セルフケア解説

産後に起こりやすい日常感じる腰痛:マイナートラブル

mumiota
wakana
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妊娠中にあった腰痛が、産後も続いている💦赤ちゃんのお世話をしていても、抱っこしていても気になるけど、病院にもすぐにいけない。これって自分でもなんとかなる?

mumi
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出産後に、日常の中で感じる不調は、妊娠、出産の過程の中で大きく変動するホルモンの影響であることも多く、それらはマイナートラブルと呼ばれ、腰痛もその一つです。

 この記事では、産後に日常の中で起こりやすい腰痛について、原因と対策なども交えてお伝えしつつ書いていきます(*^^*)

産後に起こりやすいマイナートラブル

 産後の女性は、さまざまなマイナートラブルに直面します。
 これらは妊娠中から出産にかけて大きく変化する、女性ホルモンの影響が強く、身体的なものから心理的なものまで多岐にわたり、日常生活にもつ園医感じる不調となってきます💦

 特に、腰痛はマイナートラブルの代表格と言われるくらい、妊娠中の女性の約70%に腰痛が発症すると研究結果が報告されているほどです。
 また、妊娠中に発症した腰痛の約50%が産後にも発症し、出産後3年経過しても17%の経産婦に腰痛がが継続しているという研究結果が報告されています。

 早めにケアをすることが、腰痛が継続するトラブルを軽減し、産後の育児生活を快適に送ることができます(*^^*)

腰の痛みにも大きく分けて二つある

 妊娠中の腰痛は、姿勢の変化とホルモンの変化という二つの大きな要因によって引き起こされます。
 それぞれの原因に対して適切な対策をすることで、腰痛の予防や軽減が可能です♪

 妊娠中から姿勢に合わせて動かせる腰であること、産後はお腹も背中も働くような姿勢がとれること、適度な運動を行い、つらいときは体のサポートをしっかりと行うことで、快適な妊娠・出産・産後を過ごすことができます。

姿勢の変化で起こる腰痛

原因: 妊娠が進むにつれて、赤ちゃんの成長に伴いお腹が大きくなります。
これにより、身体の重心が前方に移動し、バランスをとるために姿勢が変わります。
 特に、腰椎(腰の骨)にかかる負担が増し、腰が動かないようにかためてしまう姿勢のまま、寝たところからの起き上がりや、立ち上がりなど行っていることで、腰痛を引き起こします。
 この腰痛は、同じ姿勢を続けていると痛みが増悪します💦

対策

  1. 姿勢の改善:座るときも、立つときも、ズボンのチャックを閉めるように、背骨を天井の方に伸ばしていきます。
    身長測定の時に、ちょっとずるする時に、かかとを床に付けたまま、身長を伸ばそうとズルするような気持でやってみてください♪
  2. 適度な運動:妊婦中も、医師に生活の安静度を指示されておらず、妊娠の経過が順調な時は、1日20~30分くらい、話しながら歩けるくらいのスピードで歩くウォーキングなどの運動は、海外などでは妊婦さんに推奨されています。
     有酸素運動は、腰痛の予防や軽減に効果があります。
    歩く時も、ズボンのチャックを閉めるように、腰を反るのではなく、背骨を上に伸ばすように意識してみてください(*^^*)
  3. 専門家のサポート:妊娠中に出現した腰痛は、慢性腰痛へと変化しやすいので、我慢せずに専門家のサポートを受けることもおすすめします。

ホルモンの変化で起こる腰痛

 妊娠中は、出産時に骨盤が開きやすくなるようなリラキシンというホルモンが分泌されます。
 リラキシンは、正る前などにも分泌され、腰痛や恥骨痛などの原因にもなりますが、妊娠初期に多く分泌され、出産に向けて骨盤周りの関節や靭帯を緩める役割を果たしま、妊娠17週までに分泌は減少します。
 しかし、このホルモンの作用で骨盤周囲の安定性が崩れることで、骨盤に左右差が起こり、腰痛が誘発されることがあります。

対策

  1. 骨盤底筋エクササイズ:子宮や膀胱、直腸などの臓器を骨盤の底の方でハンモックのように支える骨盤底筋を鍛えることで、骨盤の安定性を保ち、腰痛を軽減することができます。
     骨盤底筋の動きはケーゲル体操などでトレーニングできますが、骨盤底筋の動きを実感することが難しいですが、自分で確かめる時は、うまく骨盤底筋が働いていれば尾てい骨が体の中に引き込まれていきます。
  2. 寝る時の姿勢:横向きに寝る際には、抱き枕を膝の間に挟むことで、骨盤の安定を助け、腰への負担を軽減します。
  3. 専門家のサポート:痛みで夜も寝られないなどのトラブルが続くようなら、早めに専門家に相談することもおすすめします(*^^*)

まとめ

 妊娠中の腰痛は、姿勢の変化とホルモンの変化という二つの大きな要因によって引き起こされます。
 妊娠中に起こる腰痛は、産後にも継続されることが多く、慢性腰痛へと変化していくことがあります。

 日常生活の中でも、姿勢を気にしてみたり、適度な運動などもおすすめですが、どうしても不調が改善しない場合は、早めに専門家のケアをしてもらうことも、赤ちゃんとの生活を快適に過ごすための一つの手段です(*^^*)
 気軽に相談してください♪

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^♪

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ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と頑張りすぎてすぐにイライラしてしまう私が、笑顔でこどもと過ごすため、心と身体を軽くして、やらなきゃ!と想うことを1つずつ手放していく毎日を、このブログに紡いでいこうと想います。
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