からだのリズムを整えると、こころが落ち着く理由。ママとこどもの「ゆるやかな整え方」/石狩

mumiota

あなたとこどもの“こころとからだ”をやさしく整える

 朝、なかなか起きられない。
 夜になると眠れなくて、ついスマホを見ちゃう。
 こどもも、朝ごはんを食べるのがゆっくりで、バタバタ登校。

 そんな毎日をくり返していると、「最近ちょっと疲れやすいな…」「気分が落ちやすいかも」と感じること、ありませんか?🌱

 実はそれ、“こころの問題”だけじゃなくて、“からだのリズム(体内時計)”が関係しているかもしれません。

からだには「時間を感じるちから」がある

 ひとのからだには、がいじつリズムと呼ばれる“体内時計”が備わっています。

 これは「朝になると目が覚めて、夜になると眠くなる」ように、1日24時間のリズムを自然に刻んでいる仕組みのこと。

この体内時計は、

  • 睡眠
  • 体温
  • ホルモンの分泌
  • 消化や血圧
    など、すべてのからだの働きを整える“指揮者”のような存在なんです🎵

リズムが乱れると、こころも乱れやすくなる

 このリズムが崩れると、からだだけでなく、こころのバランスも崩れやすくなります。

例えば、

  • 夜更かしや寝不足が続く
  • 朝日を浴びない
  • 食事の時間がバラバラ
    そんな生活が続くと、体内時計がズレてしまい、自律神経(“がんばるモード”と“リラックスモード”を切り替える神経)も乱れてしまうんです。

すると、
・イライラしやすくなる
・気分が落ち込みやすい
・集中できない
・こどもにもつい強く当たってしまう
そんなことが起きやすくなります。

リズムを整えるための、やさしい生活習慣

 難しいことをしなくても、ちょっとした“リズムの工夫”で、こころもからだも落ち着いてきます🌿

  • 起きたらまずカーテンを開けて光を浴びる
    → 体内時計がリセットされ、「朝だよ!」と脳に合図を送ります。
  • 朝ごはんを食べる
    → 食べる時間もリズムのスイッチ。できれば毎日同じ時間帯が◎。

  • できるだけからだを動かす
    → 軽く散歩するだけでも、血流がよくなり、自律神経が整います。

  • 寝る2時間前にはスマホやテレビを控える
    → 強い光は「まだ昼だ」と脳を勘違いさせてしまいます。
  • ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
    → 体温がゆるやかに下がることで、自然と眠くなっていきます。

こどものリズムを整えることは、“あなたの心”を守ること

 こどもはおとなよりも体内時計が繊細です。
 寝る時間や朝のリズムが不安定だと、集中力や気分の波が大きくなりやすいのです。

 でも、「こどもを整える」ためには、まずあなたのリズムが整っていることが何よりたいせつかもしれません🌼

 ママが、朝の光を浴びて、おいしいごはんを食べて、夜はゆっくり眠れるように整える。

 それだけで、こどものからだも、こころも、自然と落ち着いていくんです。

がんばるママへ

 「早く寝なきゃ」「ちゃんと食べさせなきゃ」と思うと、それもまたプレッシャーになってしまうよね。

 だから、まずはひとつだけで大丈夫。たとえば“朝カーテンを開けて深呼吸する”からでもいい。

 からだが整うと、こころは自然と落ち着いていくものだから🕊️

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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