変わりたいのに元に戻ってしまう理由|がんばりすぎる女性の心と体が自然に整っていくヒント/石狩

mumiota

なぜ人は「元に戻ってしまう」のか?|心と体の自然な反応

 からだもこころも、ひとは気づかないうちに「元に戻ろう」とします。
 それは、慣れている状態のほうが楽で、安心できるから🌿

 心理学や神経科学の分野でも、ひとの脳やからだは「省エネルギーでいられる状態」を選びやすいことがわかっています。

 新しい考え方や姿勢、行動は、たとえ良い変化であっても、最初はエネルギーを使うもの。

 だから、変わりたいと思って行動を始めても、気づけばまた同じ思考や、いつもの姿勢、いつものちからの入れ方に戻ってしまうのは、とても自然なことなんです。

「またできなかった…」と責めてしまうあなたへ

 元に戻ってしまったとき、
「またできなかった…」
「やっぱり私は変われない」
 そんなふうに自分を責めてしまうこと、ありませんか?

 でもね、その必要はないんです🌱

 戻ってしまうことと、進んでいないことは、イコールじゃない。

変化のカギは「気づけたこと」そのもの

 ほんとうにたいせつなのは、自分の思考の癖や、からだの使い方の癖に「気づけたこと」

「あ、いま肩にちからが入っているな」
「また自分に厳しい言葉をかけているな」

 この“気づき”が起きた瞬間、あなたのこころとからだは、もう以前と同じではありません。

 研究でも、気づき(自己認知)が起こるだけで、行動や感情はすこしずつ変化することが示されています。

 ほんの一瞬の意識でも、それは確実に「違う一歩」なんです🌱

癖が長いほど、変化に時間がかかるのは自然なこと

 思考やからだの癖は、長い年月をかけて身についたもの。

 癖の年月が長ければ長いほど、変化に時間がかかるのは当たり前です。

 それだけ、あなたはその癖で必死に生きてきた、ということだから。

 すぐに変われなくても、それは「何も進んでいない」という意味ではありません。

ちいさな変化が、心地いい時間をつくっていく

 変化はとてもちいさくて、最初は感じられないことも多い🌿

でも、
・前よりすこし呼吸が深くなった
・前ほど自分を責めなくなった

そんな変化は、ちゃんと積み重なっています🕊️

 その小さな積み重ねが、気づいたら「心地いいな」と感じる時間を、すこしずつ増やしてくれる。

あなたはあなたのペースで整っていけばいい

焦らなくていい。
誰かと比べなくていい。

 戻りながら、揺れながら、それでも、ひとはすこしずつ進んでいます🌱

 あなたは、あなたのペースで整っていけばいい。

 その歩みは、とてもやさしくて、ちゃんと意味のあるものだから🌿

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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