妊娠中に感じるお腹の張りと、仕事との折り合いのつけ方
今妊娠中期に入ったところだけど、仕事をしているとお腹が張ってきます。薬を飲めば少し楽になるから仕事もできるけど、このまま働いていても大丈夫か心配になってくる💦“お腹の張り”はどうして起こるのかな?
妊婦さんが感じるお腹の張りには、大きくなる子宮を支えるお腹の張りと、子宮自体も筋肉で出来ており、子宮の筋肉の張りがあります。妊娠の時期によっても変わるため、妊娠の時期に合わせた対処法も含めてお話します。
妊娠中に感じるお腹の張りは、多くの妊婦さんにとって心配の種です。特に働く女性にとっては、仕事とのバランスを取るのが難しい場合があります。お腹の張りが頻繁に起こると、仕事に集中できなくなり、生産性が低下することもあります。
ここでは、お腹の張りの原因と対策について、お話します。
お腹の張りの原因は?
妊娠中のお腹の張りは、まだわかっていないことも多いですが、いくつかの原因によって引き起こされます。以下に主要な原因を挙げます。
妊娠初期(0~15週)の張り
妊娠初期(0~15週)では、子宮が急激に成長することで起こる、軽い生理痛のような痛みを“お腹の張り”と感じることもあります。
これは自然な生理現象であり、胎児の成長に伴うものです(*^^*)
お仕事内容が立ちっぱなしの仕事や力を使う仕事の場合、妊娠初期で職場に妊娠を伝えることを躊躇する方もいるかなとは想いますが、上司と相談して仕事中に少し休む時間をもらうことや、仕事内容の見直しなど話し合う場ができたらいいなと感じます!
痛みが続いたり、おりものに茶色などの色が付き出血傾向が見られたり、下腹部あたりに硬いしこりがあるなど、気になることがあればすぐに産科の医師に相談した方がいいケースもあります。
妊娠中期(16~27週)の張り
安定期に入るこの時期、妊娠中の中でつわりも落ち着き比較的動きやすい時期かなと想います。
しかし、安定期に入ったからこそ、 “職場に迷惑をかけてはいけない”と、仕事を頑張りすぎてしまい、家に帰るとお腹が張って動けない…。
なんてママが多い気がします💦私もでしたが(^^;
妊娠中期にお腹が張る要因となりそうなものを以下にまとめました。
- ストレスや疲労:ストレスや疲労はお腹の張りを引き起こす要因となります。仕事のストレスや長時間のデスクワーク仕事、無理な姿勢などが影響します。
- 食事と消化: 妊娠中は消化器官が圧迫されやすく、便秘が続いていたり、食後にガスが溜まることや消化不良が原因でお腹が張ることがあります。
- 循環の低下: 長時間同じ姿勢をとっていると、血行不良を引き起こし、お腹の張りを悪化させることがあります。
妊娠後期(28週以上)の張り
妊娠後期になると、お腹も大分大きくなり、赤ちゃんの位置が重力で下がることで、体を支えるために腹部に力が入るため、お腹の張りとして感じやすい方も多いかなと想います。
お腹は大きくなりますが、軽度の運動や肩回りやお股のストレッチなどは、出産時や出産直後にとても大切なところなので、無理のない範囲で体は動かしていきたいところです(*^^*)
お腹の張りが続く場合は、重力の影響を軽減するために横になってみて様子をみますが、定期的な張りが続いていたり、出血などが見られた際はかかりつけの産科医師に相談することも必要かなと感じます。
仕事中にお腹が張った時の対処法
具体的な対策と仕事との折り合いのつけ方について考えましょう。
適度な休息を取る
妊娠中は定期的な休憩が必要です。
長時間同じ姿勢でいることを避け、30分から1時間ごとに5〜10分の休憩を取りましょう♪
軽いストレッチや歩行は血行を良くし、お腹の張りを和らげます。
職場環境の調整
可能であれば、職場の上司に早めに妊娠を報告し、こまめな休憩や重労働の回避を相談することは必要なことだと想います。
また、長時間のデスクワークであれば、足を上げるためのフットレストを設置するなど、体に優しい環境を作ることが大切です。
ストレス管理
ストレスを軽減するために、リラクゼーションを取り入れましょう♪
深呼吸や入浴、軽いストレッチなどを取り入れることで、精神的な負担を軽減できます。
また、仕事の負担を分担するなど、周囲のサポートを積極的に受け入れることも重要です。
消化吸収のしやすい食事
とろろやオクラなど、ネバネバするものを中心とした消化に良い食事を心掛け、お通じを出やすくしておくことも大切です(*^^*)
小分けにした食事を摂ることで、消化器官への負担を減らすことができます。
また、水分を十分に摂取することで、消化を促進し、お通じやお腹の張りも和らげます♪
まとめ
妊娠中のお腹の張りは、多くの働く女性にとって避けられない現象ですが、適切な対策を講じることで症状を軽減することができます(*^^*)
適度な休憩、職場環境の調整、ストレス管理、消化吸収のよい食事などを心掛けることで、仕事との折り合いをつけながらママと赤ちゃんの健康を維持しましょう♪
大切なのは、自分の体の声を聞き、無理をしないことです。
産後も含めた健康な生活のために、今からできることを少しずつ取り入れていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。