mumiのつぶやき

社会脳とは?こどもの脳は人との関わりで育つ|がんばりすぎない子育てと心の発達/石狩

mumiota

社会脳とは?―こどもの成長を支える「ひととのつながりの脳」

「ちゃんと育てられているのかな」
「この関わり方で合っているんだろうか」

 こどもと向き合う日々のなかで、ふと、そんな不安がよぎることはありませんか?

 でもね、こどもの成長は、何かが“できるようになること”だけじゃないんです🌿

 ひとと関わることで育つ脳、社会脳(しゃかいのう)が、こころと行動の土台をつくっています。

社会脳とは「ひとと生きるための脳」

 社会脳とは、ひとと関わるために使われる脳のはたらきのこと。

たとえば、

  • 相手の気持ちを感じ取る
  • 表情や声の変化に気づく
  • 自分の感情を調整する
  • 信頼関係を築く

 こうしたちからは、生まれつき完成しているものではありません。

 ひととのやりとりの積み重ねのなかで、すこしずつ育っていくものだと考えられています。

こどもの脳は「安心できる関係性」で発達する

こどもの脳、とくに社会脳は、

  • 抱っこされる
  • 声をかけられる
  • 目を見て話してもらう
  • 気持ちを受け止めてもらう

 そんな安心できる相互作用のなかで発達していきます。

「ちゃんと教えなきゃ」
「間違えさせないようにしなきゃ」

 そうおもうほど、がんばってしまうけれど、実はそれ以上にたいせつなのは、安心できる関係性なんだよね🌱

成長の発達は「がんばれること」だけじゃない

成長というと、

  • 我慢できる
  • しっかり話せる
  • ルールを守れる

 そんな“目に見える成長”に目が向きがち。

でも、社会脳の発達では、

  • 不安なときに落ち着ける
  • 助けを求められる
  • 自分の気持ちに気づける

 こうした内側の成長も、とてもたいせつにされています。

安心感があると、脳は育ちやすくなる

 脳は、安心しているときにこそ、成長のスイッチが入ると言われています。

逆に、

  • 否定され続ける
  • 比べられる
  • 我慢ばかり求められる

 そんな環境では、脳は「守ること」に精一杯になってしまう。

 安心できるおとなの存在は、こどもの社会脳にとって、こころの栄養のようなものなのかもしれません🌿

がんばりすぎなくても、ちゃんと育っている

完璧な関わりは、必要ありません。

 疲れている日も、うまくできない日も、あっていい。

たいせつなのは、

  • 気持ちに気づこうとすること
  • 失敗しても、関係を修復すること
  • 「あなたはたいせつだよ」と伝え続けること

 その積み重ねが、こどもの社会脳と、こころの土台を育てていきます。

社会脳は「ひととひとのあいだ」で育つ

  • 社会脳は、ひとと関わるための脳
  • こどもの脳は、安心できる関係性のなかで発達する
  • 成長とは、できることが増えるだけではない
  • がんばりすぎなくても、愛情はちゃんと伝わっている

 こどもを育てる時間は、同時に、おとなのこころも整えてくれる時間なのかもしれません🕊️

 どうか今日も、
「わたし、よくやってる」って、
 そっと自分に声をかけてあげてくださいね🌱

 さいごまでお読みいただき、ありがとうございます。

ABOUT ME
mumi
“なんでも自分でやらなきゃ!”と無理に笑って、がんばりすぎて、きづけばこころもからだも限界に…。ささいなことにも、すぐいらいらしてしまっていた。“ほんとは笑顔でこどもたちと過ごしたい”。その想いから、無理する自分をすこしづつ解放し、楽に、心地よく、自分らしく生きることをたいせつにしてきた。こころとからだの土台を整えて、こころからのやさしい笑顔でいられる自分になる。自分を好きになるために、こころとからだの声に耳を傾け、心地いい自分でいられるためにたいせつな想いをブログに紡いでいく。
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