「わかりあえない」親との関係に光を見出す 〜自分の軸を取り戻す癒しのプロセス〜

親子でも、考えや価値観は違って当然 ― 自分を癒す道の始まり
幼いころ、親と「わかりあえない」と感じていた記憶。
それを感じてしまう自分にも、罪悪感を抱えていたかもしれません。
でも、こころの中で一番寂しかったのは、自分自身だったのかもしれません。
「親だから自分を一番わかってくれるはず」
と信じたくて、でも違った……という裏には、多くの葛藤がありました。
親子であっても価値観や感情は一致しないことを自然な成長の一部ととらえます。
つまり、親と別の人間である自分を受け入れることが、自分を癒す第一歩となるのです。
過去の中に、“小さな光”を見出すことの大切さ
傷ついた過去をただ否定せず、そこにある「光」を見つけること。
たとえば、「確かに親は愛してくれていた」と気づく瞬間。
その光は、自分が求めていた形の愛ではなかったかもしれないけれど、確かに存在していたものです。
それは、自分の癒しと自信の源にもなる光です。
心の光に気づいたとき、自分の中心に戻れる
こころがざわざわしたとき、深呼吸して過去の自分に寄り添うこと。
「今、私はここにいる」
「私はここまで歩いてきた」
と自分を認めることで、すこしずつ“自分らしさ”が取り戻されます。
トラウマを癒す過程において「自己への慈しみ」が回復への鍵とされています。
自己肯定感が育まれ、過去の傷の影響が少しずつ和らいでいくのです 。
ストレスの“閾値”も広がり、ゆとりある毎日へ
こころの奥にある光に気づきながら、自分をゆっくり癒やす時間を積み重ねていくと、ストレスに対する耐性も自然と育まれていきます。
すると、些細なことに揺さぶられにくくなり、こころの中心に戻りやすくなるのです。
あなたの“想いの光”を紡いでいく
私自身も、過去の“わかりあえない思い”と向き合いながら、小さな光を見つけてきました。
これからたいせつにしていきたいのは、
「こころの奥にあるちいさな想いの光を見つけて、あなた自身の中心に戻ること」。
そのための時間と空間を共に紡いでいけたら、とこころから願っています🕊️
あなたにとって、過去の記憶の中にも小さな光を見つけられる場所が必ずある。
そして、それがあなたの“こころのゆとり”の土台になるのです。
ゆっくり、一歩ずつでいい。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。