママの所有物はママのもので、ママ以外は絶対使っちゃダメ!というのもこの時期。
 自分の物は自分の物!という所有への秩序もこどもの中で強くなってくるると、お友達とのおもちゃの取り合いトラブルも見られるようになります(^-^;

 お友達に『かーしーてー』と言われた場面を見た時、貸してあげない自分のこどもを見ていると、ついつい『お友達が貸してって言っているよ、貸してあげて?』と私は言ってしまっていました。
 こどもの中にも、『これは今僕の物なのに、どうして貸してあげてなんて言うの?まだ遊びたいのに!』という気持ちもあるかもしれません。
 そんな時は、『(お友達に)今、まだこのおもちゃで遊びたいみたいなの。(こどもと相談して)あと10回使ったらおしまいにするね。』と伝えてみると、こどもも自分の気持ちを尊重してもらえた経験になりおすすめです♪

我が家の日常♪

 私の場合、大切にしていることは、約束をしたなら親も守ることを意識します。
 回数になってもやめられないときは、『お友達に貸す約束だよ』と伝え約束したのでお友達におもちゃは譲ります。
 泣くこともありますが、一緒に決めた約束なのでそこは守ることを優先させています。

場所のこだわり

 “この本はいつもの場所にしまいたい!”、“歯磨きはいつもの場所でしてほしい!”、“車に乗ったらいつもの公園にいくのに、買い物にいきたない!”など、いつもの場所に秩序を保ちたいときにみられます(*^^*)
 親にとっては、融通もきかないことも多く、「どうしても今買い物に行かないと困る。」など、どうしてもかなえてあげられないこともあります(^-^;

我が家の日常♪

 どうしても、親もこどもの秩序を優先させてあげられないとき、我が家では「今はあなたの意見を聞いてあげられない。ママも今買い物に行かないと、晩御飯が食べられなくなってしまう。」と自分の意見も伝えます(*^^*)
 それでもこどもは泣きますが、こどもにご飯を食べさせる、健康を守るために今は買い物を優先する!と決めて行動しています。

まとめ

 こどもは、秩序を守ることで安心することができます(*^^*)
こどもの秩序の本質を理解し、できる範囲で尊重することでこどもも安心して心に落ち着きが生まれてきます♪ 
“ママができる範囲”なので、疲れている時やこどもを尊重できないこともたくさんあると思います(^^)

私の場合、「今、ママは少し疲れていて、かなえてあげられない」とこどもに伝え、今は自分の体を休ませることを優先する!など、その状況でできるだけイライラしないような関りを選択しています♪

 毎日忙しい日々、ママの健康と心の余裕も大切だと思っています。
なので、疲れた時は休む!ことも意識して、無理せずできる範囲でこどもとの関りを楽しんでいきたいと想います(*^^*)

最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪

※モンテッソーリの学びは、“モンテッソーリの種まき こどもや代表 山中きのさん”による、おうち実践知育アドバイザーの講座を受講しました(*^^*)

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ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ!と想うことを1つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。
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