がんばりすぎて笑えないあなたへ|「笑い」が心と体をそっと整えてくれる理由/石狩

がんばりすぎて、最近笑えていますか?
毎日やることに追われて、気づけば一日が終わっている。
「ちゃんとしなきゃ」
「がんばらなきゃ」
そんな気持ちが先に立って、最後にいつ笑ったのか思い出せない…
そんな日も、きっとあるよね。
でもね、笑うことって、思っている以上に、こころとからだを守ってくれるちからがあるんです🌿
【研究でわかってきた】笑いと健康の深い関係
「笑いは健康にいい」
なんとなく聞いたことはあるけれど、近年の研究では、もっと具体的なことがわかってきています。
✔ 笑う頻度が少ないひとほど
・こころの不調(不安・落ち込み)
・身体の病気
・将来の要介護リスク
が高くなりやすい。
一方で、日常的に笑っているひとは
・ストレスホルモンが下がりやすい
・自律神経が整いやすい
・気持ちの回復力が高い
という結果が示されています。
つまり、笑いは「こころの栄養」だけじゃなく、「からだの回復スイッチ」でもあるんですね。
笑えなくても大丈夫|無理に楽しまなくていい理由
ここで、ひとつ安心してほしいことがあります。
それは、「こころから楽しく笑えなくても、効果はある」ということ。
研究では、
・作り笑い
・声を出して笑う動作
・ひとの笑い声を聞く
それだけでも、脳や自律神経は「安心」として反応すると言われています。
がんばりすぎているときほど、
「楽しまなきゃ」
「元気にしなきゃ」
って、自分を追い込んでしまうけれど…
笑いは、がんばって生み出すものじゃなくて、ゆるんだときに、そっと生まれるものなんです🌱
笑えないあなたは、弱いわけじゃない
もし今、
・笑えない
・楽しいと感じられない
・気持ちが固まっている
そんな状態だとしたら、それはあなたが弱いからじゃない。
それだけ、これまでたくさんがんばってきた証拠。
疲れたこころは、まず「やすむこと」を必要とします。
だから最初は、笑うことよりも
✔ 誰かと話す
✔ 同じ空間にいる
✔ ひとりで静かに過ごす
それだけでも十分なんです🌿
ちいさな「ゆるみ」が、こころとからだを守ってくれる
口角を、ほんの少し上げてみる。
深呼吸しながら、ため息をつく。
誰かの笑顔を、ただ眺めてみる。
それだけで、あなたのからだは「もう大丈夫だよ」って、すこしずつちからを抜いていきます。
笑いは、特別な才能でも、努力でもなくて、回復していく途中に、自然と戻ってくるもの。
がんばりすぎているあなたへ
ちゃんとできなくてもいい。
笑えない日があってもいい。
今日、ほんの一瞬でも「ふっ」とちからが抜けたなら、それは立派なセルフケア🌱
あなたのこころとからだは、ちゃんと、あなたを守ろうとしている。
だから、がんばりすぎないでね。
あなたのペースで、ゆっくりゆるんでいこう🕊️
さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

