秋の乾燥する季節に注意すべき肌のかゆみ対策:薬膳とアロマ精油のアプローチ
最近、肌の乾燥がとても気になる💦かゆくてついついかいてしまう。乾燥に対して、自分でできるケアはある?
秋は乾燥しやすい時期です。その理由と対策を薬膳の視点で内面から、アロマ精油の視点で外側からケアする方法をお伝えします♪
秋になると肌が乾燥し、かゆみを感じる方が増えることがあります。
この時期は、気温が下がり湿度も低下するため、体内の水分や潤いが奪われがちです。
特に東洋医学では、秋は「乾燥の季節」とされ、乾燥による体の不調が現れやすい時期とされています。
そこで、今回は秋の乾燥に対する薬膳とアロマ精油の視点から、肌のかゆみ対策を紹介します♪
秋の乾燥に対する対策が必要
秋の乾燥は、肌のバリア機能を低下させ、かゆみやカサカサ肌を引き起こします。
このような症状に対して、薬膳やアロマ精油の力を借りることで、内外から乾燥対策を行い、健やかな肌を保つことが重要です。
秋の乾燥が肌に与える影響
秋は、空気中の湿度が低下し、風が強くなることで、体内の「潤い」が奪われやすい季節です。
東洋医学では、この「乾燥」を「燥邪(そうじゃ)」と呼び、体の水分や潤いが不足する状態を表しています。
乾燥によって肺や皮膚が影響を受けやすくなり、特に肌は直接的に外界の影響を受けるため、かゆみや乾燥、さらにはひび割れなどが現れやすくなります。
この乾燥を防ぐためには、体の内側から潤いを補充し、外側からも保湿をしっかり行うことが重要です。
薬膳やアロマは、体と心のバランスを整える自然な方法として、乾燥対策に非常に効果的です。
薬膳で内側から乾燥対策
秋の乾燥に対して、薬膳の食材を取り入れることで、内側から潤いを補給することができます。
以下のような食材を積極的に摂りましょう。
梨
梨は肺を潤し、体内の乾燥を防ぐ効果があります。
特に秋の乾燥対策として、梨を生で食べるのはもちろん、蒸して蜂蜜を加えると効果がさらに高まります。
梨はビタミンCが豊富で、肌の潤いを保つのに適しています。
白きくらげ
白木耳は東洋医学で「滋陰潤肺(じいんじゅんはい)」と言われ、乾燥した体を潤す食材です。
特に皮膚のかゆみや乾燥が気になるときに、スープや煮込み料理に加えるのがおすすめです♪
デザートとしても人気で、甘いスープにして楽しむことができます。
その昔、楊貴妃が美容を保つために食べていたと言われるほど、美容に最適です(*^^*)
インターネットでは、乾燥した白きくらげが売ってますよ♪
ゆり根
百合根は、肌を潤し、乾燥によるかゆみや荒れた肌をケアするのに役立ちます。
スープやお粥に加えて食べることで、体の内部から乾燥を防ぐことができます。
触感は、柔らかいお芋って感じで、味はあまりしないかな?
煮物とか、じゃがいもと同じように使うと、調理しやすい気がします♪
アロマで外側からケア
肌の乾燥とかゆみには、アロマ精油を使った外部ケアも効果的です。
アロマ精油は、香りだけでなく、肌への直接のアプローチとしても優れた効果を発揮します。
ラベンダー精油
ラベンダーは抗炎症作用があり、乾燥でかゆみが出た肌を落ち着かせる効果があります。
キャリアオイル(アーモンドオイルがおすすめ)10mlに1滴混ぜて(希釈0.6%なのでお子さんがお母さんの肌に触れても安心な濃度です)、乾燥が気になる部分にやさしく塗ると、保湿とともにかゆみを和らげてくれます。
カモミール精油
カモミールは肌を鎮静させ、かゆみや赤みを抑えるのに最適なアロマオイルです。
敏感肌の人でも使いやすいオイルで、肌に潤いを与える効果もあるため、乾燥が進む季節にぴったりです。
希釈濃度は、キャリアオイル10mlに対して、精油1滴だと、お子さまがいても安心な濃度です♪
アーモンドオイル
保湿力が高く、抗酸化作用や炎症抑制、老化防止や肌荒れ改善などの作用があり、ビタミンEも含まれるため、妊娠線など気になるママにおすすめです♪
アロマ精油と混ぜて使うことで、効果がさらに高まり、肌をしっとりと保ちます。
今は、ローソンにも無印商品が置いてあるので、無印のアーモンドオイルなどもお手軽に買えます(^^♪
まとめ
秋の乾燥による肌のかゆみ対策は、体の内側から潤いを補給する薬膳と、外側から肌を保湿するアロマ精油の組み合わせがとても効果的です。
梨や白木耳などの潤いを補う食材を少しづつでも食事の時に取り入れ、ラベンダーやカモミール精油を使ったスキンケアを取り入れることで、乾燥によるかゆみを軽減し、健やかな肌を保つことができます。
この秋は、自然の力を使って、乾燥に負けない潤い肌を目指しましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)