「なんでイライラするの?」自分と似たこどもに感じるモヤモヤの正体と、心が軽くなる向き合い方/石狩

「なんでこの子、こんなことで怒らせるの?」
そんなふうに、ふと自分のこどもにいらいらしてしまうことって、誰にでもあるよね🌿
でもね、実はそのいらいらの根っこには、こどもの行動が“過去の自分”を刺激していることが多いんです。
いらいらの原因は、「過去の自分」が反応しているから
たとえば、
「家の中で走っちゃダメ」
「ごはん中に笑っちゃ行儀が悪い」
「静かにしなさい」
そんな言葉を、こどものころにたくさん言われてきた経験はありませんか?
ほんとは、笑いたかったし、話したかったし、自由に動きたかった。
でも、「いい子でいなきゃ」と我慢してきた——。
だから、自分のこどもが同じようにふざけているのを見ると、昔の“我慢してきた自分”が顔を出してしまうんです。
これを「インナーチャイルド(内なる子ども)」の反応と言うそう。
過去のこころの痛みが癒えていないと、似たような状況で無意識に反応してしまうんですね。
あなたが「悪い母親」だからじゃない
いらいらした瞬間、
「私ってダメな母親だな」
「怒りたくないのに、止められない」
そう感じることがあるかもしれません。
でも、それは“母親としての失敗”ではなく、「昔のあなたが、まだ悲しみを抱えている」というサインなのかもしれない🌱
こどもが笑ってふざけている姿を見たとき、
「ほんとはわたしも、こうやって笑いたかったんだよな」
「自由でいたかったな」
そうやって“あの頃の自分”を思い出して、こころのなかでやさしく抱きしめてあげる。
それだけで、こどもへのいらいらがすこしずつやわらいでいくことがあります。
「こうあるべき」を、あなたの代で終わりにしていい
親から受け継いできた
「ちゃんとしなさい」
「静かにしなさい」
「いい子でいなさい」
その“こうあるべき”は、あなたで終わりにしていいんです。
これからは、笑いながら食卓を囲んで、話したいことを話して、楽しく過ごせばいい。
それが、あなたがほんとうに望んでいた“しあわせな形”🌼
完璧じゃなくていい。
すこし散らかっていても、笑顔がある食卓のほうが、ずっと豊かだから。
いらいらは、あなたが癒えるサイン
こどもへのいらいらは、「あなたが悪いから」ではなく、「あなたの中の小さな自分が、まだ癒されていないから」なのかもしれない。
だから、いらいらしたときは、自分を責めるのではなく、
「わたしもよくがんばってきたね」と、やさしく声をかけてあげてください🕊️
こどもと笑い合える時間が、あなたと過去の自分を同時に癒していく——
その穏やかな循環が、きっとあなたの家庭をやさしく包んでいきます🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

