こどもの行動にイライラしてしまう理由とは?あなたの“心の余裕”が育児に与える影響と対処法/石狩

mumiota

こどもの行動が“いつもより気になる日”は、あなたが疲れているサインかもしれない

 こどもの行動って、自分に“気持ちの余裕”があるかどうかで、ほんとに感じ方が大きく変わりますよね。

 仕事でどっと疲れた日。
 買い物をして、ご飯の準備をして、やっと座れる…と思った瞬間にぐずりはじめる。

 そんなとき、「もうやめて…!」と大きな声を出してしまうこともある。

 でも、それはあなたが悪いんじゃない。
 あなたのこころが“限界ギリギリ”だっただけなんです。

こどもも、あなたと同じように一日がんばっている

 保育園で一日を過ごしたこどもは、“ママに甘えたい”気持ちがいっぱい。

 その気持ちがうまく言葉にならず、わざとじゃないのに「ママ、みて!」と気を引く行動になってしまう。

 でもこちらに余裕がないと、「なんで今なの…?」と強く反応してしまうことがあります。

 そんな日も、きっと誰にでもあります。

いらいらが強くなる理由は、“捉え方”にあると研究で示されている

 母親の心理を調べた研究では、
「こどもはわざと困らせている」
「どうせずっとこうなんだ…」
とネガティブに解釈しやすいとき、怒りや嫌悪感が強くなりやすいことが示されています。

 これは性格の問題ではなく、あなたのこころが疲れているときに起きやすい現象です。

 つまり、いらいらした日は“あなたが悪い日”ではなく、“あなたががんばりすぎた日”なのです。

感情がコントロールできなくなるのは、ひとりで抱えすぎたサイン

ニュースで
「お母さんが限界を超えてしまった」
という報道を見ると、胸がざわつくひともいるかもしれません。

 実はその“紙一重の差”は、自分の限界に気づけるかどうかだと言われています。

「あ、わたし今すごく疲れてる」
「だからいらいらしてるんだ」

 そう認めた瞬間、こころがふっとゆるむことがあります。

 これは、心理学で言う“メタ認知(自分を客観的に見る力)”で、強い怒りを抑えるのにとても効果的。

限界を感じたら、すぐできる“こころのための深呼吸”

 いらいらがこみ上げたら、まずはゆっくり息を吐いて、深く息を吸ってみてください。

 肩のちからをすこし抜く。
 手を抜けるところは抜いてみる。

 それだけで、あなたとこどもが過ごす時間が、すこしやわらかくなるかもしれません🌱

 あなたは毎日、家族のためにほんとによくがんばっています。

 どうか、“がんばりすぎている自分”に気づいたときは、やさしくしてあげてくださいね🕊️

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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