「ママを呼ぶこどもの本当の理由」―がんばりすぎる母に知ってほしい“やさしいサイン”/石狩

こどもが「今それする?」と言いたくなる瞬間…
あなたとして過ごしていると、
「なんで今なの…?」と思ってしまう場面、ありますよね。
ごはんの準備をしているときに限って「となりにいて!」
家事を進めたいときほど「ママ、こっち来て!」
疲れていると、
「あとでね!」と言ってしまう自分に気づくときもあるかもしれません。
でも、それはあなただけではありません。
多くの女性が同じ気持ちを抱えています🌱
実はこどもは“ママの気持ち”を敏感に感じとっている
ある時、家事が終わってから「なんでそんなに一緒がよかったの?」と聞いてみたら、こどもがこう答えたんだよね。
「ママが“疲れた〜”って言ってたから」
胸がぎゅっとなる瞬間。
こどもは手のかかる存在…そう思い込んでいたけれど、実は、ちゃんとママを見てくれていたのかもしれない。
こどもが感じる母親の変化
心理学の研究では、幼いこどもでもおとなの表情や声のトーンから感情を読み取る力があると示されています。
特に母親のストレスや疲れには敏感で、“そばにいたい” “安心してほしい”という行動につながることが分かっています。
だからこどもは、“困らせよう”ではなく、“ママに寄り添いたい”と思っていることがあるのです。
こどもは「ママを休ませるため」に呼んでいることも
こどもなりの伝え方で、
「ママ、ちょっと休んで?」
とメッセージをくれていることがあります。
わたしたちおとなが思っている以上に、こどもは“早い段階から共感性を持っている”と言われています。
がんばりすぎるあなたのこころが固くなるとき
「ちゃんとしなきゃ」
「ママががんばらなきゃ」
その気持ちが強くなるほど、こどもの“甘え”や“呼びかけ”が負担に感じることもある。
でも、それはあなたが悪いわけじゃない。
がんばりすぎて、こころに余裕がなくなっているサイン。
あなたが整っていないと、こどもの自然な行動が「困ったこと」に見えてしまうことは誰にでもあることなんです。
いっしょに家事をするだけで“時間”の意味が変わる
ひとりで抱え込まず、こどもとおしゃべりしながら一緒にやってみると、「やらなきゃいけない時間」から「一緒に過ごす時間」へ。
あなたがすこしゆるんだら、こどもも安心してゆるんでいく🌿
あなたはもう、じゅうぶんがんばってる
こどもが「ママ来て!」と言うのは、あなたのことが大好きだから。
そして、あなたががんばりすぎているのを知っているから。
完璧じゃなくていい。
ひとりで全部やらなくていい。
今日くらいは、「一緒に座ろう」に身をゆだねてもいいのかもしれないね🕊️
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

