自律神経は伝わる?ママが整うと家族も整う。“安心の波紋”を生むこころとからだの整え方/石狩

あなたの整いが、家族を整えるというお話
「最近、家の空気がピリピリしてるな…」
「こどもがいらいらしていると、なんだか自分まで疲れちゃう」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実はこれ、“気のせい”ではないんです。
わたしたちのからだのなかにある「自律神経」は、じつは“人から人へ伝わる”ことがあると、研究でわかってきています。
「自律神経の伝播」ってどういうこと?
人と人が一緒に過ごしていると、おたがいの呼吸や心拍、表情の変化が“自然に同調する”ことがあります。
たとえば、安心している人のそばにいると、自分の呼吸がゆっくりになったり、気持ちが落ち着いたりする。
反対に、焦っている人や怒っている人のそばでは、自分までなんだか緊張してしまうこともありますよね。
これを心理学では「情動伝染(じょうどうでんせん)」、生理学では「生理的同期」といって、心拍数や呼吸リズムなどの“自律神経の反応”が、一緒にいる人と似たリズムになる現象なんです。
つまり、ママが緊張しているとき、その“ピリッとした空気”は、こどもにも伝わってしまうことがある。
でも同じように、ママが深く息をして“落ち着いている”とき、その安心感もちゃんとこどもに伝わるのです🕊️
ママが整うと、家族も整う
「こどもが落ち着かない」
「家の空気が重たい」
そんなときこそ、まわりを変えようとするより、まずは“自分のからだ”に目を向けてみてください🌿
たとえば、
☑ 深く“吐いて”、ゆっくり“吸う”
☑ 窓を開けて、胸と腕を大きく広げながら深呼吸する
☑ バスタオルをくるくると長く巻き、頭からお尻の下まで背骨の下に入れ、バスタオルの上でごろごろする
たったそれだけでも、自律神経はすこしずつ整っていきます。
あなたの整いが、家族の安心につながる。
だから、「自分を整える時間」は、決して“わがまま”でも“サボり”でもないんです🌱
さいごに
家族の笑顔を守るために、いちばん最初に整えてほしいのは「あなた自身」。
深呼吸ひとつで、家の空気がすこしやさしく変わっていくかもしれません☁️
焦らず、がんばりすぎず、今日も“ゆっくり吐いて、吸って”を思い出してみてくださいね🌷
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

