日常に使える東洋医学

40代から増える不調は産後が関係している?東洋医学で考える産後養生の大切さ/石狩市

mumiota

「年齢のせいかな」と思っていませんか?

40代を過ぎた頃から、

  • 疲れが取れない
  • 肩こりや腰痛がつらい
  • 呼吸が浅い
  • 集中力が続かない
  • 眠りが浅い
  • イライラしやすい

そんな不調を感じる方はすくなくありません。

「もう若くないから仕方ないよね」

そう思っている方も多いかもしれません。

でも、その不調。

実は妊娠や出産によるからだへの負担が、今になって表れていることもあるんです。

妊娠・出産は想像以上にからだへ負担がかかる

妊娠中の女性のからだは、大きく変化します。

お腹が大きくなることで姿勢が変わり、骨盤は子宮を支えるためにゆるみ、筋肉や靭帯にも負担がかかります。

また、出産は女性のからだにとって大仕事。

東洋医学では、出産によって多くの「気」や「血」を消耗すると考えられています。

つまり、生命力を使いながら新しい命を迎えている状態なんだよね。

産後は「回復する時間」が必要

本来であれば出産後は、しっかりやすみながらからだを回復させる時間が必要です。

けれど現実はどうでしょうか。

夜中の授乳。

抱っこ。

寝不足。

家事や育児。

上の子のお世話。

気づけば自分の不調は我慢するのが当たり前。

「やすむ暇なんてなかった」

そんなお母さんも多いと思います。

わたし自身もその一人でした。

からだは無意識にかばいながら生きている

妊娠中についた姿勢の癖。

出産後の弱った部分を守ろうとする動き方。

骨盤の左右差。

浅い呼吸。

力が入りやすい肩や首。

からだは無意識のうちに、弱いところをかばいながら生活しています。

若いうちは体力も回復力もあるので、なんとか乗り越えられることもあります。

でも40代を過ぎて、筋力や体力がすこしずつ低下してくると、その積み重ねが不調として現れやすくなるんだよね。

更年期の不調とも関係することがある

東洋医学では、女性の生命力の土台となるエネルギーをたいせつに考えます。

妊娠や出産で消耗したエネルギーが十分に回復しないまま年月が過ぎると、更年期の時期に、

  • 疲れやすい
  • 不安感が強い
  • 眠れない
  • めまい
  • のぼせ
  • やる気が出ない

といった不調として現れることもあります。

もちろん原因はひとつではありません。

でも、若い頃にがんばり続けてきたからだが、

「そろそろやすみたいよ」

と伝えてくれているのかもしれません。

不調の根本は、ずっと前に始まっていることもある

今感じている肩こり。

腰痛。

疲労感。

呼吸の浅さ。

睡眠の質の低下。

それらは最近始まったように見えて、実は妊娠や出産をきっかけに始まっていたこともあります。

だからこそ、

不調を我慢し続けるのではなく、今の自分のからだに目を向けてあげることがたいせつなんだよね。

産後ケアは何年経っても遅くない

「もうこどもは大きいし」

「今さら産後ケアなんて」

そう思う方もいるかもしれません。

でも、からだは何歳からでも整えることができます。

呼吸を深めること。

巡りを整えること。

力を抜くこと。

自分のための時間を持つこと。

それは特別なことではなく、本来の自分を取り戻していく時間でもあります。

自分をたいせつにすることは、家族をたいせつにすること

こどもが小さい頃は、家族を優先することで精一杯だったかもしれません。

でもすこし手が離れた今だからこそ、今度は自分自身のために時間を使ってほしい。

あなたが元気でいること。

笑顔で過ごせること。

深く呼吸ができること。

それはきっと、家族にとってもたいせつなことだから。

気づいた時が、整えるタイミングです。

どうかこれからは、自分自身のこころとからだもたいせつにしてあげてくださいね。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
mumi
理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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