【なにもする気になれないあなたへ】がんばりすぎた後の“何もしない時間”が必要な理由

いつもがんばりすぎていませんか?
「なんにもしたくない……」
家事も育児も、仕事もこなして、やっと自分の時間ができたのに、動けない。
何もする気になれない。
そんな自分を見て、「怠けてる?」「ダメな人間かも」と思ってしまうことはありませんか?
でも、ちょっと待って。
その“やる気のなさ”は、がんばり続けてきたあなたのこころとからだからのサインかもしれません。
「何もしたくない」は、自然な反応です
ひとのからだとこころは、ずっと緊張し続けることはできません。
例えば、マラソンを走り終えた後、すぐに全力疾走できる人なんていませんよね?
同じように、毎日がんばっていたあなたが、「なにもしたくない」と感じるのは、自然な“エネルギー切れ”の反応。
それは「怠け」ではなく、「エネルギーを取り戻すための停止期間」なんです。
妊娠・産休・仕事・家事…エネルギーは消耗しています
・朝から晩までフル稼働の育児や家事
・妊娠中の体調変化に耐えながらの勤務
・やっとの思いで迎えた産休
これらはすべて、心身のエネルギーを大きく使っています。
にもかかわらず、社会や周囲の「がんばるのが当たり前」という空気にさらされ、自分を責めてしまいがちです。
でも本当は、“がんばれないとき”があって当然。
「なにもできない自分」を責めないで
わたしたちは「やるべきこと」を優先しがち。
でも、ずっと100%で動き続けると、燃え尽きてしまいます。
だからこそ、
- なにもしない日
- 動かない時間
- ただ横になるだけの自分
を「ダメな自分」ではなく、「充電中の自分」として受け入れてみてください。
心と体をゆるめる“充電タイム”のすすめ
焦らなくても大丈夫。
少しずつエネルギーは戻ってきます。
こんな風に過ごしてみてください:
- 森林浴しながら深呼吸
- じっくりあたためたお湯でお茶を淹れて、ぼーっとする
- 好きな香りの中で、まるくなって横になる
「なにもしない」を、思い切って楽しんでみてください。
「なにもしない」ことも、立派なセルフケア
何もしない時間があるから、また笑顔で動き出せる。
あなたがどれだけがんばってきたか、ちゃんと見ている人がいます。
そして、何よりあなた自身が、自分のことを「よくやってるよ」と認めてあげてくださいね。
さいごに
「なにもしたくない」は、あなたがしっかりがんばってきた証。
罪悪感を手放して、“休む勇気”を持ってみましょう。
ゆっくり充電した先には、また元気に笑えるあなたがきっと待っています。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。