自分の気持ちがわからなくなるときに。 こころの声をやさしく聞き取るための「感情の整え方」/石狩

自分の気持ちがわからないのは、あなたが弱いからじゃない
とつぜん不安になったり、理由もなく焦りだしたり、気づいたらイライラしている——。
女性はホルモンや生活環境の変化、家事育児の多重負担によって、感情をキャッチしにくくなる時期があります。
こうした状態を 「情動の気づきが弱まる時期」 と呼ぶこともあります。
でも、その“ざわざわ”に 気づけた ということは、あなたが、こころの声にそっと耳を傾けはじめた証拠なんです🌿。
感情は“理由なく湧く”のではなく、脳が SOS を出しているサイン
焦りや不安、イライラは、実は脳の自然な反応。
【感情は「必要だから生まれる反応」】と考えられているんだよね。
だから、「なんでこんな気持ちになるの?」よりも
「どんな声を届けようとしているの?」と聞いてあげる方が、ずっとやさしい。
質問するだけで脳は答えを探し始める
脳科学の研究では、問いかけられた脳は自動的に“答え探しモード”に入ると言われています。
だから、
・何に不安を感じてる?
・何が私を焦らせてる?
・どんな瞬間にイライラする?
と ただ質問するだけでOK。
すぐ答えが出なくても、日中のどこかで
「ああ、これだったんだ」
と気づくことがあるんだよね🌱
感情は「書く」と整理されやすい
殴り書きでいいから、思いつくままに感情を書き出すと、
・心の整理が進む
・感情の正体に気づく
・ネガティブが軽くなる
などの効果が期待できます。
書くなら“朝”がおすすめな理由
夜は脳がネガティブに傾きやすいため、自分を責める方向に考えが偏りやすい。
一方で朝は思考がクリアで、ポジティブな判断がしやすいと言われています。
だから書くなら、朝の柔らかい光の中で。
書いた言葉に
「そうだったんだね」
と寄り添ってあげるだけで、こころはすこし軽くなる🕊️
自分の気持ちに気づけるようになると、生きやすさが戻ってくる
自分の感情に気づいて、やさしく名前をつけてあげること。
それだけで、こころの霧がすこし晴れていきます。
がんばりすぎてしまうあなたが、あなた自身のいちばんの味方でいられますように🌼
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

