家庭に仕事の“闘争心”を持ち込まないために。調和とやさしさを取り戻す方法

家庭と仕事を調和させるためにできること
毎日、仕事も家事も育児もがんばっているあなた。
気づけば、なんでもきっちり、完璧にこなそうとしていませんか?
職場ではミスのないように、 家庭でも手抜きを見せないように。
「ちゃんとしなきゃ」が続くと、 いつの間にかこころのゆとりが失われてしまいます。
仕事の闘争心がそのまま家庭に持ち込まれていない?
仕事の場面では、責任感や論理性、 効率性や成果が重視されるため、 どうしても“男性的なエネルギー”(やる気、競争心)が必要になります。
これは決して悪いことではなく、 自分を成長させるたいせつな力でもあります。
でも、問題はそれが家庭にまで影響してしまうこと。
・パートナーに対して、思わず上から目線になってしまう
・子どもに対して、完璧な対応を求めてしまう
・「わたしがやった方が早い」と全部抱え込んでしまう
そんな状態が続くと、 自然なやわらかさややさしさが見えにくくなってしまいます。
自分ばかりががんばってしまう女性に起こりやすいこと
日々の責任感の積み重ねで、
「ちゃんとしていないと愛されない」
「手を抜くと自分が許せない」
そんな思いが無意識に生まれてきます。
過剰な自己コントロールや完璧主義は、 自律神経の緊張や慢性的な疲労感の要因になるとされています。
つまり、いつも“闘争モード”でいると、 こころもからだも休まるタイミングを失ってしまうのです。
調和とは、力を抜くことから生まれる
対立よりも調和を選ぶこと。
それは相手のためでもあるけれど、 まずは自分自身のために、とてもたいせつなことです。
調和のためにできるちいさなこと:
・帰宅したらまず深呼吸をひとつ
・玄関に“闘争心”をそっと脱ぎ捨てる
・「そういう考えもあるんだね」とひとこと受け入れてみる
そんなシンプルな行動のなかに、 あなた本来のやさしさややわらかさが戻ってくるのです。
家では自分をゆるめていい
家庭は、戦う場所じゃなくて、 安心してこころをゆるめられる場所。
あなたが力を抜いたときこそ、 そこにあたたかな調和が生まれるのかもしれません。
「ちゃんとする」も素敵。
でも、「ゆるむこと」も同じくらいたいせつ。
そのバランスがとれてきたとき、 あなたの暮らしはきっともっとやさしく、 そして生きやすくなっていくはずです🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。