慢性的な痛みは脳が覚えている?痛みとこころの関係・改善のヒント/石狩市

mumiota

慢性的な痛みは「脳」が覚えている?

 長く続く痛みやからだの不調。
その痛みが、気持ちまで落ち込ませてしまうことはありませんか?

「ずっと痛い」
「何をするにも不安になる」

 そんな状態が続くと、日常のなかですこしずつ自信を失ってしまうこともありますよね。

痛みの原因はひとつではありません

 私自身、20年以上前に膝の手術を経験しています。
そして35歳を過ぎた頃から、膝の痛みを感じるようになりました。

考えられる要因はひとつではありません。

  • 関節の変化
  • 筋力の低下
  • かばう動きによるバランスの崩れ
  • 出産によるからだの変化

 このように、からだのなかではさまざまな変化が積み重なっています。

慢性的な痛みと「脳」の関係

 ここでたいせつなのが、「脳の働き」です。

 痛みを長く感じ続けていると、脳はその状態を“当たり前”だと認識してしまいます。

 すると、本来はそこまで強くない刺激でも、「痛い」と感じやすくなってしまうことがあります。

「できない理由」が増えてしまうとき

 痛みがあると、こんなふうに考えてしまうことはありませんか?

  • 膝が痛いから歩けない
  • 膝が痛いから出かけられない

 こうした思いが増えていくと、自然とからだを動かす機会が減ってしまいます。

痛みの負のループとは

 慢性的な痛みには、こんな流れがあります。

  • 痛みを感じる
  • 動くことが減る
  • 筋力や体力が落ちる
  • さらに痛みが出やすくなる
  • 気持ちも落ち込む

 この繰り返しが、「痛みの悪循環」です。

たいせつなのは「痛くない瞬間」に気づくこと

 ここでひとつ、たいせつにしてほしい視点があります。

 それは、「痛みがあってもできることに目を向けること」です。

  • これはできる
  • この動きは大丈夫
  • この時間は楽だった

 こうしたちいさな気づきを重ねることで、脳は「動ける」という情報を受け取るようになります。

からだとこころ、両方から整えていく

 慢性的な痛みには、

  • からだへのアプローチ(筋力・動き)
  • こころへのアプローチ(安心・認知)

 この両方がとてもたいせつです。

血流とホルモンの関係

 からだをすこし動かすことで血流が良くなり、痛みの緩和にもつながります。

 さらに、日中に体を動かすことで「幸福ホルモン」が分泌され、それが夜には「睡眠ホルモン」に変わります。

 痛みが続くと眠ることが怖くなってしまう方も多いですが、実は“動くこと”が睡眠の質にも関係しているのです。

「痛いけど動ける」という感覚を育てる

 たいせつなのは、

「痛みをゼロにしてから動く」のではなく
「痛みがあっても動ける範囲を見つけること」

です。

 その一歩が、負のループから抜け出すきっかけになります。

一緒に整えていきませんか

 長年続く痛みには、からだだけでなくこころのケアも必要です。

 そして、ひとりで頑張ろうとしなくて大丈夫です。

 まずは小さな一歩から。
「できること」に目を向けながら、すこしずつ整えていきましょう。

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
mumi
理学療法士
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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