こどもの特性に気づくと、子育てが少しだけ楽になる。親子の心がふっとゆるむ向き合い方/石狩

こどもはひとりひとり違う。気質も性格も、その子だけのもの
こどもって、ほんとにひとりひとり違うよね。
同じ家で育てているのに、反応も、考えていることも、驚くほどちがう。
「どうして伝わらないんだろう?」
「なんでこの子はこうなんだろう?」
そんなふうに感じるのは、あなたの育て方なわけじゃなくて、ただ“その子の特性”が違うだけなのかもしれない。
生まれつきの特性はこどもごとに異なり、反応や行動に大きく影響するといわれている🌿
つい叱ってしまうのは、親の“基準”があるから
「これはこうあるべき」
「こうするのが普通」
おとなにとっての“当たり前”も、こどもにとっては全く別の世界が見えていることがある。
とっさに叱ってしまうときって、自分の基準で判断してしまいがちなんだよね。
でもたいせつなのは、“その子はどう感じたのか”に目を向けてみること。
だからこそ、深呼吸して自分のこころを整えてから、まずはやさしく「どうしたの?」と聞いてみる🌱
対話は、自分の気持ちを言葉にする“練習”になる
「どうして悲しかった?」
「なにがいやだった?」
ていねいに聞かれることで、こどもはすこしずつ“自分の気持ちをことばにするちから”を育てていく。
感情を言葉にする経験は、自己肯定感や情緒の安定を育むとされている、とてもたいせつな過程なんだよね。
叱って終わりにしてしまうと、こどものこころのなかに、飲みこまれたままの気持ちが残ってしまうこともある。
親子だけど、まったく別のひと。
こどもと向き合うとき、いちばんたいせつなのは、まず親であるあなたのこころが落ち着いていること。
親が落ち着いていると、それだけでこどものこころもすこしずつほぐれていく。
もし感情がコントロールできないときは、疲れているサインなのかもしれない。
そんなときは、まず自分のこころとからだを休めていい。
やすむ時間は、必要なメンテナンスだよね🌿
あなたが整ってから伝えることばは、きっとこどものこころにまっすぐ届くから🕊️
完璧じゃなくていい。親子でゆっくり育っていく
親も子も、日々変わっていく。
できるときに、できる分だけ、やさしく向き合えばそれでいい。
すこしずつ、あなたとこどものこころが、やわらかく寄り添っていけますように🌼
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

