がんばりすぎて疲れてしまうあなたへ。呼吸で「こころとからだ」を整えるやさしい習慣/石狩


「やらなきゃ」が止まらないときに起こること
気づけば、頭のなかは“やらなきゃ”でいっぱい。
考えることも、やることも多くて、いつのまにか 「自分が疲れていること」にも気づけない。
そんな状態が続くと、脳やからだは常に“戦闘モード”になります。
これは「交感神経(こうかんしんけい)」が優位になっているサイン。
生理学的にも、交感神経が働きすぎると、呼吸が浅くなり、血流が悪くなり、集中力の低下・いらいら・睡眠の質の低下につながります。
ひとの気持ちを感じ取れる人ほど、自分を後回しにしてしまう
特に「人の気持ちに敏感なひと」は、まわりの空気を読むことが得意だからこそ、自分のこころの声を置き去りにしてしまうことがあります。
“自分はまだ大丈夫”
そうおもって動き続けていると、知らないうちに こころのエネルギーが底をついてしまうんです。
疲れのサインを見逃さないで
・なんだか集中できない
・涙もろくなる
・すぐいらいらする
・人と話すのがしんどい
これらは、「やすんでね」っていうからだからのメッセージ。
がんばりすぎているサインなんです。
まずは「呼吸」で整えてみよう
“呼吸”は、自律神経を整えるいちばんやさしい方法。
深く“吐いて”、ゆっくり“吸う”。
これを数回くり返すだけで、副交感神経(リラックスをつかさどる神経)が働き、心拍や血圧が落ち着き、からだが“安心モード”に切り替わります。
これは医学的にも証明されていて、深呼吸はストレスホルモンの分泌を減らし、リラックス状態をつくるといわれています。
「やすむ」ことは、立ち止まることじゃない
「やすむ」と聞くと、“怠ける”ような気がしてしまうかもしれません。
でも本当は、“自分を整える時間”なんです。
呼吸を整える、あたたかいお茶を飲む、空を見上げる、好きな香りをかぐ。
たった数分でも、こころとからだに“余白”ができるだけで、あなたのなかのエネルギーはすこしずつ満ちていきます。
あなたが整うと、家族にも“安心”が伝わる
あなたが深呼吸できるようになると、その呼吸のリズムは、こどもや家族にも伝わります。
“整えること”は、自分をたいせつにすることでもあり、まわりに安心を届けることでもあるんです。
焦らなくて大丈夫。
がんばりすぎなくても大丈夫。
今日も、まずはひと呼吸。
あなたが“自分を整える時間”を持てますように🌿
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。