女性の心と体に休息が必要な理由:休むことで動ける体に
女性の多くは、がんばりすぎて動いてしまう方が多いなと感じます。体も頭もスイッチオンのまま寝ても、ゆっくりと休めないことがあります💦まずは、しっかりと体と心を休めて充電を貯めることで、心に余裕を持ったままうごけるようになります♪
日々、仕事や家事、育児に追われ、いつもがんばりすぎているあなたへ。
今日は、東洋医学の「陰陽五行」の考え方をもとに、「休むことの大切さ」と、休むことで心も体も軽く動けるようになる方法をお伝えします。
陰と陽のバランスとは?
東洋医学では、私たちの体と心は「陰」と「陽」という2つのエネルギーでバランスをとっています。
陰=休むエネルギー
- 体や心を落ち着ける、栄養を蓄える、冷静になる働き。
- 睡眠やリラックスが含まれます。
- 例:夜にぐっすり眠り、静かな時間を過ごす。
陽=動くエネルギー
- 活動する、動く、外に向かうエネルギー。
- 仕事や運動、人との交流が含まれます。
- 例:仕事でがんばる、家事を進める、運動する。
「がんばりすぎ」が陰を消費させる理由
日々がんばりすぎて動き続けると、どうしても「陽=動くエネルギー」が優先されて、「陰=休むエネルギー」が足りなくなってしまいます。
- 体のサイン:疲れが取れない、寝てもスッキリしない、肌荒れや冷えを感じる。
- 心のサイン:イライラしやすい、集中力が続かない、気持ちが落ちやすい。
これは、「陰」が不足しており、体や心のエネルギーを補充でき消えている状態です。
陰主陽従:休むことで体が動くようになる
東洋医学には「陰主陽従(いんしゅようじゅう)」という考え方があります。これは、「動くためには、まず休むことが必要」という意味です。
例、携帯やパソコンも充電が切れたでは動かないように、私たちの体も休むことでエネルギーを蓄え、フル充電のスマホのように一日元気に動けるようになるのです。
「休む」を取り入れる3つの方法
1. 1日10分の「何も考えない時間」を持つ
- 朝や夜、スマホやテレビを消して、ただ静かに過ごしましょう。
- ゆっくり呼吸をして、自分の体と心の声に耳を傾けるだけでOKです。
2.温めるケアで陰を養う
- 陰は冷えに弱い性質があります。
手足が冷える人は、温かいお茶(生姜湯やほうじ茶)を飲みながら、湯たんぽで骨盤の後ろ側や足首を温めるのがおすすめです。
3. 陰の気を高めるストレッチ
以下のストレッチで体をリラックスさせ、陰のエネルギーを高めましょう。
陰の気を高めるストレッチ
①背中を丸めて、腎(じん)を養うストレッチ
- 足をかかえ、背中を丸くします。
- 横向きでも、上向きでも、下向きでも、小さく赤ちゃんのようにまるくなることでOK。
- そのまま、ゆっくりと呼吸します。
→ポイント:赤ちゃんのポーズは、陰の気を蓄えるのに効果的です。
②耳を温める
- 掌を、おにぎりを握る時のようにふわっと合わせます。
- 掌の中に温かさを感じたら、そっと耳に当てます。
- 耳がじんわり温かくなるのを待ちます。
→ポイント:耳は腎に形が似ていることから、腎の気を蓄えるのに効果的です。
③足の小指をゆっくり時間をかけて触る
- 足の小指を優しくつまみます。
- ゆっくりと30秒かけながら優しくつまみ、30秒かけながらつまみを離します。
- 左右ともに同じようにやります。
→ポイント:足の小指は、腎の気が通る道なので、ここを優しく触れることで腎の気が高まります。
休むことは、がんばることの土台になる
女性の体と心は、陰のエネルギーをたっぷりと蓄えることで初めて、元気に動けるようになります。
がんばる日々の中で「しっかりと休む」を意識して、陰と陽のバランスを整えてみましょうしょう。
明日から、少し肩の力を使って「休む」時間を大切にしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます(*^-^*)