セルフケア解説

立ち上がるときに手をつくのはお尻の筋力低下?40代・50代から始める転倒予防とお尻の筋肉の使い方|石狩市Tsumugu

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立ち上がるときに手をつくのはお尻の筋力低下?

最近、椅子から立ち上がるときに、無意識に手をついていませんか?

テーブルに手を置いて、よいしょっと立ち上がる。

階段を上るときには、自然と手すりに手が伸びる。

すこし近くのお店に行くだけでも、つい車を使ってしまう。

そんなこと、ありませんか?

どれも、普段の生活の中でよくあることですよね。

もちろん、手すりを使うことも、車で移動することも、悪いことではありません。

でも、もし以前よりも「手を使わないと立ち上がりにくい」「階段が大変になった」と感じているなら。

それは、今の自分のからだの使い方に目を向ける、ひとつのきっかけかもしれません。

今回は、理学療法士としての経験から、お尻の筋肉と日常生活の関係、そして整体で整えたあとにたいせつにしたいことについて、お話ししたいと思います🌿

お尻の筋肉は、立ち上がる・歩く・階段を上るためにたいせつな筋肉

お尻の筋肉は、毎日の暮らしを支えている

「お尻の筋肉」と聞くと、ヒップアップのための筋肉を思い浮かべる方もいるかもしれません。

でも、お尻の筋肉には、見た目だけではないたいせつな役割があります。

例えば、お尻の大きな筋肉である大殿筋(だいでんきん)。

この筋肉は、股関節を後ろに伸ばす働きを持ち、椅子から立ち上がったり、階段を上ったりするとき、大きく歩くときに役立ちます。

そして、お尻の横側にある中殿筋(ちゅうでんきん)などは、歩いているときに骨盤を安定させる働きに関わっています。

つまり、お尻の筋肉は、

  • 椅子から立ち上がる
  • 階段を上る
  • 歩く
  • 片足でからだを支える
  • バランスを保つ

といった、毎日の何気ない動作を支えてくれているんです。

普段はあまり意識することがないかもしれませんが、わたしたちの暮らしに欠かせない筋肉なんですよね。

椅子から立ち上がるとき、手をつくことが増えていませんか?

以前は何気なくできていた動作が、すこしずつ変わっていく

椅子から立ち上がるとき。

以前は、何も考えずにすっと立てていたのに。

気がつくと、椅子の肘掛けに手をついていたり、目の前のテーブルを押して立ち上がっていたり。

そんな変化を感じることはありませんか?

立ち上がる動作には、お尻だけでなく、太ももの筋肉や体幹、足首の動きなど、さまざまな働きが関わっています。

そのため、手をつくようになったからといって、必ずしもお尻の筋力が低下しているとは限りません。

膝や股関節の痛み、関節の動きにくさ、バランスへの不安などが影響していることもあります。

でも、以前より手の助けが必要になったと感じるなら、それは見過ごさずにいたい変化のひとつです。

「今の自分は、どんなふうに立ち上がっているかな?」

まずは、そんなふうに自分の動きを観察してみてほしいんです。

手を使うことが悪いのではなく、足で支える機会もたいせつにする

ここで、ひとつたいせつなことがあります。

それは、手をついて立ち上がることが悪いわけではない、ということ。

膝に痛みがあったり、ふらつきがあったりするときには、手すりや肘掛けを使うことが安全につながります。

無理に手を離して立ち上がる必要はありません。

ただ、痛みやふらつきがなく、安全にできる状態なら、足とお尻の力を使って立ち上がる機会をすこしずつつくってみる。

そんな意識も、たいせつにしていきたいですね。

歩かない生活が続くと、お尻の筋肉を使う機会も減っていく

便利な暮らしの中で、からだを使う機会がすくなくなっている

今の暮らしは、ほんとうに便利になりました。

近くのお店にも車で行ける。

エレベーターやエスカレーターがある。

重たいものを運ばなくても、宅配で届けてもらえる。

便利な道具やサービスに助けられることは、たくさんありますよね。

でも、その一方で、歩いたり、階段を上ったり、からだを大きく動かしたりする機会は、意識しなければすくなくなりやすいものです。

筋肉は、使う機会がすくない状態が続くと、筋力や持久力が低下することがあります。

お尻の筋肉も同じです。

毎日の生活の中で、歩く距離が短くなったり、座っている時間が長くなったりすると、筋肉を十分に使う機会が減ってしまうことがあります。

今は困っていなくても、年齢を重ねたときに気づくことがある

40代、50代の頃には、それほど不便を感じていなかったこと。

でも、年齢を重ねていく中で、

「階段を上るのが、以前より大変になった」

「床から立ち上がるのに時間がかかる」

「すこしの段差でも、足元が気になる」

そんな変化を感じることがあるかもしれません。

もちろん、こうした変化には筋力だけでなく、視力や感覚、関節の状態、持病など、さまざまな要因が関わります。

それでも、日常生活の中でからだを使い続けることは、これからの動きやすさを保つためのたいせつな土台になります。

今の自分が困っていないからこそ、これからの自分のためにできることがある。

そんなふうに考えてみるのも、いいかもしれませんね。

お尻の筋肉だけではない|股関節や背骨の動きもたいせつ

お尻の筋肉が働きやすいからだには、関節の動きも関わっている

お尻の筋肉を使おうと思っても、なんだかうまく力が入らない。

そんな方もいらっしゃいます。

その背景には、筋力だけでなく、股関節や背骨の動き、姿勢などが関わっていることもあります。

例えば、股関節が動きにくいと、立ち上がったり歩いたりするときの動作が変わることがあります。

背骨や骨盤の動きがすくないと、からだ全体を使った動作がしにくくなる場合もあります。

また、お尻の周囲に張りや硬さを感じている方もいらっしゃいます。

ただし、筋肉が硬く感じることと、筋力が弱いことは同じではありません。

そのため、単にお尻をほぐせばよい、鍛えればよい、ということではないんですよね。

たいせつなのは、からだ全体の動きの中で、お尻がどんなふうに働いているのかを見ること。

理学療法士として、わたしがたいせつにしている視点のひとつです。

整体で整えたあとがたいせつ|日常生活の中でお尻の筋肉を使うこと

整体を受けて終わり、ではないんです

整体でからだに触れてもらって、

「動きやすくなった」

「からだが軽く感じる」

そんな経験をしたことはありませんか?

からだが心地よく感じられると、それだけでも嬉しいですよね。

でも、わたしは、整体を受けて終わりにしてほしくないと思っています。

なぜなら、からだを使う時間のほとんどは、サロンの外にあるからです。

朝起きて。

ごはんを作って。

掃除をして。

買い物に行って。

椅子から立ち上がって。

そんな毎日の暮らしの中に、からだを動かす機会がたくさんあります。

整体で一時的に動きやすさを感じられたとしても、それだけで筋力やバランス能力が十分に高まるわけではありません。

だからこそ、施術のあとの日常生活で、どんなふうにからだを使っていくか。

そこも、とてもたいせつだと考えています。

自分のからだを、自分で使っていくこと

Tsumuguでたいせつにしているのは、施術を受けることだけに頼るのではなく、自分のからだの感覚を知り、日々の暮らしの中でできることを増やしていくことです。

お尻の筋肉も同じ。

「お尻を鍛えなきゃ!」

と、特別な運動をがんばる前に。

普段の生活の中で、お尻や足を使う機会がどのくらいあるのか、すこし意識してみる。

それだけでも、今の自分のからだの使い方に気づくきっかけになります。

40代・50代から始めたい、お尻の筋肉を使う3つの生活習慣

特別なトレーニングの時間をつくらなくても、日常生活の中でできることがあります。

無理なく、安全にできる範囲で取り入れてみてくださいね。

1.椅子から立ち上がるときに、足で床を押す感覚を意識する

まずは、普段の立ち上がり方をすこし意識してみましょう。

足の裏を床につけて、上半身をすこし前に傾けながら、足で床を押して立ち上がる。

そのとき、お尻や太ももが働いている感覚に目を向けてみます。

最初は、手すりや肘掛けを使っても大丈夫。

安全にできる方は、安定した椅子で、すこしずつ足の力を使うことを意識してみてください。

無理に手を使わずに立とうとする必要はありません。

たいせつなのは、今、自分のからだのどこを使っているのかに気づくこと。

2.近くの買い物は、歩いて行く機会をつくる

いつも車で行っている近くのお店。

天気や体調がよい日には、歩いて行ってみるのもいいですね。

歩くことは、お尻の筋肉だけでなく、太ももやふくらはぎなど、さまざまな筋肉を使う運動です。

歩く距離が短くても構いません。

最初は、家の周りをすこし歩くだけでも。

たいせつなのは、無理なく続けられることです。

北海道では、冬になると雪道や凍結路面が心配な日もあります。

そんなときには、無理に外を歩かず、屋内で安全に歩ける場所を選ぶこともたいせつですね。

3.日常の中で、すこしだけ動く機会を増やす

階段を使う。

すこし遠回りして歩く。

座りっぱなしの時間を減らす。

立って家事をするときに、左右の足に体重を移してみる。

そんなちいさなことでもいいんです。

ただし、階段では必要に応じて手すりを使いましょう。

転倒の危険を冒してまで、筋肉を使う必要はありません。

がんばって運動するのではなく、暮らしの中に自然と動く機会をつくっていく。

そんな積み重ねをたいせつにしていきたいですね。

転倒予防と健康寿命のために、今からたいせつにしたいこと

年齢を重ねることは、誰にも止められません。

でも、年齢を重ねたからといって、何もできなくなるわけではありません。

筋力やバランス能力は、年齢に合わせた適切な運動を続けることで、維持や改善が期待できます。

そして、転倒予防のためには、お尻の筋肉だけでなく、下肢全体の筋力やバランス能力を育てることもたいせつです。

例えば、

「これからも自分の足で買い物に行きたい」

「旅行先で、たくさん歩きたい」

「孫と一緒に遊びたい」

「好きな場所へ、自分で出かけたい」

そんな未来の楽しみのために。

今の自分のからだに目を向けてみる。

健康で長く人生を楽しむために、今できることをすこしずつ。

そんな考え方が、わたしは好きです。

石狩市の女性専用サロンTsumuguがたいせつにしている、整体後のからだとの付き合い方

石狩市の女性専用プライベートサロンTsumuguでは、理学療法士としての経験を生かしながら、お一人おひとりのこころとからだに向き合っています。

からだの緊張や動きにくさを感じている方に、やさしく触れること。

そして、今の自分のからだがどんな状態なのかを、一緒に確かめていくこと。

でも、それだけではありません。

サロンで過ごす時間が、日々の暮らしの中で自分のからだをたいせつにするきっかけになってほしいと思っています。

「立ち上がるとき、こんなふうに動いていたんだ」

「最近、あまり歩いていなかったな」

「ここは動かしやすいけれど、こっちはすこし苦手かも」

そんなちいさな気づきが、これからの生活を変える第一歩になることもあります。

Tsumuguは、もっとがんばるための場所ではありません。

今の自分のからだを知り、これからも心地よく暮らしていくための場所。

整体で整えることも、その後の暮らしの中でからだを使うことも、どちらもたいせつにしていきたいと思っています。

お尻の筋肉を使うことは、これからの自分をたいせつにすること

椅子から立ち上がる。

階段を上る。

近くのお店まで歩く。

そんな毎日の何気ない動作の中で、お尻の筋肉は働いています。

でも、便利な暮らしの中で、からだを使う機会がすくなくなっていることもあります。

だからこそ、ときどき自分に問いかけてみてほしいんです。

「最近、どのくらい歩いているかな?」

「立ち上がるとき、どんなふうにからだを使っているかな?」

「お尻や足の筋肉を使う機会はあるかな?」

たいせつなのは、できていないことを責めることではありません。

今の自分のからだに気づいて、これからの暮らしの中でできることを見つけていくこと。

整体を受けて終わりではなく、その先の日常生活まで。

自分のからだを、自分でたいせつにしていく。

これからも、自分の足で歩いて。

好きな場所へ出かけて。

大切な人と、楽しい時間を過ごせるように。

そんな未来のために、今日からすこしずつ、からだを使う機会を増やしてみませんか?🌿


石狩市 女性専用プライベートサロン Tsumugu(つむぐ)

誰かのためにがんばる毎日の中に、自分自身のための時間を。

理学療法士としての経験を生かしながら、女性が自分のからだの感覚を知り、心地よく暮らすためのお手伝いをしています。

ホームページ:https://tsumugu63.com/

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
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理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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