自己否定をやめられないあなたへ|こどもの頃の言葉が自己肯定感に与える影響と、自分を癒す方法/石狩市

「笑顔だけが取り柄」その言葉が、私の心に残っていた
こどもの頃、兄から
「かわいくない。」
母からは
「あなたは笑顔だけが取り柄。」
そんな言葉を、何気なく言われながら育ちました。
きっと兄や母には、悪気はなかったのだと思います。
ほんとうは、
「今の態度はかわいくないね。」
「笑った顔がとても素敵だよ。」
そんな気持ちだったのかもしれません。
でも、こどものわたしは、その言葉をそのまま受け取っていました。
「あたしはかわいくないんだ。」
「笑顔しか取り柄がないんだ。」
そんな思いが、知らないうちにこころの奥へ積み重なっていったのです。
自己否定は、おとなになっても続いていました
理学療法士になり、東洋医学を学び始めてからは、
「ちゃんとしなきゃ。」
「全部自分でできなきゃ。」
そんな思いが、どんどん強くなっていきました。
できない自分を許せない。
失敗するたびに、自分を責める。
気づけば、自分が一番、自分に厳しい存在になっていました。
でも、その完璧主義の奥には、
「自分なんて。」
という、ちいさな自己否定が隠れていたのです。
自分を責める癖は、すぐにはなくならない
こころの癖は、長い時間をかけてできたもの。
だから、「今日から自己肯定感を高めよう」と思っても、すぐに変わるものではありません。
わたしも今でも、ときどき自分を否定してしまうことがあります。
そんなときは、無理に否定をやめようとはしません。
ただ、そのあとに、もう一つ言葉を添えるようにしています。
「わたしってほんとにだめだな…。」
そう思ったら、
「でも、今日もちゃんと頑張ってる。」
「今のわたしなりによくやってる。」
そんな言葉を、自分へ返してあげるのです。
最後にかける言葉が、未来の自分を育てる
脳は、最後に聞いた言葉を受け取りやすいと言われています。
だから、
「わたしはできない。」
で終わるのではなく、
「でも、すこしずつ成長している。」
で終えてみる。
「また失敗した。」
ではなく、
「失敗しながら学んでいる。」
そんなちいさな言葉の積み重ねが、すこしずつ潜在意識を書き換えていきます。
昨日よりすこしだけ、自分に優しくなれる。
それだけでも、こころはすこしずつ安心を思い出していくのです。
過去を責めるためではなく、過去の自分を迎えに行くために
こどもの頃に受け取った言葉は、今の自分をつくるたいせつな一部です。
でも、それは「親が悪い」ということではありません。
誰もが、その時その人なりの愛情の中で生きてきたからです。
だからこそたいせつなのは、誰かを責めることではなく、
「あの頃の私は、そんなふうに受け取っていたんだね。」
と、ちいさな自分に寄り添ってあげること。
その瞬間から、癒しはすこしずつ始まります。
Tsumuguが大切にしていること
Tsumuguは、不調をなくす場所ではありません。
本来の自分が持っている「整う力」を思い出す場所です。
自分を責めてしまう癖も、がんばりすぎてしまう毎日も、すぐに変えなくて大丈夫。
まずは、自分にかける最後の一言を、すこしだけ優しい言葉に変えてみませんか。
その一言が、過去のあなたをそっと抱きしめ、未来のあなたをすこしずつ育ててくれるはずです。
本来のあなたは、何かができるから価値があるのではありません。
あなたは、あなたであるだけで、もう十分にたいせつな存在なのです。
今日、自分を責める言葉が浮かんだら、そのあとにひとつだけ優しい言葉を添えてみてください。
そのちいさな積み重ねが、過去のあなたを癒し、本来のあなたへ還る道を、ゆっくりと紡いでくれるはずです🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

