セルフケア解説

「わたしはこういうひとだから」から自由になる。よろいをそっとゆるめて“本当の自分”に帰る時間/石狩

mumiota

「わたしはこういうひとだから」と思い込む背景とは?

 日々のなかで気づかないうちに、“自分はこういう人間だ” と型にはめてしまうことってあるよね。

・育ってきた環境
・家族や先生のことば
・無意識のうちに身につけた“こうしなきゃ”という癖

 こうした積み重ねが、自分自身を決めつける思考につながると言われています。

 経験からつくられた“自分像”に縛られることで行動が制限されることがあるとされています。

 それは決して悪いことではなく、そのときそのときの自分を守るために必要なよろいでもあるんだよね🌿

役目を終えた“よろい”は、いつしか本音を隠してしまう

 かつて必要だったよろいも、おとなになってもずっと着続けていると、だんだん 「ほんとの自分の声」を感じにくくなることがあります。

・ほんとはどうしたかった?
・いま、からだはどんなサインを出してる?
・やりたいことと、やらなきゃと思ってることがズレていない?

 本音はいつも静かで、強い「こうあるべき」の声の下に隠れてしまうもの。

 だから、“よろいの自分”が“ほんとの自分”みたいに思えてしまうことがあるんだよね。

がんばりすぎる女性ほど、「よろい」を優先してしまう理由

 がんばり屋さんほど、まわりへの気遣いが自然と身についていて、
「迷惑かけちゃいけない」
「しっかりしなきゃ」
と自分に強く言い聞かせてしまいがち。

 その背景には、人に迷惑をかけたくないという優しさや、期待に応えたいという誠実さがあるから。

 でも、それが続くと、からだもこころもすこしずつ疲れてしまって、本来の感覚がわからなくなってしまうことがあります。

ときどき“バリアを外す時間”をつくってみよう

 完璧じゃなくていいし、全部うまくやらなくても大丈夫。

 まずはほんのすこしでいいから、“自分を決めつけるよろい”をゆるめる時間を持ってみてほしいんだよね。

・予定を入れない時間をつくる
・誰の機嫌も取らず、自分の気持ちだけ感じる
・やらなきゃを手放して、ぼーっとする
・からだの感覚にゆっくり耳を澄ます

 そんな時間が、“ほんとの自分”の声に戻る入り口になるのかもしれない🌼

 自分にそっと戻る時間は、あなたの軸をまたしっかり育ててくれる。

ありのままのあなたで大丈夫。ゆるめることで、本来の力が戻ってくる

 “こうあるべき”を外したあなたは、とても自然で、あたたかくて、やわらかい。

 肩のちからを抜いて、自分の声に戻れる時間を持てたとき、あなたは本来のちからをもう一度取り戻すことができます。

 無理してる自分も、なにもできない自分も、ただぼーっとしている自分も、ぜんぶあなた。

 そして、その全部が愛おしい🕊️

 どうか今日、ほんのすこしでいいから、“よろいをゆるめる時間”をあげてみてね🌿

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
記事URLをコピーしました