セルフケア解説

「ぜんぶ自分でやらなきゃ」と思い込んでいるあなたへ。がんばりすぎた心と体を癒す“養生”のすすめ/ 石狩

mumiota

「ぜんぶ自分でやらなきゃ」と思っていませんか?

 出産してから、家事も育児もひとりでこなしてきた女性は多いもの。
 「助けて」と言えないまま、全部を抱え込み、気づけばこころもからだも限界に近づいていることもあります。
 でも、そのがんばりは、あなたの優しさと責任感の証なんです。

「やる気が出ない」「動けない」は、“回復のサイン”

 こどもがすこし手を離れたときに感じる虚無感や疲労感。
 それは「燃え尽き症候群」に似た状態かもしれませんが、ほんとは、あなたのからだとこころが“やすみたい”と伝えているサイン。

 焦らず、まずは立ち止まることが、回復の第一歩です。

ちいさな「ぬくもりの習慣」で、心と体を整える

 産後の女性のからだは、思っている以上に冷えやすく、回復に時間がかかります。
・寝る前に、弱火であたためた白湯を飲む
・天然塩を入れた湯船にゆっくりつかる
・お腹や腰をやさしく温める

 こうしたちいさな“養生”の習慣は、自律神経を整え、リラックス効果を高めるといわれています。
(白湯の温かさが血流を促し、体の巡りをよくする効果も🌱)

「なにもしていないようで、ちゃんと癒している」

 やる気が出ない時間も、動けない時間も、あなたのからだとこころが整っていくために必要な“回復のプロセス”です。

 「なにもできない」と感じても、それは「何もしない」時間を通して、自分を癒している証拠。

 焦らず、立ち止まることを自分に許してあげてください。

今日は自分に「ありがとう」を伝えてみよう

 夜、静かな時間に、深呼吸をひとつ。
 そして、がんばってきた自分に「ありがとう」。

 あなたのからだは、いつだってあなたの味方。
 ゆっくりとした呼吸とぬくもりの時間が、すこしずつ“本来のあなた”を取り戻してくれるはずです🌿

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
記事URLをコピーしました