まわりの気分に左右されてしまうあなたへ ― 自分の軸を取り戻すこころとからだの整え方/石狩

「まわりの気分に左右されてしまう…」それは、あなたのやさしさの証
職場やママ友との会話、家のなかの空気。
まわりが明るいと自分も元気になれて、落ち込んでいる人がいると、自分までしんどくなってしまう。
そんな自分を「弱いな」「もっと強くならなきゃ」と責めていませんか?
でもね、それは“心の弱さ”ではなく、“感受性の豊かさ”なんです🌸
共感力が高い人は、人の表情や声のトーン、空気の変化に脳が敏感に反応することが分かっています。
だから、自然と相手の気持ちを受け取りすぎて、こころが疲れてしまうんです。
「わたしはわたし、あなたはあなた」感情の線引きをすることの大切さ
他人の感情に巻き込まれやすいひとは、「感情の境界線」があいまいになりやすい傾向があります。
これは、「共感疲労」とも呼ばれ、医療や教育、子育てなど“人のためにがんばるひと”に多く見られます。
こどもの気分や家族の雰囲気に自分の感情が左右されてしまうと、無意識のうちに自分を後回しにしてしまい、こころのバランスが崩れやすくなるんです。
そんなときは、「わたしはわたし、あなたはあなた」と、こころのなかでそっとつぶやいてみてください。
たとえこどもが怒っていても、悲しんでいても、「あなたは今そう感じているのね」と、静かに見守る。
それが、相手の感情に飲み込まれずに寄り添う第一歩です🌱
呼吸で“自分の軸”に戻る
自分軸を整えるいちばん簡単な方法は、「呼吸を感じる」こと。
ひとは緊張しているとき、呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は、自律神経を乱し、こころが焦りやすくなる原因にも。
深く吐いて、ゆっくり吸う。
たったそれだけで、からだは“安心していいよ”というサインを受け取り、自然とこころが落ち着いていきます🫧
1日1分でもいい。
お茶を飲む時間に、空を見上げながら深呼吸をするだけでも、自分の軸がすこしずつ戻ってきます🌤️
自分の軸を育てることは、家族を守ること
まわりの気分に左右されず、自分のこころを整えること。
それは“わがまま”ではなく、あなたと家族を守る“やさしさ”なんです🌿
あなたが安心して息を吐けると、その呼吸はちゃんと子どもにも伝わります。
焦らなくて大丈夫。
すこしずつ「自分の軸」を育てながら、あなたらしいペースでこころを整えていこうね🕊️
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。