手作りじゃなくてもいい日があっていい。からだの健康と“こころの栄養”を整えるごはんの選び方/石狩

手作りじゃなくても大丈夫。からだの健康と“こころの栄養”のバランスとは
子育てをしていると
「手作りが一番いいよね」
「できるだけ添加物をさけたい」
そんな考えが、いつのまにか“当たり前の基準”みたいに胸のなかに根づいてしまうことってあるよね。
もちろん、からだの健康をおもう気持ちはとっても素敵なこと。
でも一方で、毎日の家事・育児・仕事…その全部をしながら“全部手作り”は、こころもからだも追いつかなくなることもある。
特に、疲れている日や気持ちに余裕がない日ほど
「今日くらい買って済ませたい…」
そう思うのは、自然なことなのに、
“でもお金かかるし…”
“市販のものをこどもに食べさせていいのかな…”
そんなふうに、自分を責める方向に向かってしまうこともあるよね。
でもね、それってあなたが“こどものことをたいせつに思っている証拠”なんだよね🌱
買うごはんも愛情。こころのゆとりが「家族の安心」をつくる理由
栄養学でも、言われていることだけど、親の精神的な安定は、こどもの安心につながる、とてもたいせつな要素。
つまり——
「からだの健康」だけじゃなく、「こころの栄養」も家族には必要なんだよね。
疲れた日に無理して手作りしようとして、いらいらしたり、ため息が増えたり、こころがすり減ったりするくらいなら…
“今日は買う日”という選択のほうが、家族にとってはプラスになることもある。
研究では、
・親のストレスが家庭の空気に影響する
・親のこころにゆとりがあると、こどもの情緒も安定しやすい
ことが示されていると言われているよ。
つまり、買うごはん=手抜きではなく、「こころのゆとりをつくる、たいせつな選択」でもあるんだよね。
“つくらない日”に生まれる、家族の時間という価値
ごはんをつくらないだけで…
・後片付けがすくない
・座る時間がうまれる
・こどもの話をゆっくり聞ける
・自分の気持ちを整える余白ができる
こんなふうに、ちいさなゆとりがいくつもうまれる。
そしてその余白が家族の笑顔につながる。
それって、どんな栄養よりもあたたかい“こころのごはん”なんだよね🌿
完璧じゃなくていい。あなたが笑っていることが、いちばんの健康
がんばりすぎるあなたほど、ときどき“やすむ選択”をしてほしい。
手作りの日があってもいいし、買う日があってもいい。
たいせつなのは、あなたのこころが軽くなること。
あなたが笑っていられること。
その笑顔こそ、こどもにとっていちばんの“栄養”だから🕊️
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

