余暇とは“休むこと”ではなく“自分に戻る時間”/石狩

「休む時間=レジャー」だと思っていませんか?
「レジャー」と聞くと、
旅行、娯楽、特別なお出かけ…そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、心理学や社会学の研究では、レジャーは“仕事の余り時間”ではないと考えられています。
レジャーとは、
「誰かのため」でも
「やらなければならないこと」でもない、自分の意思で使える自由な時間のこと。
だから本来は、がんばったご褒美でも、疲れを取るための義務でもないんです。
がんばりすぎる女性ほど「自由時間」を持ちにくい理由
仕事、家事、育児。
気づけば一日中、誰かのために動いている。
そんな毎日を送っていると、
「自分の時間を取ること」に罪悪感を感じてしまう女性はとても多いです。
研究でも、現代社会では余暇が
「労働効率を上げるための回復時間」
として扱われがちだと指摘されています。
でもそれは、“やすんでもいい理由”を探し続ける生き方になってしまう。
本当は、理由なんてなくていいんですよね。
レジャーとは「お金を使うこと」じゃなくていい
戦後日本では、レジャー=消費というイメージが強くなりました。
でも本来のレジャーは、
・静かにお茶を飲む
・好きな音楽を聴く
・何も考えずぼーっとする
・好きなことに没頭する
そんな日常のなかの“自分に戻る時間”でもいい。
たいせつなのは、
「何をしたか」より
「どんな気持ちで過ごせたか」。
自由時間の質が、人生の心地よさを決めていく
研究では、自由時間をどう使うかが、生活の満足度や幸福感に大きく関わることが示されています。
忙しさはすぐには変えられなくても、
「自分の時間をどう扱うか」は、すこしずつ変えられる。
・ゆっくりやすめた
・自分の感覚に戻れた
・無理をしていない
そんな感覚が積み重なると、人生はゆっくりと、やさしい方向に整っていきます。
さいごに
レジャーは、「ちゃんとできたひとだけが持てる時間」じゃありません。
むしろ、がんばりすぎているときほど、自分に戻る時間が必要なのかもしれない。
何もしない時間も、ちいさな楽しみも、それはすべて、あなたの人生に必要な時間。
どうか、
「自分の時間を持つこと」を後回しにしないでくださいね。
あなたが心地よくいられる時間は、人生を楽しむための、たいせつな土台だから🕊️
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

