空いた時間、つい詰め込みすぎるあなたへ。何もしない時間が心を整える理由

空いた時間に何かを詰め込んでしまうとき

「時間があるなら、あれもこれもやっておこう」
「今のうちに家事を終わらせなきゃ」
「せっかく休めるなら、少しでも進めなきゃ」

——そんなふうに、つい“やること”を探して、空いた時間さえも埋めようとしてしまうこと、ありませんか？

　わたしたちは、「動いていること＝がんばっていること」だと感じやすい社会の中で生きています。
　でも、がむしゃらに動くことだけが、自分の価値をつくるわけではないんです。

空白を埋めることが”当たり前”になっていませんか？

　現代女性の多くは、仕事・家事・育児・人間関係と、日々多くの役割を抱えています。
　その中で「空いた時間は効率的に使わなければ」と、無意識に自分を動かし続けてしまう人も少なくありません。

　しかし、「慢性的な過活動状態」はストレスの蓄積や、燃え尽き症候群のリスクを高めるとも言われています。

“なにもしない時間”が、実は心と体の回復時間になる

　一見、何もしていないように見える時間—— ぼーっとする時間。
コーヒーを静かに味わう時間。
ソファでころんと横になる時間。

　これらは、脳が自動的に情報を整理し、創造性や感情のバランスを整える重要な時間とされています。

　つまり、“なにもしない時間”は、自分の中に静けさを取り戻すための、たいせつな「自己調整」の時間なのです。

がんばりすぎるあなたに届けたい、小さな選択肢

　がんばり屋さんほど、「休むこと」に罪悪感を持ちやすい傾向があります。
でも、本当にたいせつなのは、「何をやるか」ではなくて、 「何もしない自分も、そのまま受け入れること」なのかもしれません。

　行動していなくても、止まっている時間にこそ、 心と体がふっと緩み、やさしさを思い出すことができる。

空いた時間を、あえて空白のままにしておく。 それは、あなた自身への深い思いやりになるのです。

今日のどこかで、”なにもしない時間”を自分にプレゼントしてみませんか？

　忙しい日々の中で、「なにもしない時間」は意識しないと生まれません。
だからこそ、今日のどこかで、5分でも10分でもいい。
スマホを置いて、目を閉じて、ただ深呼吸してみるだけでもいい。

“空いた時間”を、”心が息をつく時間”に。

がんばるあなたにこそ、そんなやさしい時間が、今きっと必要なんです🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

mumi

Instagram

“なんでも自分でやらなきゃ！”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ！と想うことを１つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。