産後の疲れ・いらいらはがんばりすぎのサイン?やすむこともたいせつな産後ケア | 石狩市Tsumugu

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やすむこともたいせつな産後ケア

あかちゃんとの生活が始まると、

「あかちゃんのお世話をするのは当たり前」
「家事もちゃんとやらなきゃ」

と、一生懸命毎日を回しているお母さんも多いのではないでしょうか。

あかちゃんを抱っこして、授乳をして、おむつを替えて。

泣いたらあやして、眠ったら家事をして。

自分が眠くても、あかちゃんが気になってなかなか深く眠れない。

そんな毎日を過ごしていると、知らないうちにこころもからだも疲れが積み重なっていきます。

「わたしは大丈夫」

と思っていても、からだは思っている以上にがんばっているのかもしれません。

産後のからだは、まだ回復の途中

出産を終えたら、すぐに元のからだに戻るわけではありません。

妊娠・出産を経たからだは、大きな変化を経験しています。

そんな中で始まる赤ちゃんとの生活。

からだが十分に回復していない時期から、昼夜を問わず赤ちゃんのお世話が続きます。

さらに、まとまった睡眠が取りにくくなることもあります。

「あかちゃんが泣いたらどうしよう」

「ちゃんと眠っているかな」

「次は授乳かな」

「今のうちに家事をやっておこう」

そんなふうに、赤ちゃんのことを常に気にかけていると、からだを横にしていても、なかなか気持ちまでやすまらないことがあります。

あかちゃんを守ろうとするほど、気が抜けなくなる

あかちゃんは、自分ではまだ何もできません。

だからこそ、

「わたしが守らなきゃ」

という気持ちが強くなるのは、とても自然なことです。

あかちゃんのちいさな変化に気づこうとしたり、泣き声にすぐ反応したり。

眠っている間も、完全には気を抜けない。

そんな状態が続けば、こころもからだもずっと緊張したままになってしまうことがあります。

自分の中では、

「普通に生活しているだけ」

と思っていても、

実際には一日中、あかちゃんのことを考えながら動き続けている。

それだけでも、とても大きな負担です。

だから、

「なんだかずっと疲れている」

と感じても、不思議なことではありません。

産後にいらいらするのは、愛情が足りないからではありません

産後、以前よりいらいらしやすくなった。

あかちゃんの泣き声を聞くと、気持ちに余裕がなくなる。

本当は優しくしたいのに、つい強い口調になってしまう。

そんな自分に気づいて、

「わたしは母親に向いていないのかな」

「もっと穏やかに子育てしたいと思っていたのに」

「こんなはずじゃなかった」

と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

でも、こころやからだに余裕がなくなれば、誰でも感情のコントロールが難しくなることがあります。

睡眠不足や疲労が重なれば、なおさらです。

だから、いらいらした自分を見つけたとき、

「わたしはダメなお母さんだ」

と決めつけるのではなく、

「もしかしたら、わたし自身がもう疲れているのかもしれない」

と、自分の状態にも目を向けてみてほしいのです。

「やすみたい」と思ったら、やすんでいい

あかちゃんのお世話をしていると、

「わたしがやすんでいる場合じゃない」

と思ってしまうことがあります。

でも、お母さんにもやすむ時間が必要です。

あかちゃんを誰かに預ける。

家事をお願いする。

食事を作ってもらう。

洗濯を代わってもらう。

すこしの間、赤ちゃんを見てもらって眠る。

「自分でやらなきゃ」と思っていることを、一つ誰かにお願いしてみる。

それだけでも、すこしからだとこころに余白が生まれることがあります。

誰かに頼ることは、がんばっていないことではない

「人に頼るのが苦手」というお母さんもいるかもしれません。

「みんなやっていることだから」

「母親なんだから」

「これくらい自分でやらなきゃ」

そんな気持ちになってしまうこともありますよね。

でも、赤ちゃんのお世話を一人だけで抱え込む必要はありません。

家族、パートナー、祖父母、友人、地域の支援、産後ケアなど。

使えるサポートがあるなら、頼っていい。

誰かの力を借りることは、弱さではありません。

むしろ、今の自分と赤ちゃんの生活をたいせつにするための選択です。

あかちゃんをたいせつにするように、自分のからだもたいせつに

あかちゃんが泣いたら、

「どうしたのかな?」

と気にかけますよね。

お腹が空いているのかな。

眠いのかな。

暑いのかな。

苦しくないかな。

そんなふうに、あかちゃんのちいさなサインを見つけようとします。

それと同じように、

自分のからだやこころからのサインにも気づいてあげてほしい。

「疲れた」

「眠りたい」

「すこしひとりになりたい」

「誰かに助けてほしい」

そんな気持ちが出てきたら、

「まだがんばらなきゃ」

と押し込めるのではなく、

「今のわたしにはやすむことが必要なのかもしれない」

と受け止めてみる。

それも、自分をたいせつにするということなのだと思います。

完璧な子育てをしなくても大丈夫

あかちゃんとの生活が始まると、

「家事もちゃんとしなきゃ」

「あかちゃんにもちゃんと向き合わなきゃ」

「笑顔で優しいお母さんでいたい」

と、たくさんの理想を抱くことがあります。

でも、毎日100点でなくて大丈夫です。

家事ができない日があってもいい。

ごはんを簡単に済ませてもいい。

誰かにお願いしてもいい。

あかちゃんと一緒にお昼寝してもいい。

「今日はこれだけできた」

それくらいで十分な日もあります。

今のあなたが、あかちゃんとの毎日を一日一日過ごしている。

それだけでも、本当にたくさんのことをしています。

産後の「やすむ」は、自分をたいせつにするための時間

Tsumuguでは、からだの不調だけを見るのではなく、その人がどんな毎日を過ごしているのか、どんなふうにがんばっているのかにも目を向けています。

特に産後は、からだの回復途中であること。

睡眠が十分に取れないこと。

あかちゃんのお世話で気が抜けないこと。

家事や育児を一人で抱えてしまうこと。

さまざまなことが重なります。

だからこそ、

「すこしやすみたい」

と思ったら、その気持ちを置き去りにしないでください。

あかちゃんを守るためにがんばることもたいせつ。

でも、あかちゃんを守っているあなた自身をやすませてあげることも、同じくらいたいせつです。

「今日もよくやったね」

と、自分にも声をかけてあげてください。

そして、もしひとりで抱えることが難しいほどつらかったり、気分の落ち込みや不安が強かったり、からだの不調が続いている場合は、家族だけで抱え込まず、産婦人科や助産師、自治体の産後ケアなど専門的なサポートにも頼ってくださいね。

あなたがやすむことは、赤ちゃんをたいせつにすることと矛盾しません。

赤ちゃんと一緒に、お母さんであるあなたも、たいせつにされていい。

そんなことを、すこしだけ覚えておいてください🌿

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
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理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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